|
カテゴリ:ツーリング/散歩日誌
寒っ! 12時くらいに目が覚めてしまいます。やっぱ防寒用のシートを忘れたのが敗因。どうあがいても持ってきてる装具以上には暖かくなり様がなく。最悪レインを着こむとかすればだいぶマシだと思いますが、朝収納するのも面倒。って、枕にしてるので。お風呂に行くとき、大きすぎて持って行くのをあきらめた、中サイズのタオルがあったので肩口に掛けてみたらグッと暖かくなって眠ることができました。 ・・・。 でも、4時には目が覚めちゃいました。 外をのぞくと真っ暗。月夜にオリオン座。満点の星空、とはいかないけど、月夜じゃなかったらもっと壮大だったかも。 5時半くらいまでは夜。真夏なら5時前くらいからウロウロしても、大きな物音さえ立てなきゃ許容されそうですが、夜の雰囲気では睡眠妨害の非常識人扱いかも。 テントの撤収とか、物音を立てるのは5時半くらいからにします。それまではテント内で細々片づけていきます。 にしても寒い、寒すぎ。トイレに行きがてら、自販機でペットボトルの水を購入。コーヒーを沸かして暖をとります。あー、一気にテント内が温まります。 朝ごはんはコレ。昨日、道の駅で買った栗あんパン。もそもそと食します。 5時過ぎくらいから歯磨き。洗顔は困った、水場の水を使うのをためらったので、髭剃り用のフォームでいきなりジョリジョリ。温泉帰りの濡れタオルで拭って終了。ま、思ったより爽快にはなりました。 5時半過ぎくらいからテントを撤収。 とんでもなく結露。寝袋もマットも湿ってました。この頃になるとさすがに明るいです。 また重いサイドバッグを持って駐輪場に向かいます。 その前に久しぶりのぼっとんトイレ、さようなら。うー、この距離でも目にしみます。 オートキャンプ場とかは望まないけど、トイレは大事だなぁ。その点、数年前に行った、安徳の里キャンプ場はウォッシュレット!マジ安徳天皇に感謝したのを覚えてます。 いつもより遅い6時過ぎにバイクに向かうと、すでに登山客が大勢来てました。ここは甲斐駒ヶ岳登山口なので、その登山客と思います。今ぐらいが一番いい季節なのかな。 荷物を積んで、エンジン始動。このキャンプ場は思ったよりライダーは居ませんでした。他に2台くらいです。 6時半スタート。ちょうど朝日が山からのぞいてきました。 甲州街道へ向かう途中、変なものが視界に。 飛行機。練習機かなにか?なんでこんなものが唐突に。なんとなく公園ぽいけど・・・。 保育園でした。はー、こりゃあ園の子供たち喜びそうです。 思わぬ展示物でした。 先を急ぎます。無給油で愛知に。警告灯が点く前に帰宅出来たら自分の勝ち。そんなルールを設定して、木曽路R19号を目指して北上。塩尻を目指します。 7時前の甲州街道はまだまだ快適です。 今回はGPSでよく標高を見ながら走ってますが、この辺りも地味に標高は高いです。800m前後?そんなことを考えながら走っていると目の前にガスの塊。 ヘアピンを抜けて高度が上がっていくと、目の前に雲が流れ始めました。 そしてあっという間に真っ白!今、動画の映像をみると思ったより視界があるように感じますが、体感的には視界数十メートル。2台先のクルマは見えないです。とてもスピードなんて出せない、だせない。 しばらく、ジリジリ行くと茅野市でやっと視界が開けてきました。 茅野市を通って諏訪に。せっかくだから諏訪湖を眺めて帰ります。諏訪湖なので諏訪大社があります。そのためか、こんな素敵な名前の交差点。 神宮寺、意味も響きも感じる。もうサクラ大戦しか思い出せない。諏訪湖に泊まった時の花火大会はよかったなぁ。また来たいもんです。 そして諏訪湖に。琵琶湖に比べると小さいけど、武田とくれば諏訪氏。ここから武田の躍進が始まります。そんな信玄を苦しめた村上清正もすげー。いつか清正巡りもしてみようかと思います。 諏訪から塩尻までは曇り。もともと雨の予報だった日曜日が、雨じゃなくなっただけでもありがたいので贅沢は言いません。 塩尻でR19号に入ります。 なんとなく先の空は青空です。 R19号に入ると、木曽っぽい?風景。そんな高くない山々が左右に開ける光景が、ほどよい郷愁感なのです。 木曽路にはいったら、「是より南木曽時」の碑を探すんですが、見当たらない。まっすぐ進んでトンネルに入ったんですが、一瞬、左のルート上にそれっぽい看板があったように見えました。 トンネルで旧道はバイパスされちゃったかな。いつか、旧道に入って確認してみます。