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2005.09.08
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カテゴリ:カテゴリ未分類
電車にゆられながら隣の人が読んでいる漫画から目を離せないみなさん、こんばんは。

相手が読むスピード遅くてイライラしても「チッ」とか言っちゃダメですよ。

向こう側向いちゃいますよ。(おい、コラ、そっち向いたら見えないだろうが!)

人は、人の物をうらやましがる。

それがどれだけ、ちっぽけな物だとしても。

無いものねだりと言うものは、不思議なことに誰にとってもあり、

そのため、人の欲望は尽きることは無い。

かつて少年だったその人は、早く大人になる事を夢見て、ずっと背伸びをしていた。

かつて少年だったその人は、背伸びをしなくても十分な大人になった。

その時その人は何を思ったのか。

「あの時は良かった」繰り返し馳せる少年の日々の思い出。

「もう一度、戻りたい」願えども戻らない遠い日の記憶。

自分が持っていたものさえも、無くしてしまえば懐かしむ。

随分と身勝手なように思えども、あなただって。

右隣の人は、長い独身生活に疲れ果て、結婚を家庭を切望する。

左隣の人は、長い結婚生活に疲れ果て、独身の生活を切望する。

幸せの形は人によって違うというのに、それでも人の幸せの形を望む。

手に入れられるものは限られているから、それを誰もが知っているから

「諦め」と言う形で自分自身を納得させようとするけれど。

どれだけ手に入れても満たされない「何か」を求めて、

人はいつまでも手を伸ばそうとしてしまう。

それを滑稽だと、笑いますか?

滑稽、なのである。確かに。

笑い飛ばしたくなるくらいに無様で滑稽で、果てぬ欲望は醜くさえもある。

でも、それでいいじゃない、と僕は思う。

いつまでも欲しがればいい。

羨めばいい。

それが新たな原動力となり、僕らは「次」へと歩くことが出来るから。

きっと、そうなんだと思う。


















電車から降りてマガジンを買いました。

あんまり面白くなかった。





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Last updated  2005.09.08 23:54:24


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