テーマ:今日の出来事(292947)
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遠方から友人が泊まりに来ていました。
彼女も現在、大学院生。 専攻が違うのですが、大変興味深い話をしてくれました。 子供の国際理解教育の話です。 ワタシが子供だったころは、あまり盛んではなかったような気がするのですが、 ワタシの妹弟のころには、小学校で英語が始まっており、年の差を感じたものです(苦笑 さて、その国際理解教育や英語の授業では、海外からの先生がこられたり、 日本の先生が教材を使ったりというイメージですが、 その教材について、どーです?という話。 ワタシの場合を取り上げると、「先生」という外国の方はすべて白人。 マスコミなどで見る国際理解教育実践のVTRも白人が多い気がします。 ALT制度にも政治的な背景があり、 子供も「白人=目上の人」という認識が自然についてしまうそうなのです。 英語の教材も、なぜか欧米のことが中心。 アフリカの国も公用語が英語の国はあるし、アジアだって英語が公用語の国はあります。 最近は内容も色々変わっているようですが、それでもやはり欧米が中心。 英語の発音が…という理由も挙げられるでしょうが、 日本の教育で使われる英語は「米語」、 一方で、世界共通語の英語は「英語」=Queen's Englishです。 英語の標準語を話しているのではなく、一方言を一生懸命勉強してるって事です。 それに加え、英語のお勉強には洋楽が取り入れられることもあります。 ワタシの場合は大工さんの兄妹だったり、カブトムシにスペルが似たグループだったり。 彼らは確かに聞きやすい英語ですが、歌詞の内容を取っていくと、 その背景には欧米型の考え方が潜んでいるというわけ。 それを知らず知らずに飲み込んでる私たち。 社会科学を専攻している身として、政治、経済、人種、歴史などを深く関係している この問題は考えれば考えるほど興味深いです。 きっと、幼少時代にみてるネズミのキャラクターとかも意図しない影響があるんでしょーね。 ちょっと、視野が広がりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 19, 2007 02:31:47 PM
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