ここからが　のんのん一家の凄いところ！

車で数分の所にある　神倉山に登る！

これが　今回の旅行の　第二目標です！

神倉神社　それは　小高い岩山で

５３８段の　険しい階段の上にそびえ立つお社。

是非　そこに登ってみたいとクマさんが宣う。

はい　のんのんは　膝の故障を抱えています。

数年前に　左膝　前十字靱帯損傷ってやつ。

時折痛んだりします。

でも　それが何か？

登りますとも！　そのための一脚！

そのためのサポーター！

「せっかく来たのに　勿体ない」精神に　

迷いはありません！

駐車場に車を停め　いざ　神倉神社。

手を洗い　口をすすぎ。。。

見たら。。。。(*-゛-)ウーン・・　コレは　大丈夫か。

切り立つような　階段。　それも　整備された階段ではなく

自然石を組み合わせた　いかにも　修行！ってかんじの

岩の階段です。　急だし　一段の高さが　高いし　

コレは　かっなり　大変。

のんのんは　一脚　クマさんは　備え付け（笑）の杖を一本

お借りして　さあ　登山です。

もう　五十段も上ると　膝ががくがく言い始め

大丈夫？　という　クマさんは　かなり先に　登っています。

大丈夫じゃないけど　しゃーないでしょ。

ゆっくりゆっくり　ソロソロと　杖をつきつつ　登ります。

一段一段　数を数えながら

なるべく低い所を探して　膝に無理を掛けないように。

第一段落で　空き地があるところで　

クマさんが待っていました。

本当に　ここでリタイヤしようかと　真剣に悩みました。

息は上がる　膝は震える　まだまだ　先は見えない。

どちらにしろ　上がったら　また　下りてくるしかないのですし

他の方法はないわけで(;^。^A アセアセ・・

登山で良く言いますでしょ。　引き返す勇気も必要だって。

あれを　思い出しましたよ（笑）　大げさなって？

でも　ホント！

しかし　はい　登るんですねぇ、これが。

勿体ない精神　おそるべし！

クマさんが　自分の持っていた杖も　貸してくれて

のんのん　杖の二刀流です（笑）

両方の杖にしがみつくようにして　トントンと　杖をつきながら

ゆっくり上がっていきます。

もう　数を数えるゆとりなど　ありません。

ただ　息を整えつつ　無心に登り続けます。

時折　写真撮って　息をついて。

少し　段差が小さくなり　道を歩く所も出てきて　

おやっ　あれが頂上みたいです。

五百段も　あったんかいなぁ。

ともかく　目出度や　無事　頂上の　お社です。

ああ　絶景ですねぇ。　新宮の街の向こうに　大海原が広がります。

パチパチパチと　写真の嵐。

すると　ジャージ姿で　ペットボトルを持った　おじいさん。

杖も持たずに　スタスタスタっと　登ってきて　パパッとお参り。

少し　風景を見たら　そのまま帰っていきます。

普通の散歩って感じ！　いやいや　恐るべし　地元のおじいさん。

のんのんの　杖二本をみて　笑っていたのかなぁ。

もう　帰りは　楽勝。　いやいや　注意しいしい

杖二本で　ゆっくりゆっくり　下りてきました。

もう　汗で汗で　化粧も　ハゲハゲ。

お化けですね（笑）

途中　若いカップルに出会い　案の定

女性の方は　杖にすがって　必死です。

ここからは　少しらくになるから　

頑張ってと　励まして　下りてきました。

あの　健脚おじいさんは　とうに下りきって　

帰っていきます。　下りきった所で　もう

顔を　拭いてしまいました（笑）

どーせ　化粧なんか　残っていないわ（笑）

ここで　時間はすでに　二時ちかく。

急いで　新宮のレンタカー屋に戻ります。

じつは。。。

はい　そうです。お昼を食べてって行っていたのですが

なかなか　車の通り道で　すぐに入れそうな所が見つからない。

ガソリンを入れて返さないといけないし。

駅の近くのガソリンやさんで　給油しつつ　聞いてみました。

ここら辺で　洋食屋さんないですか？

(*-゛-)ウーン・・　ここら辺と言っても　

もうすぐ　ランチタイムは終わるだろうし。。。

松坂って　お店が美味しいってきいたんですけど。。。

と　フルートの先生情報をきいてみると

ああ　あそこ　むっちゃ　高いところ（笑）

(^。^?) エッ　そんなに高いのは　パス。

それに遠いし。。。

何はともあれ　レンタカーを返すことに。

駅のレンタカー屋さんに　驚かれました。

こんなに暑い日に　神倉山　登った？

そりゃ　大変でしたねぇってさ（笑）

だって　旅行に来て居るんだから

日は　選べないヤンねぇ（笑）

二時間以上オーバーしたのに

一時間オーバーで　許してくれました。

感謝感謝。

へえへえ　ここまでで　又　ちょっと切ります。

まだまだ続く　旅行記です。

引っ張るなぁ（笑）