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カテゴリ:クルマ
今朝も暑くなる前に整備です。今日は自分のクルマのエアクリーナーエレメントを交換します。バイクに比べて交換頻度はかなり低いです。そのクルマを所有している間に自分でやることは、たぶん1回。多くて2回くらいかと。自分で触らない、と決めてるひとならゼロ回間違いなしの部分。 とりかかります。さて、クルマは整備性はいいから現物をみながら作業すれば大丈夫と思います。エンジンフードを開けて、エンジンルームを確認。これか。改めて見るとでかいボックスだぁ。 昨日届いたエレメント。やっぱりマツダでした。自動車メーカー品だから大丈夫でしょう。 なんでエレメントを換えようと思ったかというと、なんか最近加速フィールに違和感を感じるようになったから。走行距離はちょうど6月に5万キロ。 別に5万キロジャストだから、というわけじゃないですが、思えばGWあたりから、アクセルを踏んでも以前より前に出ない、周囲のクルマの加速についていけない。これはそこそこ重量があるクルマだし、加速時はたぶん、人並よりアクセルを踏みません。エコランというよりは濃いガスを吸わせたくない、燃焼室クリーン保護のイメージから?効果があるかはわからないですけど。 でも、なんか車速が乗らないし、周りのクルマにも追い抜かれるようになってきた感が。加齢で羊メンタルになったのかもだけど・・・。朝はかなり早くに家を出るので、エアコンは使わないで済んでます。だからエアコン云々じゃないのが気になるところです。車検でオイルも換えてるけど、直後からこのフィールは変わりません。 調べると3万~5万キロでエレメント交換推奨、なんて書いていったので、もしかすると汚れてきてるのかもな、ということで交換することにしました。 ただ、今までの経験上、正直、好きでいろいろオカルトケミカルなんか使ってますが、燃費に対する影響って、出ないものです。 添加剤で例えば平均5%も燃費が上がるわけないし、安い鉱物油を入れたから5%も燃費が悪化するわけないです。まあ、これは変化点を与えた直後の話。もともとメーカーの想定より相当いい加減に管理されてトラブルをもった車両の機能が少し回復して、5%くらい改善した、って話はあるのでは。たぶん、新車時を超えることはできないと思います。新車のコンディションを維持することが大事。 じゃあ、最近違和感を感じる自分のクルマ、健康のバロメーター、燃費の推移はどうかというと、 ほぼフラット。直近の冬の悪化具合とそのスパンが例年より長いのは気になりますが、この冬は寒かった気はします。直前の6,7月は猛暑でエアコン使ってますが、むしろいつもよりいいくらい。こういう数値に一喜一憂するのはナンセンス。ほんとただの目安、バロメーターレベルです。いや、燃費が急にガタ落ちするなんて、よほどのトラブルが起きてます。それは緊急点検要です。 このデータ、嫁さんのクルマに比べたら、運転手も道路状況も一定。給油もセルフで自分。入れ具合も同じです。そういう意味では条件のばらつきは少ないです。 ちなみにこれは満タン法での数値。メーターに表示される燃費は総じて実際よりいい値で表示される傾向があります。大体12~14台の間。2リッターのコンベンショナルカーとしては十分じゃないかな、と思います。 前置きが長くなったけど、交換開始。ボックスの蓋をフリーに動かしたいので、ダクトホースのホースバンドを緩めます。 夏場だけど、結構固いダクトホース。冬場は走行後じゃないと厳しい作業かも。ズコン、と抜けました。 パッチンクリップが2か所。1か所はすぐ目につくところだったけど、 もうひとつは奥下でした。 2か所のパッチンクリップを外して蓋を上げます。バッテリー延命装置、のびー太の配線がつながっていて、十分にオープンしにくい・・・。ダクトホースも邪魔ではあります。 のぞいてみると真っ黒、というほどではないです。少しがっかり。 のびー太の配線にかなりテンションかけながら、なんとか取り出せました。新旧比べると、確かに汚れてはいます。経験値が少なすぎて、5万キロ相当として妥当かどうか、この色が交換のタイミングとしてどうなのか、まったくわかりません。 吸入側からのぞくと、より汚れてる感じはありました。 ボックス内もきれいなものです。羽虫とか蛾とかの死骸があるかな、と確認したけど特になし。街中を走ってるだけだからかもです。 エレメントの上下を純正と同じになるように、一応注意して組み戻します。 パッチンクリップで留めて、ダクトホースを接続。ホースバンドを締めて終了です。 フードを閉じようとして、変なものを発見。プラリベット? げ、欠けてる。近くのプラリベットをみると、樹脂カバーを留めているやつのひとつっぽい。このカバーは自分じゃ外さないので、ディーラーだな。ラジエターとかありそうだから、車検時の整備で欠けたんだと思います。 これくらい、新品あるだろうから、新しいの付けとけよー、と思います。最近、ネッツも不祥事が多いので、やっつけだな。 品番とかわからないし、似たようなやつを探します。 とりあえずエンジンをかけて、異常がないか確認。問題なさそう。 いや、こんな交換レベルで異常が出るはずないんですが、イストのときは、このエレメント交換直後にアイドリング不調になって、信号待ちでエンジンストールするように。とても乗れなくなって、急遽クルマを買い換えることになりました。一体なにがあったのか、エアフローセンサーとか、ダメージ与えちゃったんでしょうか。 エンジンルームから聞こえる音とかで異常がないか確認。特に変な吸気音とかもなし。じゃあ、フードを閉めるか、と思ったところでのびー太の動作ランプが点いていないことに気づきました。 装着したときの記事を確認すると、同じようなことが書いてあって、日中でのランプ点灯の確認は困難、と書いてました。 それでも、新品時は緑のランプが点いています。これは暗くなってから確認したほうがよさそうです。ボックスの蓋を開けるとき、配線にテンションをかけたから断線でもした?もし壊れてるなら、いつからだろう。 これも確認しないと。 外したエレメントはポーランドで作られたよう。自分のクルマはUK工場で生産されていたので、こういう部品のサプライチェーンも当然欧州なんですね。ポーランド品がついているので、製造されてから換えられていないのは間違いないです。 あぁ、麗しの国ポーランド。またいつか行きたい国です。 エレメントはノーマルボックス、不織布でちょい抵抗あり、で十分です。街中のストップ&ゴーはあるし、使う自動車専用道でもエンジンの回転数は所詮1,000回転台。ちょい抵抗があるくらいが、流速は速まるゾーンと思います。吸気抵抗ロスがー、なんて感じる使用域じゃないので、たぶん自分ユースだとネガのほうが大きいんじゃないでしょうか。 夕食の前に、クルマに行ってのびー太を確認。エンジンをかけてない状態では沈黙。 エンジン始動。で、確認すると緑のランプが点灯しています。大丈夫、生きていそうです。13V以上で駆動するように出来てるんでしょうか。いいな、これ。バイクにはエコピュアを付けてるけど、あれは常時駆動であまり乗らないバイクには不向き。バッテリー上がりの原因になります。これを付ければリレーが要らなくなる?MOS-FETのレギュレーターにして冷却ファンも外せたら、アクセサリー電源連動にしなくてもよくなります。メモメモ・・・。 少し勉強になりました。ふぅ・・・。作業はひとまず終了。さて、プラリベットも工具箱にあったような、ないような・・・。ひとつの作業が、複数のいらない作業の呼び水に。夏休み中にクローズさせてすっきりしたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.08.07 19:34:53
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