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Jun 17, 2007
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カテゴリ:カテゴリ未分類
遠方から友人が泊まりに来ていました。
彼女も現在、大学院生。
専攻が違うのですが、大変興味深い話をしてくれました。

子供の国際理解教育の話です。
ワタシが子供だったころは、あまり盛んではなかったような気がするのですが、
ワタシの妹弟のころには、小学校で英語が始まっており、年の差を感じたものです(苦笑

さて、その国際理解教育や英語の授業では、海外からの先生がこられたり、
日本の先生が教材を使ったりというイメージですが、
その教材について、どーです?という話。

ワタシの場合を取り上げると、「先生」という外国の方はすべて白人。
マスコミなどで見る国際理解教育実践のVTRも白人が多い気がします。
ALT制度にも政治的な背景があり、
子供も「白人=目上の人」という認識が自然についてしまうそうなのです。

英語の教材も、なぜか欧米のことが中心。
アフリカの国も公用語が英語の国はあるし、アジアだって英語が公用語の国はあります。
最近は内容も色々変わっているようですが、それでもやはり欧米が中心。

英語の発音が…という理由も挙げられるでしょうが、
日本の教育で使われる英語は「米語」、
一方で、世界共通語の英語は「英語」=Queen's Englishです。
英語の標準語を話しているのではなく、一方言を一生懸命勉強してるって事です。

それに加え、英語のお勉強には洋楽が取り入れられることもあります。
ワタシの場合は大工さんの兄妹だったり、カブトムシにスペルが似たグループだったり。
彼らは確かに聞きやすい英語ですが、歌詞の内容を取っていくと、
その背景には欧米型の考え方が潜んでいるというわけ。
それを知らず知らずに飲み込んでる私たち。

社会科学を専攻している身として、政治、経済、人種、歴史などを深く関係している
この問題は考えれば考えるほど興味深いです。

きっと、幼少時代にみてるネズミのキャラクターとかも意図しない影響があるんでしょーね。
ちょっと、視野が広がりました。





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Last updated  Jun 19, 2007 02:31:47 PM
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