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カテゴリ:ツーリング/散歩日誌
疲れてるから早寝できるかな、と思ったら隣の部屋のおっさんグループの談話が夜遅くまで。結局0時くらいに寝て、4時に起きてしまうという。 見えた、快晴ルート。 今日のエリア天気予報も南信州は快晴。軽井沢方面が終日降ったりやんだり。西よりルートで帰ればレインのお世話にならずに済みそうです。 おなかが空いてたまらないので、館内放送が鳴る前に食堂に。お、食事が用意されてます。これまた1品で1膳はいけそうな食事です。 昨日は遅かった子供連れのファミリーも食堂に。2,3歳くらいの女の子姉妹の朝食をみてのはしゃぎよう。食堂に集まった宿泊客のみんなも頬が緩むいい光景だ。 いい光景なんですが、こういうの、話しかけると事案扱いなんでしょうね。世知辛い時代です。 窓の外は青空に白い雲。今日も天気良さそうです。 7時半から朝食。出発の準備は済ませてあったので8時には出発です。バイクを見ると昨晩の雨か、しっかり濡れてました。 荷物を積んでいると、たばこを吸いに出てきた他の宿泊客の方が話しかけてきました。しばしお話。 まあ、どうしても天気の話になるんですが、この時は天気予報をみて、降雨の心配のないルートを決めていたので、濡れずに帰れる予定でした。その方に、 「今日は台風も来るので、急いで帰ります。そうすれば雨に降られず勝ち逃げできるので。」 「勝ち逃げか、ええな、それ。あんま急いで事故らんようになぁ。」 見渡す限り、黒い雲はなさそう。いけるはず。 8時過ぎに出発です。快晴。だけど雲が低いな。結構標高がある場所なんでしょうか。 数キロ行ったところに道の駅があったので、まずはそこに寄ります。 なにはともあれ、水分補給。昨晩、あまり水分をとれていないので、のどが渇いて仕方がない。ぐびっと一気飲み。 この道の駅ですごい自販機発見。ふるさと納税自販機とはー。その場で返礼品が出るのか?なんとも手順を簡略化して、ふるさと納税のしきいを下げようとするアイディア? 大都市からの税の流出、止まらないか。 ここでGoProのミラーマウントベースの取り付け角を調整。なんか、GoProが上を向き過ぎにみえるので。スマホのプレビューで確認。良さそうです。やっぱりメットをミラーにかけるのがよくないのかな? ここに来たのは10年前に来た志賀草津高原ルートを再訪するため。あの時から月日は流れ、黎明期ではありますがFI化され高所の燃調もなんのその。走行動画も撮れるし。 クリアな画像を撮るために、ミラーもK2用に交換してやってきました。心配はなぜか気づくと上を向くGoPro。メットのせいじゃないかも。あれか?走行中の振動なのか。 志賀草津高原ルートに侵入開始です。 で、家で動画を取り込んでわかったのが、また上を向いてたぁー。なんでだぁ?再調整後から変な力は加えてないんだけど。 まあ、それは帰宅後わかったこと。走行中はなんか雲に隠れてる高所が早々に晴れ始めてくれるのを祈りながら、速度も落としてアプローチ開始です。 雲が目の前。ほぼ同じ高さを走ってるんでしょう。 まだ標高がそれほどでもない区間は緑と青空のきれいなコントラストを楽しめましたが、 だんだんガスってきた。この前の神坂峠もそうだったけど、早朝の山頂にシーイングを求めるのは期待過剰なのかもです。 ヘルメットのシールドに水滴がびっしり付着し始めました。こりゃあ完全に雲の中。気温も15℃くらい。それなのに水温がガンガンあがります。 だって、20キロ台で走るN〇Xが前に。観光しながらなのか。いや、でも景色真っ白だし。あれか、慣れないマニュアル車だからとか?それか幅広高級車を傷つけたくないから慎重になってるのか? いや、この速度、しんどい。死語スーパーカーなんだろ、頼むわぁ。 お、道を譲ってくれそう。じゃあ、遠慮なくぶち抜く。排気デバイスをキャンセルしたスリップオンマフラーのエキゾーストは下品になりました。 これ、低速の逆煽り運転だったんだろ?追っかけてくんだろ? ・・・。 こねぇのか。後続車も迷惑そう。バイクならすっと追い抜けるけどクルマの上りオートマゼロ加速からの追い抜きは難儀です。 さて、視界はどんどん悪化。 休憩撮影ポイントに選んだ横手山頂ヒュッテに到着です。 バイク駐輪場に停車。バイクゼロとは。斜面なのでギアをいれて停めておきます。 ところが、風が強い。暴風とまではいかないけど、強風。怖い、風が吹くとバイクがぐーっと動くのが見えます。あわわ、転倒したりして。