カテゴリ:JOCV: Hue
Dinnerに行こうと言ってきたイタリアンに約束を忘れられたようで、
夕食が月見うどんもどき(麺はベトナム麺)になってしまった今夜。 今朝までのことが嘘に思えるほど静かです。 というのも、先週中盤から週末にかけてHueでベトナム全土から 工芸品、民芸品が集まった展示会が開かれており、街中お祭り騒ぎでした。 道路まできれいになってたし!!!さすがベトナム、見栄えが大事。 地場産業発展や工芸品販路促進などを仕事としている同じ職種の隊員が3人も Hueに来てくれ、久しぶりに楽しい+個人的には実りある日々を 過ごせました。 日々デスクワークが続き、現場がなくなってしまった今の仕事。 村落隊員としてどうなのか、という疑問を先輩隊員と話すと、 彼女も同じ考えを持っており、ちょっと安心できたり。 ベトナムの仕事の仕方は担当者のみがその仕事をしており、 情報共有やチームで仕事といった形態がほぼない状態。 そこにCPとJOCVが共同で仕事を行うといっても、相手がそのやり方で 仕事をしていないし、その習慣がないため、正直に言うと無理。 その習慣を2年間で変えることは到底不可能だし、できたとしてもJOCVが帰ってしまえば 元の仕事形態の戻るのも目に見えている。 (ベトナム人は結構頑固、人の意見に耳を貸さないし、プライドが高い) また、政治形態から”世論”がない世界で、世論によって政治が動く、 行政が動く、なんてこの国ではまずあり得ない。 完全なトップダウンで行政は動くので住民のニーズをくみ上げようとしても、 住民が自ら何かを改善しようという意識がなかったり、 そんな中でニーズをくみ上げても住民は行政がどーにかしてくれると 受け身の姿勢の上、行政は住民ニーズを「ふ~ん」で流したり。 配属されている役所のトップの方針によって住民参加等も難しい 状況。やっぱり世論がないというのは特殊と感じる今日この頃。 技術を持っているJOCVとはやはり違う村落JOCV。 一番仕事がしにくい、仕事が理解されにくい職種だと痛感しました。 今回来てくれたメンバーはプロジェクトと絡んだ活動をしていて、 正直、とっても面白そうでした。 ワタシの仕事はプロジェクトとの関係性は今のところ全くなく、 JICAのプロジェクトを申請したいという配属先のニーズの元で 動いているので、活動形態も全く違い新鮮でした。 帰るころにはプロジェクト申請ができるくらいまで仕事が進んでると いいなぁ…と思いつつ、みんなを見送りました。 最後に今朝、2人の隊員が配属先に来てくれたのですが、 JICAが建てた役所で働いている隊員には、 ワタシの配属先はある意味”新鮮”なようでした(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 16, 2009 03:24:07 PM
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