キャブクリーナーでメンテ
今日は天気がいいので、走り初めというか散歩に行くなら明日より今日。だけど去年末の湖東ツーリングから戻ってきたときに発症したアイドリング低下。 一過性のものか、持病か。これが起きるといつもショップにスロットルボディというか、バタフライバルブ周りを洗浄してもらってます。そうするときっちり直ります。たいてい、これが発症するのはGWツーリングから戻ってとかのタイミング。車検なり1年点検の頃合いなので、ショップに預けるタイミングだし、ついでに診てもらえてます。だけど今回はかなり早め。今直しておかないとGWのツーリングでは相当ナーバスな状況になりそうです。それは気持ち悪い。 よし、自分でも洗浄できるようになろう! ということで実店舗に。移転後はじめてのSEEDへ。ファニチャードームとかエディオンとかと同じ建屋にバイクショップか。相容れない人種がクロスしそう。おるわ、おるわ、むさくるしいバイカーが。ま、同類。ファニチャードームとかに行く側の人種になりたいです。 ただ、店内は前の店舗に比べてとっても開放的でオサレ。ヘルメットとかアパレル商品がずらり。だけど自分は地味なケミカル探し。あった、あった。評判の高いヤマハキャブクリーナー。泡タイプ。KUREとかでもいいならホムセンでいいんだけど、これが欲しかったのでわざわざ実店舗に行きました。 使用前に十分暖機、ということなので、ついでに近所をぐるっと街乗り。ついでにアイドリングの低さが一過性かどうか確認。 やっぱり安定の低さ。気のせいじゃなかった。写真を撮るといつも針1本分くらい高めに写るんですが、目視だと1,000回転ちょっとです。フィーリングもまーるい感じです。やっぱりメンテ要です。 暖冬といってもエンジンが冷えないうちに急いで作業。タンクを持ち上げて、エアクリーナーエレメントを外してバタフライバルブを確認。やっぱりいつもの一番左が汚れてます。 スプレー缶をよく振って、噴射! えっ、 おかしいな、YouTubeでみたらモコモコの泡あわだったのに。もう少し缶の中身が減らないと、発砲する余地がないとか? まあ、作業を進めるしかないので、各ボディ内に噴射していきます。 5分放置。エンジンをかけてみます。 温まってる状態なので、すんなりかかるか、と思ったけど、まったくかかる気配なし。ズキュキュキュキュキュキュ!ズキュキュキュキュキュキュ! 駆バッテリー、すげーな。新品、暖機済み、気温10度以上ってのはあるけど、絶倫!10代のそれか。 だけどかからない。完全にかぶってる。そりゃあ、泡じゃなくて、エンジン内におしっこしてる感じだったもんな。さて、プラグが乾燥してくるほうが早いか、バッテリーがなくなるほうが早いか。 もう5,6回アタック。さすがにセルの音が弱くなった? うーん、無尽蔵ソースを使うか。クルマからジャンパー。 よし、再度アタック。セル、すげー回る。焼き切れるんじゃね? お、少し爆ぜる音が。 かかった!あれ?白煙とかでない。まあ、あまり白煙、異臭がするとただでさえ暖機音がうるさいので、ありがたいですが。 だけどアイドリングはバカ上がり。1,500回転キープ。まるでチョークを引いたよう。これはキャブクリーナーが燃えてるためなのか。ちょっと待ってみるけど下がる気配なし。あとでアイドリングを調整したほうが良さそう。 その前に暖機しながら、スロットルボディ内に噴射。さすがにエンジンが回ってる状態なので、一気筒ずつへの噴射くらいじゃエンジンは止まる気配はありません。目視では汚れは落ちてキレイになりました。しばらく暖機して、アイドリングを調整。 ちょっと下げすぎたか。1,200回転付近で落ち着きました。なんかこの付近で落ち着いてしまって、回してもあまりアイドリングの変化がない感じです。あと50回転くらい高いほうが好みだけど、ひとまずこれで様子見。 そのまま近所を走ってみます。 アクセルしゃっきり!鋭さが戻ってきました。アイドリングも落ち込むこともなくて安定しています。ショップから戻ってきた状態を100とすると80くらいか。やってみて正直自分でやりたい作業じゃないけど、復調させる術をゲットできたのは大きいです。よほど調子が悪かったら自分で回復できそう。 工具とか店じまいしていて気付いたのがブースターケーブルの劣化。ひどい、被服が割れて、中の芯線が見えてます。これはさすがに交換時期。まだ1本あったかな。探してみます。 駆も充電しておきます。まだセルは回せそうだったけど、そこそこ使ったので補充電。3時間くらいで満充電になっていました。 新年のバイクいじり終了です。明日は寒そうだけど、午前中だけ散歩に出かけてみたいと思います。USB変換器は・・・、散歩に間に合いませんでした。