こりゃあ長居はできそうもないです。 視界もゼロだし、急いで写真をパチり。 スマホナビの高度表示は2067mです。看板の標高は2100m。このナビの高度表示は道路標識のそれより2mくらい低い表示が常ですが、30m近くの開きが。まあ、どっちが正しくても、2000m超えの高所です。 マシンを倒さないように慎重に乗車。走ってる方が安心。早々にスタートです。 走ってる方が安全かと思ったら、視界ゼロに近い濃霧。トンネルの中も暗くて、カーブが見通せません。壁に激突しそうに。 今更身構える視界のなさ。これはやばい。前のクルマも見えないし。尾灯も届かないな。かといってそれが見えるくらい近づくのも危ないし。 最近、YouTubeで山岳登山の遭難史をみたばかり。山の天候は怖い、と見ながら思ったけど、こんな視界で行動したらそりゃあ道を間違えると思います。これにもっと風、低温が加わったら・・・。遭難、マジありえると実感です。 そんな自分にはナビがあるので助かります。でもナビの注視もそこそこに。よそ見は危険。まずは路面のトレースが先決。展望台付近では急に人が横断してきたり、怖い。 もう前のクルマについていくことに集中します。お、硫黄の香りが。そういえば以前来た時も匂ってた。白根山の湯釜なんて今日は論外です。 しばらく行くと、いきなり荒涼としたいかにも火山地帯という光景が広がってました。あぁ、GoProは水滴で動画はダメダメでした。 それでもこの光景、すごいな、と思いながら頭にクエスチョン。(いかに10年前に来たとはいえ、こんなインパクトがある光景、見覚えがあるはずだけど・・・。) 1500mくらいに下りてきたら視界は復活しました。そうしたら急に街並みが。あれ、人もたくさんいる。渋滞もしてるし。 看板に出るはずのない東京の文字。ちょっと何言ってるかわからない。 あちゃー、あれだ、道なりに進んで草津に着いちゃったな、こりゃあ。言われてみれば大きな温泉ホテルっぽい建物多数にお土産屋さんみたいなお店が何店も。 遭難に気を付けようと思った矢先、乗り物ではあるけど遭難してたとは。万座ハイウェイに入ろうと思ったんです、予定では。 やばー、雨のリスクの高い東方面に流されたか。確かにぽつぽつ降ってる。急いで元のルートに戻らないと。まずは看板で、長野、上田、小諸、そんなエリアのほうにシフト開始です。 先の雲の色は降ってる色。どこで雨のエリアに飛び込むか。この先の長野方面のほうが天気がいいことは期待できるので、先を急ぎます。 走る予定になかった嬬恋村を爆走。周囲に広がる高原野菜畑の光景も楽しむ余裕ナッシン。 ウェットかぁ。図らずも新しいタイヤのウェット性能も試せることに。ウェットとは思えない、エキゾーストの咆哮です。 と、いよいよ雨に捕まりました。結構降ってきた。 田代湖というあたりが一番本降りでした。グローブが濡れ、インナーのスリーブも濡れました。太ももは大丈夫。シューズもまだOK。ここまではOK。 マイルール。 雨が伝ってお尻の割れ目まで侵入したら負け。さて、そこまでなるか。 急げ、急げ。 上田市の標識を超えたあたりで、一瞬空気が変わるのがわかりました。今までの冷たかった空気から、生暖かい湿った空気に。向こうの空は少し青空が見えます。 やった、やっぱりこっちは天気いいだな。上田市辺りは白い雲がダイナミックに流れ天気が急激に回復してそうです。 帰りはR153でまっすぐ南下しようと思ってるので、だんだん諏訪方面に寄せていきます。その途中でよく見かけた看板。 サンリン。あぶねー、サ〇リンにしか読めない。今の若い人、この手の事件史、もう知らないんだろうな。あの当時、松本ナンバーを検問で止めるとかやってた。思えばなんかすげぇ時代です。 時間は正午過ぎ。しまった、ミスルートで予定より1時間ほど遅れてます。経由地に登録していた道の駅、カリメロ、じゃなくてマルメロに寄ります。 ふぅ・・・。のど乾いた。 自販機、自販機・・・。 ねぇ!自販機ねぇ! そういえば数年前、ここの近くにツーリングで泊まったことがあって、この道の駅を使ったことがあったけど、なんか時間つぶせない印象が残ってました。自販機がないだとぉー。 食事処とコンビニはあります。もう、こんな濡れネズミが寄るところじゃないです。 時間をロスしているので長居は無用。水分補給したかったけど、まさかの放尿マイナスでこの駅を出発しました。 と、ここで一旦停止。 道の駅でやろうと思っていた作業。急いで進もうと思ったので忘れてた。 これをもってきてました。チェーンルブ。 雨の中をしっかり走ったので、潤滑用というより錆止めに吹き付けておきます。 