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カテゴリ:子
金曜日はコーチングセミナーの予定だった。
だったというのは、結局は行かれなかったので。 託児の準備をして、早々に家を出たものの、どんぐりんの 機嫌は電車の中で悪化の一方。 少し眠い時間にさしかかったせいもあったのだろう。 乗り換え駅で、なんとか説得しようと試みるも玉砕。 最寄り駅までは行ったものの、とても託児をお願いできる 状況ではないと判断し、ドタキャンしてしまった。 主催者の方には迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ない。 自分が参加したいあまり、娘の状態を見誤ったのかも。 こういう時、どの時点で判断したら良いのだろう。 セミナーの予約をする時点で、諦めるのか? これだと、私のように24時間子供と一緒の生活では 何一つできなくなってしまう。 認可無認可を含めて、自宅から徒歩圏内には、娘を 預かってくれる施設に空きがないのだ。 (たぶん。ダメだった時点で探すのを諦めてしまった) 以前は高額すぎて諦めていたけど、今は空きもない。 では前日までに判断するのか? これも難しい。先月はほぼ1ヶ月、イヤイヤが続き、どこにも 出れずにいた。この時は機嫌の良し悪しにかかわらずダメ。 体調の良し悪しなら、わかるのだけど。 ここ2週間は、なんとか説得すれば出られるようになっていた。 だから今回は過信してしまったのかも…。 主催者のkyo-kinoさんに電話し、さ、もうあなたに付き合うよ と娘に向き直ったとたん、徐々に機嫌は回復していった。 なだめたり脅したり、怒ったりしたけど、しょうがないよね。 小さな頃からママっ子でないどんぐりんが、私に何かを訴えて 泣いたり怒ったりしているのだ。 いつも一緒とはいえ、いや、いつも一緒だからこそ、常に 片手間にしか付き合ってあげてないもんね。 デパートの屋上で空を見上げ、ペットコーナーをのぞくと どんぐりんの顔に、可愛い笑顔が戻った。 先ほどまでの不機嫌が嘘のように、私の目の前で歌いながら 踊ったり走ったり。私の視線を捕らえようと時々振り向く。 その姿を見ながら、ため息とともに張り詰めていた体の力が 抜けていった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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