絶対忘れるやつです。 R19号を南下していくと、白バイがたくさん出動してきました。狩る気満々。 そろそろ出発して100km。トイレに行きたくなってきたので道の駅を探します。この辺りは、毎回思うけど木曽義仲挙兵の地。ここから京都か。なかなかの大望です。初めはうまくいってたんですけどねぇー。 道端にも義仲と巴御前。 戦闘力だけじゃなく容姿も美しかったとか、ずるい属性です。それ、なんてアニメ?そういえば義仲の家臣の自害方法が、エグっ!です。そっちしか思い出せないほど・・・。 この前も寄った、道の駅日義木曽駒高原に到着です。 装備を外していると、停めた隣のクルマの運転手さんが話しかけてきました。よくある会話の入り口。 「そのバイク何cc?」 みると品の良さそうなおじいさん。ほんとよくある会話。ちょっとした興味で話しかけてくるひともいますが、この方は、 「むかしコレダ乗っててさ。それからハーレー乗って。白バイだったやつのさ。」 ハーレーが白バイか。そういうイメージないなぁ、自分には。 小学校に原付で行った話とか。先生に怒られるかと思ったら、 「お前いいもん乗ってんな、先生にも乗せろ。」 とか大らかな時代。 「バイクはよかったなぁ。クルマから始めたけど、バイク乗りだしたら断然面白くて。もう一度乗りたいけど、もう78だからなぁ。」 この方が小学生なら60数年前。戦後復興期。そのころバイクは珍しかったのか、クルマ普及の前の足として珍しくなかったのかはわからないけど、いい環境で育ったのかな。 この方も断然下道派。やっぱりバイクで下道の楽しさを知ったようです。 「大阪に住んでるけど、子供たち住んでるところを回ってきた。金沢、富山、新潟まわって、今ここまできて、昨日はここでひと眠りして。」 いいなぁ、自由で。 自分としては珍しく長話。自分も先を急ぐ身。会釈して道の駅をスタートしました。 引き続きR19号を南下。 御嶽山入り口をパス。昔は結構通ってたんだけどなぁ。噴火して以来行ってません。 なんでだろう、R19号はR41より飽きません。R41はなんか単調で睡魔との闘いです。そんなR19号も中津川までくると交通量が増えて街区に。あー、ツーリング終わった・・・、と感じる光景です。 それでもいつも使う抜け道、県道66は快走路です。 ここですごいお金持ちを目撃!すげー、リッター777円のガソリンを入れる富豪。大盛況です。マジかぁ。 ここまで来たら休憩なしで帰ろうかと思ったけど、道の駅そばの郷らっせいみさとで最後のトイレ休憩をしておきます。さすがに嫁さんも起きるころなので、メッセージを入れておきます。 昼過ぎの買い物に間に合わないと、機嫌が悪くなるので。お昼があると嬉しいな、これも聞いておきます。 よし、家に向かいます。 自分の勝手なイメージですが、県道66号はいつも曇っていて暗いんですが、今日は快晴!うひょー、青空につながる白いアスファルト。気温も上がってきて、ちょい夏気分です。 無給油で帰りたいので、敢えてナビ通りで進みます。そうするとR419号をチョイスしてきました。この道はいい道だけど、交通量が増えたらダメダメです。ただフラストレーションが溜まるだけです。 自分はツーリングの終盤。お腹いっぱいなので、そんな光景にも失望しませんが、反対車線の下り方向は、これからツーリングに向かうバイクの群れ。クルマなんかについていってもつまらないだろうに。 豊田市内は相変わらずの渋滞でした。今のところ給油警告灯はまだ点いてません。家まで警告灯が点く前に到着できるかー。ラストスパートです。 家の近所のコスモス畑は満開でした。 給油警告灯が点く前に、GSで給油完了。ちょうど12時に到着です。 3時までは干すのに十分な日差しを期待できそう。家に入ってしまうと腰が重くなりそうなので、その場で荷解き。 テント、シート、寝袋を広げて一気に干しました。 これも買い物に出るときには撤収。しっかり乾いてくれてました。 秋の1泊ツーリングは無事終了です。分断国道を走破できなかったのは残念でしたが、また来年にでもビーナスラインとか合わせて、佐久、野辺山辺りを走ってみたいと思います。次回の1泊ツーリングはGW?うー、GWだとまたキャンプに良さそう。でも据膳ビールも恋しい。それはまた行先次第、です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ツーリング/散歩日誌] カテゴリの最新記事
|
|