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カテゴリ:バイク・ブレーキ
いきなりブレーキキャリパーの写真。K1には今や時代遅れの6ポットキャリパーが装着されています。この前空気圧をチェックしていて目に留まりました。気になっていたことを思い出しました。 もちろんバネ下荷重がー、とかもあるんでしょうけど、6ポットの欠点で言われることで気になるのが、6ポットはピストンが多いので、均等に働いていないこともあり、それどころか結構動かなくなってるピストンもある、なんて聞きます。 油圧で押し出すピストンが動かないなんてある?と思うけど、実際VTRのキャリパーをメンテしたとき、ピストンをなるべくせり出して摺動面を磨こう!と思ってパッドを外してせり出したんですが、下の写真のような不均一な動きでした。 当時の記事を読み返すと、レバーを握るとこの出てきた2個のポットはローターをしならせるほど押してたそうです。 そんな強く押してるなら、もうパッドはローターをつかんで仕事を始めてます。この動かない2ポットはパッドを動かすのに寄与してないという。 ピストンの動きは車齢もあって悪くなっていそう。 そんなことを思い出させてくれたのが、今年タイヤを換えた時、バイク量販店のスタッフさんのチェック時の指摘。 「左ブレーキのパッドが右に対して減ってそうですね、ちょっと見難いので感覚ですが。まあ、古いバイクになってきてますから、そういうピストン動作なんかも気にする段階になってきてます。」 パッドが均等に減っていない=ピストンの動きの左右差。 嫌なこと言うなぁ、とその時は思ったし、その前にフロントパッドの残量チェックを自分でしていたので、そんなに差はないと確認はしていました。 けど他者のファーストインプレッションは客観的。オーナーだと自分のマシンの悪い兆候は見なかったことにしがち?いや、ショップの店員さんは、悪くなくても悪いといってパッド交換につなげるかも。 Anyway、均等に減ってるからと言って、均等6ポットとは限らないわけです。 そんな可能性はあります。 そういえば昔、9Rのとき、ノーマルの4ポットを他車種流用ポン付けで6ポット化したことがあります。 下がノーマル4ポット。 これが6ポット化後の写真。 もちろん中古でゲットしたんですが、レバーを握ると、やっぱりせり出しは不均一でした。 一見、制動力は6ポットのほうが大きそうですが、ばらつきは大きそう。当たり外れが出やすいというか。9Rのときとは逆の、4ポット化という選択肢も濃厚です。 9Rのとき、6ポット化したんですが、そのときブレーキパッドのライニング部分の面積を測定して比較すると、わずか4%増でした。 それくらいなら微差。パッドのチョイスだけでも変わりそうなレベルです。流用できそうな4ポットキャリパーは日本のオークションサイトでは欠品中。eBayにはありましたが予算オーバー。もちろん不要不急のネタなのでもう少しお金をためてから、とも思います。晩秋にできたら御の字。 あともうひとつ気になってる部位が。それも涼しくなってからがいいけど、乗り味の直結なので急務といえば急務。夏休み前になるか・・・。39度が当たり前の今年。ちょっと考えてしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.27 21:59:07
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