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カテゴリ:家族
先週の土曜日は、母方の従兄弟の結婚式だった。
我が家も親子3人で出席。 私の祖母には3人の子供、4人の孫と5人の曾孫がいる。 子供達は仲が良く、よく集まる楽しい家族である。 祖母は『賑やかでお幸せね』とよく言われている。 しかし祖母の胸中は複雑で、幸せと共に寂しさもあるのだ。 息子や娘が、自分の子供や孫に夢中になるのは、自分が忘れ去られて いるようで、当たり前とわかっていても寂しくなるらしいのだ。 そんな祖母の気持ちを、知っていたのに…。 それにもかかわらず、母に同じ思いをさせてしまった。 私としては、父を亡くし、一人になった母を気遣っているつもりだった。 それなのに、ウッカリ毎年恒例になっていることを忘れ、母に寂しい 思いをさせてしまったのだ。(些細なことなんだけど) 寂しくとも、母は私にそのことが言えない。 Maiにこぼしたことで私に伝わり、ウッカリしていたことにやっと気づいた。 娘には新しい家族ができ、自分(母)のことよりも夫、子供のことに夢中で 手一杯になっている。 母の若いときも同じであったと、理屈ではわかっても寂しいのだ。 父はいつでも母が1番、娘より妻が大切な人だった。 それだけに母の寂しさは、時が経つごとに募っていくのだろう。 父も安心して母を任せられん、と思っていることだろう。 ゴメンナサイ。しっかりしないとなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月10日 10時09分46秒
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