アウトドア列伝　野良人

本当に続くのだろうか？
そういうことを考えていると、こういった仕事はなかなかうまくいかないもので、とにかく始めようと思った時に、どんどん進めてしまうというのが、爽生流のやり方だと勝手に自負している。

このブログの主人公である町田氏はとにかく話が好きで、僕も好きなもんだから時間が経つのが実に早い。そこへきてお互い朝が早く、暗くなったら飲みたい性質なので、打ち合わせに行っても、何をしてきたのか、とんと覚えていないのだ…　そんなわけで今時の歌のゴトク、以心伝心によりこのブログを作ってしまうことにした。

ホームページをみていただければわかるのだが、町田氏は見かけによらず、いやマジで！だ。見かけよらず実は筆まめなのである。この野良人工房をやると決めてから今日まで、よほどのことがない限り手記を書き残してきた。

僕はいつも自営を目指そうとする方に同じアドバイスをするのだが、我々のようにお金のない人間は、自分の足跡からフォローの風を吹かすしかない。つまりそれは、過去においてやってきた全てのことが明日につながるように考えて日々を過ごすということである。

ひとくちにセルフビルドというが、ここまでの建物をほとんど一人で作る日々は、想像を絶する疲労と孤独感、そして不安感に苛まれてきたに違いない。それに加えてふとっちょな指で、「ひらがな変換」という前近代的なタイピングをしながら記録を残してきたことに、僕は惜しみない拍手を送りたいと思うし、先ほど書いた通り、この素晴らしい足跡から「いい風」を吹かせるお手伝いをしたいと願っている。

もちろん、それにより野良人の家の経営が安定すれば嬉しいが、それだけではなくこのブログはまた、爽生にとっても足跡となる「仕事」なのだ。報酬はお客様の決めて下さること。とても美味しいパンとピザなので、僕ら親父2名が首を吊らなくてもいいように、ぜひご注文をお願いして、冒頭のご挨拶といたしましょう。

爽生のお道具箱同様、どうぞ末永くお付き合いのほど、お願い申し上げます。
というわけでさっそく（笑）。お～、そうそう。野良人の家はうちと違って、もう美味いものがたわわにこれから実ります。7月中にはあの高級果物「モモ」ちゃんが収穫できるとのこと。その頃に1位になっていれば、もしかしていいことあったりしてネ！

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