なんだ、1000用だったか
今日夕飯を食べていると、ピンポンの音。(アレだな・・・。) オークションで落札した、待ちに待った商品でした。しかし福岡県・・・。風評じゃないですが、福岡県、今勢いあるからなぁ・・・。そうじゃなくても会社でも共用のものは触れたり、使用するのを制限されてきています。 3日くらい屋外で紫外線に当てておくといいのかー。 とも思ったけど、我慢できずに開けてみました。 これでした。 GSX-R750 K0用 純正リアフェンダー! 憧れの野暮ったいマッドガード。 今の自分のマシンは前のオーナーがつけたコアースのフェンダーレスがついています。晴天だけの峠走行限定なら問題ないんですが、自分のユースは完全ツアラー。もちろん、家を出るときから降ってたら、出発しませんが、長い行程ではにわか雨や、乾く前のウェット路面に遭遇することも珍しくありません。 そうすると、リアの積み荷やジャケット、果てはテールカウル内が泥だらけになります。これがなんとも嫌でした。この写真は徳山ダム越をしたときの姿・・・。真っ白。 ちょっとセンスがずれているのか、あまりフェンダーレスに魅力を感じません。いや、正確にいうと今は純正からほぼフェンダーレスか、っていうくらいマッドガードは小さいです。純正のデザインは好きです。でも、どうしても社外品のフェンダーレスは好きになれません。 やっつけ感がハンパないです。 ただ、GSX-R1000 K1の純正リアフェンダーは、こんな自分でも野暮ったく思います。まあ、それでも100点じゃないだけで、デザイン的にマッドガードはほしいし、泥除け機能をアップさせたいと思ってました。だって、ツアラーだから。 ほかにも純正のいいところは、バッテリートレイ部に緩衝材、スペーサーのスポンジが貼られています。 これが意外に大事じゃないかと思ってます。なぜって、今の自分のバッテリーはガソリンタンクと干渉してガリガリに傷がついています・・・。 もともとの製品公差の差もあるかもですが、スポンジスペーサーがないのが良くないんだと思ってました。 今回の落札価格に、最新価格はわかりませんが、2,3千円足したら新品が手に入ります。でも、こういったスポンジとか、固定用のゴムバンドは別途になるので、揃えるのが面倒。中古アッシーを探していました。 ところが、R1000 K1の純正フェンダーが、とにかくない・・・。 あっても、糸鋸でマッドガード部をカットされた、傷物ばかり。ebayにもまー、ありませんでした。 ようやく見つけたマッドガードがついているやつを見つけることができました。でも、先にも書きましたが、あくまで、「GSR-R750 K0 純正リアフェンダー 刻印35F」という代物。 R1000用じゃないのを承知でゲットしました。 覚書なので、嘘を書くことになるかもしれませんが、ざっと書くと、R1000は先に登場したR750のエンジン拡大版。フレーム、スイングアームなんかは一部補強が加えられたようですが、各所に共通部品がみられます。 こういう性分なので中古パーツを探したり、パーツリストとにらめっこする機会が多いのでわかってきたんですが、SUZUKIはほんと流用部品が多い、うまいです。んで、確かにR1000にはR750の部品がいろいろ使われています。パーツリストにも35Fで始まる部品はたくさんあります。 ちなみにR1000 K0の固有部品は40F~です。 この落札したリアフェンダーはずーっと出品されていました。同じ部品取り車から外された部品と思しきものが多数出てました。アッパーカウルなんかみると間違いなくR750カラーリングです。 ネットに転がる数少ないR1000 K0純正リアフェンダーの写真と今回のフェンダー写真、あとパーツリストのポンチ絵を比べてましたが、やっぱり同じに見えます。 共通部品も多いし、似てるし、使えるんじゃないのー、という思い8割。でも、スイングアームが補強されたとか聞いたから、リアまわりのディメンジョンが少し違ってるのはありえそうだし・・・。なにしろ刻印が違うのはやっぱり怪しい? 新品+こまごま部品を別途そろえるかなー、と思って純正部品の品番を見繕い始めたときに思いました。ちなみに、R750のフェンダーの品番ってどうなんだろう、って。 R750 K0のパーツリストでフェンダーを調べてみたらー、 35Fのフェンダーは欠番になって、40Fが代替になっていました。先代の部品が後継マシンのそれに置き換わったみたいです。 ということは、逆説的にR750とR1000のフェンダーは共通ということが分かりました。この資料を見つけることができたので、落札したわけです。 ちなみに今回の現物の刻印を探してみると・・・、あった、刻印が。おっ?40F! R750からの部品とは思いますが、R1000が出てからの生産モデルの部品ということかも。もう1回、R1000のパーツリストをみると、 40F10。じゃあ、今回ゲットしたのはずばりR1000用でした。巡り巡って、ラッキーでした。ちなみに、このパーツリスト記載価格はアメリカとか、現地サイトでの値段。国内で見積もると半値くらいです。関税か何かの違い?とりあえず日本ユーザーはリストの価格より安く買えるのでありがたいです。 ものはゲット出来ましたが、ハーネスとか電装部品がいろいろついているので、うまく試行錯誤で取り付けられるかは別問題です。でも、外出規制もまだまだ続きそう。大きいバイクは不要不急の代名詞。ビジネススーツで乗れば別かもだけど、ちょっと気軽に乗れる雰囲気ではないので、GWはこのフェンダー関係で遊べたらいいです。