水分補給できなかったのに、炎天下での注油作業。噴き出す汗。ほんと持ち出しが多くて困る。 でも滑らかになったチェーン。 もう一度再スタート。次の目的地はR153の伊那方面。ほんとこのナビは県道をよく使ってくれます。おかげで心配してた諏訪の渋滞もパス。 県道14号、19号で伊那、駒ケ根付近まで順調にやってきました。 ここで給油しておきます。最後の給油です。 ここからは単調にR153を南下して愛知まで。 で、毎度の食事地点、道の駅田切の里に到着です。13時すぎによる予定が1時間は遅れてます。 昨日、今日はライダーをあまり見てません。台風を避けてツーリングしていないのか、自分の休みが遅いのか、行った方面が人気がなかったのか。 レストランに行くと、ラストオーダー14:30。スマホの時刻14:30。 急いで食券機で発券。券を手渡したら自分が最後になりました。 あぶねぇ。この先まだ長いのに、空腹とかろくなことない。注文を待ってる間、雨雲レーダーで帰宅する時間帯の降雨予想をみると、R153号もところどころ雨が降っているよう。 今から数時間後の話。自分が通過した後に降り始めるか、止んだ後に突入できれば問題はないけど、台風の影響が出始める時間帯だし山間だし、にわか雨もあるかも。 だいたいの天気をインプット。 お、運ばれてきました。ウーロン茶もつけてまたざるそばにしました。 手延べそばだとか。色白。 ・・・。悪くはないけど、そば感、薄っ!上品すぎ。川中島で食べたそばのほうが好み。 おひとり様なので、談笑とか一切なし。失礼に当たるんじゃないかと思うほど早食い。ごちそうさまでした。 水分補給はウーロン茶でOK。でも毎度気になる自販機のラッピングテクスチャーに変化がないか確認。 よかった、安定のJPG拡大テクスチャー。これからも寄るたびにウォッチしていきます。 道の駅を出発。この青空はどこまで続くのか。ここから先は休憩の予定なし。一気にR153を南下します。 逸る気持ちに交通事故現場目撃。 事故は嫌だな。安全運転、安全運転。 飯田でいつも通り流れが悪くなり、その先はだんだん青空が減ってガスがかかったような空模様に。おかげで気温は25,6℃。体力的にこの気温は助かります。 愛知に入ると路面がウェットに変わりました。多分、雨が上がったあと。 道の駅どんぐりの里を通過。ここはライダーであふれている道の駅だけど、うーん・・・、1台しかいない。ほんと今年の夏はバイクを見てないです。 足助のあたりでスクリーンに雨がぽつぽつ。空は明るいけど来てるのかな、雨雲。 ここまでくれば家に戻ってしまっても変わりないけど、道端の自販機に緊急停止。見つけたダイドー自販機。今年あれを飲んでない、梅よろし。ここにあるのか・・・、 ない。やっぱりない。物価高の影響とかなのか? ネクターにして水分、エネルギーをチャージして気力をリセットです。 家に着いたら、シャワーを浴びる前に台風の準備をします。バイクカバーも結んで、自転車にもカバーをかけて紐で結んで。もうそれを考えただけで脱水症状になりそう。なので、心が折れないようにエナジー補給。 残りちょっとのライディング。きれいな夕日。自分の家のほうは明るい空。ちらっと北のほうをみると、雨のカーテンが目視できます。あの雨のカーテンが流れてこないうちに台風準備をしないと。家までラストスパート。 ふぅ・・・、なんとか雨に降られず無事帰宅できました。 いやー、草津に流されたのは失敗でした。嬬恋から上田まで走ったウェットの痕跡がこの砂。 あのリアの変なカーボンパーツを外したせいで砂の飛散は盛大になりました。休み中に洗車したいところです。 安物の非メッキノーマルチェーンは錆びた? よかった、錆は浮いてませんでした。これも洗車時にメンテします。 ここで家に入ってそのまま休みたいけど、台風の準備まで済ませてやっと今年の夏のツーリング、クローズです。 志賀草津高原ルートは残念ながら悪天候で何も見えず。また天気のいい時期にアタックするのもネタ切れにならず良さそうです。いろいろマシンで確認したいことも見えたので、これも確認していきたいと思います。 台風7号発生からずーっと気をもんだツーリングでしたが、ちゃんと行けたのでおなか一杯にできました。次は・・・、秋にキャンツー行けたらいいな、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.17 00:56:42
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