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カテゴリ:息子こっこくんのこと
息子が「こぎつねヘレン」を見に行きたいと言うので、見に行きました。
映画は3回目の息子。怖いと泣くけど、まあ我慢できるし大丈夫かなと思っていました。 でも、息子は初めから泣く、泣く。 「ヘレンが殺されちゃったらどうしよう。殺されちゃうかもしれない」 「太一がおうちにもどれないよー」 「涙がでてくるんだもん」 と言って泣くのです。 ママと太一の場面でも泣くし。 泣く場面じゃないんですけど・・・。 必死で声を出さないように泣いていても、やっぱりうるさい。 というか、声自体は息子も今思うと小さな声で頑張って話していたと思うが、その言動が私には受容できなかった・・・・) しかも、私が「もう帰る?出る?」と言っても「やだ。見たい」なんだもん。 困りました。 周囲が子どもばっかりでざわざわしていて助かった~。 (子ども会か何かの団体がいたけど、飽きて、おしゃべりしてるコもいっぱいいた) 同時に私はイライラ。 なんで??というところで泣く息子。 もうね、ああ、息子はやっぱり普通じゃないんだ・・・と 思い知らされると(不快に思われた方ごめんなさい。そのときの私の正直な気持ちをそのまま書きます) 本当にイライラするんです。 どうしようもなく。 受け入れよう、理解しようと頭の中ではよーーーーーーく分かっているのに 実際普通とはちょっと違うところが強くあらわれる場面をみると 私自身がパニックになるんです。 ヘレンの心配をするのは、まあ、分かる。 そういう言葉もあったし、主人公だってそういう心配していたんだから。 でも、太一がおうちに戻れない、戻っていない、どうしようなんてどうして思うんだろう?? あの映画を見た人の中でそんなこと考えた人はいないでしょう。 想像するに、息子の頭の中ではおうちは子どもと両親がいる場所、なのに 映画の中ではそうじゃないから ママと離れているから とてつもなく不安になったのだと思います。 今冷静に考えると息子の心の中がわかります。 夜になって一人になるとなんて不思議なんだろう 優しい言葉がいくつもいくつも浮かんできます こっこは、太一がおうちにもどれなくて、ママがいなくてかわいそうだから 泣いたんだね ヘレンも殺されたらどうしよう、かわいそうだよって思って泣いたんだね こっこはとっても優しい子だね でも、映画館では声は出さないように泣こうね みんながいるからね。 ああ、こう言えたらどんなによかったか。 そしたら息子は 自分は(事実はどうあれ)優しい子なんだと自信をもつことができて おまけにみんなに迷惑をかけちゃいけないと思えたはずです。 (息子は褒め言葉にむちゃくちゃ反応します。自分の評価を気にします。) 実際の私は息子を叱りとばしました。 自分のイライラをぶつけました。 「なんであんなに泣くの」とといつめました。 そのあともイライラがつづき 「どうして息子はみんなと同じじゃないの??」 という気持ちでいっぱいになり 息子の言動一つ一つ小さなことでも怒ってばかりでした。 しかも生意気な口答えをしたときに、久しぶりにたたいてしまいました。 とどめは 旦那が言った「泣くなんてこっこはかわいいな」という一言に 息子が 「え、泣いてもかわいいの??」って言ったこと。 どれほど私が悪影響をおよぼしているのか 息子の人一倍大事にしなくてはならないはずの自己肯定感をめちゃくちゃにしているのか。 息子は私が怒り過ぎると 「ママ、ごめんね。今度はいいこになる。」と言います これって要するにママに気に入られるいい子になるということ。 私の顔色をうかがっているんです。 違うんだよ そのままでもいい子なのに ママが悪いんだよ。 最悪です・・・・ 今日の私を消し去りたい。もうやだ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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