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カテゴリ:ツーリング準備記録
habitable。よく見聞きする単語のひとつ。居住可能、生存可能の意味。地球も水が液体で存在しうる太陽からの狭い領域、ハビタブルゾーンに位置しています。 自分にとってはテントがそう。クルマでキャンプとか、パニアケースに大量に荷物を積み込んで、日常を運ぶ、というのはIt's not my thing、なわけです。流行ってるんでしょうけど。 とにかく荷物は減らしたい。軽く。これ、ワインディングを楽しむにも、酷道を抜けるにも、行き止まりで戻るにも重要です。 そうなんだけど、増やしたいものもどんどんあります。GW、秋の寝袋の結露と肌寒さ、夏の汗かき対策。これはこれでアイディアがあるんですが、時期シーズンにトライです。 抜本的に寒さ対策でほしいのが、ヒーター用途になるもの。寒い明け方は、バーナーを少し焚くと一気にテント内が暖かくなって眠りに落ちれます。でも、これ危ない。バーナーを焚いたまま寝ちゃったら・・・。 そんな近頃、昔のツーリング記事を見返していました。 2000年のツーリングのときの写真。懐かしい9R。テントをエンソライトで巻いてロール状荷物を減らしてます。エンソライトもギリギリの長さにカットしてたような。 レインは使ったあとなのか、収納せずツーリングネットに絡ませてます。 このテントは北海道でも使ったナンカイのツーリングテントでした。 北海道に行ったときは250ccマシンでしたが、弟と二人で行ったので、荷物を分散できただけ助かりました。で、それこそフィルム写真のアルバムを懐かしく見ていたんですが、衝撃的なアイテムを発見。 ランタンか! 暖房用にランタンもいいかな、と探してはいました。熱源として使いたいのでLEDとかはパス。マントルピースを使うガスランタンは持ってるけど、マントルピースは割れるのでちょっと手間。光量、発熱としては申し分なし。でも寝たいのにあの明るさは困るし、ガスカートリッジも念のため増やす、とかだと荷物が増えます。明るさを押さえた、キャンドルタイプのガスランタンもあるけど、やっぱりガスを持参するのも。でも明るさはゆるいし、決定稿かな、と思えてきたけど高い!5千円弱。 そこで出会った写真。 パラフィン、要するにロウ、ろうそくキャンドルです。 これは面白そう!暗くて意味なし、暖かくもないし、数時間で切れる、煤が出てテントの上が煤けそう!ネガしかない、ネガしかないけど、不自由を楽しめるぞー。ゆらめくキャンドルは1/fの揺らぎ効果とかなんとか。雰囲気はありそう。 ネットで探すとロゴス製が入手しやすそう。ぱっと見デザインも20数年変わってないように見えました。ネットだと千数百円。来年にでも買ってみようかと思ったけど、ちょっと実店舗も気になったのでそこそこ大きなホームセンターをのぞいてみました。 そこのアウトドア用品コーナーにキャンドルランタンはそもそもあるのか。 置いてあればギリギリ需要はあって、死滅商品ではない、ということなんじゃないかなと。もっとも最近だと実用性とかより、演出、虫よけとして生き残ってる気はします。 果たして、売ってました。ネットより送料がないだけ安かったです。 買った!買ってしまいました。 デザインは往時と変わらず。 こりゃあまた不自由な生活になりそうで奮えます。 ・・・。 また週末にでも庭キャンして試してみようかな。複数使いすれば実用になるのか、などなど。ローテクも楽しそうです。最近、ちょっとどうかしてます、血迷ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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