色温度ケルビン測定。まるで4半世紀前のネタ
ちょうど夏至を過ぎたところ。1年で一番日が長い時期。7時40分過ぎにバイクを出してスタンバイ。スマホカメラが頑張って明るく撮れているので、もう少し暗いけど写真が撮れちゃうくらいギリ明るいです。 闇を待っているのはヘッドライトをエンジン始動下で点けたいから。 最近、地味に嫌なのがヘッドライト周りのトラブル。振り返れば納車時から持病。自分で直したのも含めて、ショップにも数回ヘッドライトが点かなくなって駆け込んでます。 それこそ自分でも確認したけど、カプラ内の端子が焼けてました。 多分だけど、省スペース、製造時の作業性のために大電流が流れるヘッドライトの接続端子にしては小さな端子、カプラを採用してるんじゃないかと思います。 発熱、接触抵抗増、発熱、抵抗増、発熱。どんどん焼ける悪循環。 鶏が先か卵が先か。抵抗が先か発熱が先か。とにかくこれ以上接触不良を起こしたくないんですが、H4コネクタの端子も嫌な色。赤銅色。焼けてる。もうこれ以上酸化は進まないと思いますが、ここに接点復活剤を吹いたら、届いてる電圧の上昇を確認。まだ延命、保護する余地はあり? リフレッシュするにはこのH4コネクタをカットして、新しいコネクタに換えることですが、配線も余裕ないのでかなり難しいです。 リフレッシュが無理なら、やっぱり延命、ケア。何かいい方法は・・・。あまりない?この端子自体は今の抵抗値なりで発熱するのは仕方がないにして、そうだ、ヘッドライトバルブから伝わる熱を減らすのはどうだ? つまり、 もう、ほんと4半世紀前のワード。大体LEDヘッドライトが標準って時代に何言ってる、って感じです。 高効率バルブってのを調べると、そういう意味の高効率かぁ、と思いました。消費電力は同じなんだろ、と常々思ってました。 通常バルブで光になるのは2割。残り8割は熱になってしまうそうです。それを2,3%発熱を減らして光にしてるそう。そういう高効率か。高効率化させる理屈は調べなかったけど、短命化の原因ではあると思います。 たかが2%だけど発熱が減るんだ。カプラ、端子に伝わる熱が減るかも。淡い期待。 ハロゲンH4の高効率バルブはホームセンターにいけば、まだ売ってます。ん-、発熱減らすなら寿命度外視で思いっきり高効率化してるやつを選ぶのも一興。 でも、そうすると、その分見越してブルーコートされて、結局暗くなるかも。バイクショップは車検時、ブルーコートバルブを毛嫌いしていました。 こういう懸念、まさに4半世紀前。 まあ、最近ホームセンターで高効率バルブをみてないので、どんな傾向になってるか楽しみではあります。5000Kとかに振って130W並みに上げてるのか。ホームセンターのバルブはクルマ用なのでバイクには振動ケア面なんかでは不利。だけどその分安いのでホビー感覚で遊べそうではあります。 よし、寿命度外視でいってみよう! そのときふと思った、そういえばヘッドライトのリプレイスバルブの話をするときに欠かせないのが色温度ケルビン。これはハロゲン、HID、LED、なんの種類にしたって付き纏う問題。選ばなければならない仕様なので。(いまどき、スマホのアプリに色温度測定アプリなんてあるんじゃね?搭載カメラもあるんだし・・・。) やっぱありました、ありました。 う・・・、有料か。400円。無料をもっと探す?なんか、ありそうでズバリがない感じ。ルクスとか照度計のはあります。ケルビンも測定できるのか・・・。書いてないなぁ、もういいや、実装は確実そうだし、サブスクじゃないので買おう。久しぶりに有料アプリを入手しました。 いえいえ、こういうズバリアプリに出会えたうれしさの記念です。 さて、まずは自分のクルマから。純正LED搭載のはず。だいたい純正LEDは視認性も考慮して5000Kくらいが多いと聞きますが、このアプリ的測定値は・・・、 なるほど、5000Kちょっとか。 次は嫁さんのクルマ。ハロゲンH7バルブ。 数値は3600K弱。通常バルブといわれる色味。特にホワイト云々のバルブではなさそうです。 じゃあGSXは、というと、もう少し下がったけどよくある通常バルブの範囲3400K弱。 面白ぇ!このアプリ有能?値の確かさはわからないけど、一応装着、設定されているバルブの中央値くらいは示してくれてます。 4半世紀前にあったら、相当使えたアプリかと。いや、今でもリプレイスバルブはあるから、やっぱり有能です。スマホは最も普及した汎用デジタルデバイス。いい時代になったもんです。 ちなみに曇りだけど太陽は5400Kでした。このあたりの色温度のライトが自然に見えるのは、人間の目が日中に見るものの色味を求めてしまうからだとか。 自分も楽しく測定してるけど、下の子もいろいろ測って楽しんでます。快晴の青空はもっとKが高いみたいです。戦闘力1万、超えてくるか?数値の見える化、わくわくします。 それにしても、ライトを真正面からみるとそんな色味の違いを感じないです。近々ホームセンターで高効率バルブを物色してみます。マツシマ製のような2輪専用はガチすぎるので、有象無象の製品群から選ぶのが一興です。でもそういうの買ったらノーマルバルブも携帯しないといけない予感。余計なことが余分な仕事を呼ぶ。仕事ではノーサンキューだけど、ホビーだからOKです。