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のぽねこミステリ館

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よろしくお願いします。
2024.11.10
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J・D・サリンジャー(野崎孝訳)『ライ麦畑でつかまえて』
~白水uブックス、1984年~
(
J. D. Salinger, The Catcher in the Rye, 1951)

 サリンジャー(1919.1.1-2010.1.27)は、ニューヨーク生まれの作家。本書『ライ麦畑でつかまえて』で非常に有名です。訳者あとがきによれば、本書の出版により注目を浴びたことで、「いわば世の『響きと怒り』から逃れるように」転居し、その後は隠遁者にも似た生活をしていたとのこと。

 さて物語は、学校の成績やなんかを理由に、ペンシー高校を退学することになったホールデン・コールフィールドの一人称で進みます。
 寮を出る前にお世話になった先生にあいさつに行ったり、ルームメイトたちと大喧嘩したり。その挙句に予定より早く寮を飛び出し、お金を切り崩しながらホテルに泊まったりバーに寄ったり知人を訪ねたりします。訳者あとがきにもありましたが、世の中を冷めた目で見ているかと思えば、つねにどこかで誰かとのつながりを求めているホールデンの心の動きが印象的です。
 独特の語り口で物語に引き込まれます。タイトルとなっているシーンも印象的で素敵でした。

(2024.06.16読了)

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Last updated  2024.11.10 09:45:29
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