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カテゴリ:バイク・ブレーキ
中古でゲットしたキャリパー。ただ換装するとパッド面積は20%も減るので、軽量化以外のメリットがなさげ。オーバーホールは必ずやっておきたいところです。 キャリパーを割るまでに少しでもピストンを出しておきたいので、リアキャリパーのピストン抜きでもやった技、スプレーを吹き込んでピストンをせり出します。 使うのは中の洗浄もかねてパーツクリーナーにしようと思います。シールを傷めるかもなので交換は必須だと思いますが、今回はオーバーホールなので。 家に転がってるパークリのノズルの太さをチェックしていきます。 だめだ、これは細すぎ。シールが大変。 お、このノズルは太目。これなら少し削れば使えそうです。 ということで、ノズルをペーパーで少し細くします。土曜の英語のレッスンの合間に、店舗の休憩コーナーでペーパー掛け。マジ怪しい客。なにやってるかなんて、絶対わからない。 持参したブリーダーボルトに差し込んでみてはまたペーパー掛け。なにかやばそうなもの作ってると思われても仕方がないです。でも涼しい店内で冷たいお茶を飲みながら隙間時間を有効活用。 よし、ノズルがぴったり入るようになりました。2mmくらいだけどいいでしょう。 で、もうひと手間。工具箱に転がっていたバンジョーボルト。この貫通穴をボンドで埋めて噴射圧力が逃げないようにしました。トキコのキャリパーはM10X1.0の細目ピッチらしいですが、ホームセンターに売ってませんでした。これで代用です。 ピストンせり出しの準備をします。 これ、絶対に必要なシール。配管用のテーパーネジなんかに使うシールテープで十分だけど、これをしないとねじの付け根から盛大にパークリが噴出してきます。 パークリだけならいいけど、汚れたフルードもまき散らすことになります。 実は昨日、室内でシールをせずに手抜きトライをして大変な目に遭いました。これ、必要です。 ブリーダーボルトにもシールをして、バンジョーボルト、ブリーダーボルトで埋め栓。 せり出し前のピストン位置は暗くて見えにくいけどこんな感じ。残量があるパッドを抜いただけなので、ほとんどピストンは出ていません。 今回、対向ピストンなので、ピストン戻しツールだけ新たに買いました。ピストンの動きは均等じゃないと思うので、大体のセンター位置を振り分けられるしきい板が必要。動きのいいやつだけ抜けちゃったら、もうお終いになっちゃいます。ヤフオクで千円ちょっとだったのでゲットしました。 昨日はボルト付け根から盛大に漏れたけど、今日はどうだ?ノズルを差し込んで噴射! 試しに5秒くらい噴射。シールテープが効いてる。お漏らしなし。 裏返して確認。お、ちゃんとピストンツールのしきい板までピストンが出ました。これでピストン抜きは少しは楽になるかな。 ピストンシール類まで換えるなら、このパークリ噴射は使えます。楽。一番大変だったのはノズルを削る作業でした。 ただ、噴射後、ブリーダーボルトからスプレーのノズルを抜く時は要注意。中に溜まったガスの圧力でブリーダー穴から汚い薄まったフルードが逆噴射してきます。もう、マジ黄金水の噴射。ただのエ□動画になってしまって、しかもぶっかかるという悲哀を味わいますので超注意です!昨晩は思いっきりぶっかかりました。誰もギャラリーなし。家族のネタにもならず。ものすげー激萎えでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.29 23:09:54
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