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カテゴリ:ツーリング/散歩日誌
7月から9月まで続いた暴力的な忙しさもひと段落。そんななか、土曜日貴重なノーレッスンなので久しぶりに土日が使えます。なのでキャンツーを考えていたんですが、土曜日から天気は下り坂。西に行けば夕方から雨、東に行けばキャンプの夜から次の日の午前中は雨。どこで雨をやり過ごすか、というのが悩みどころ。 本当は10月の恵方開運ツーリングにしたかったので、南西に行きたかったんですが、いつも行く熊野方面は降水確率100%。日本全国の天気予報を数日前から眺めていて、傘マークが土日ないのが鳥取方面。そこからの帰りなら、雨は通り過ぎているはずなので、雨上がりを走ることにはなるかもだけど、レインは着なくても済みそう、ということで鳥取を目指すことにしました。ぎりぎりに決めたのでキャンプ場は決めたけどルートはぼんやり。夕方ほど天気は下り坂なので早めにテントの設営をしたいところだけど、寄りたい施設が9時からなので、逆算して4時半にスタートしました。 セルを回すと、弱々しいなぁ。確かに3週間ぶりではありますが寒くなってきたからか、有名ブランドじゃないからか。 西に向かいます。大きくは関ヶ原方面経由、琵琶湖北部で京都を超えて、丹波エリアを抜けていきます。まずは給油。今日は新しい添加剤を試すので、ここでは何も入れません。いま入っているFUEL1を薄めて使い切ります。 そこから名四へ。ノーマルスクリーンは磨いたけど街灯の散光具合をみると小傷はありそうです。 5時くらいなのに交通量多し。赤色灯が見える、と思ったら朝から事故でした。気を付けます。 名四から堤防沿いで大垣方面へ。ここで朝日が昇ってきました。きれいな朝焼けです。はるか遠くに御嶽山?その右に山頂フラットな恵那山が見えます。 養老経由で関ヶ原に。その堤防下に、先月のお彼岸あたりに来た時も咲いていた彼岸花がまだ咲いていました。てっきりお彼岸の時だけ数日咲く、霊的カレンダー内蔵だと思ってたので意外です。あとで調べると10月上旬まで咲いているようです。 関ヶ原を通過。このあたりが11℃。先月は同じ時間帯で15,6℃あったと思うので季節は進んだようです。 出発してから寒さの中を走ってきたので尿意。いつもの浅井三姉妹の郷によります。 道の駅に到着。名四、弥冨のあたりから感じていたグローブの違和感。 先日グローブに空いた穴を合皮補修シートを使って埋めてみたんですが、あっという間に剥がれてきてました。穴が開くほど擦過するってことだから粘着剤くらいじゃ負けるみたいです。 ここは小谷城のすぐ近く。いやいや、落城の周年とか嬉しくないでしょ。築城何年とかならわかるけど。だいぶ前に途中まで登りましたが、さすが難攻不落と呼ばれた山城、大変でした。 もうひとつの旗が戦国の聖地。戦国の〇〇。戦国ロードと名付けたのは自分が先です。 体も冷えたし、小腹もすきました。なので、これ。食事です。コーンがシャキシャキ、うめぇ。 お腹から蓄熱。エネルギーチャージで気力回復。まだ今日の行程の1/4です。賤ケ岳を超えて、ちょっとだけ脇道にはいります。 早朝のメタセコイア並木。この時間帯は観光客も少なく、交通量も控えめ。マイペース走行で絶景を貸し切りでした。 そこからいったん若狭湾方面へ北上します。ほんとトイレが近いもんです。出てきた熊川宿へ。来る途中、下りフル漕ぎのロードバイク多数。なんか、ここでタイムを読み上げてる女性が。大学か何かのサークルでしょうか。 下り、スピード出てるなぁ。ちょっと思ったのが、あんな細いタイヤからの転倒とかないのかな、と。車道側に倒れてきたら、なんて思うとぞっとするのでした。 停めたバイクに近づいて、面ファスで貼り付けているレインの固定具合を確認。一応落下防止もしてますが、このくらいのツーリング負荷では問題なさそうです、と、目に入ったカウルの曇り? うっ、サイドバックのバックルがカウルに当たっていたのかぁ。それでの擦過傷。自家塗装のダミーカウルではありますが、これ以上傷つくのも嫌。 荷物を降ろして、シートカウルの中から、携行している黒ガムテープを取り出します。 ペタっと貼って養生完了。持ち歩いていてよかった。ハロゲンバルブのロービームが切れた時の、ハイビーム減光用テープでした。 熊川宿を出て、R27号に合流。Yes,we can!の小浜方面へ。 そしてすぐに、名田庄へ南下します。〇〇庄、かっこいいな。 丹波、特に美山エリアは快走ロード多数。どこを走っても楽しいエリアです。 9時半。今日の寄り道スポットに到着。オーブ多数。さっそくスピリチュアル。うそ、ルミックスのレンズの傷です。 いつもこのエリアを通過するとき寄ってみたいと思っていた暦会館です。 校倉造り、ってこんな感じ?古っぽい。しかも変なものが。 らき☆すた?五芒星。 そう、ここ名田庄は安倍晴明を祖とする安倍氏が応仁の乱を避けて移り住んだ土地見たいです。ここでは土御門の姓になったようです。 陰陽師、陰陽道ですが、天文学に通じ、暦を作るのが生業だったようで、その暦の資料、歴史がずらり並んだ資料館。入館料200円です。 渾天儀。中心が地球。天体の動きを模してるんでしょうが、ぱっと見解読できず。少なくても太陽、月の動きはわかるんじゃないかな。 水時計。最下段の水槽にフロートがあって、その上下で時間がわかるというもの。 ぐっと時が流れて大名時計。 香時計や水時計、レート一定のものを使って時を測りたいという叡智というか、情熱を感じます。二十四節気、太陰暦、太陽暦の解説など・・・、難解。読んだ以上のことは不明。館内のスタッフさんは、お分かりにならないことがありましたらお声掛けください、とのことだったけど、多分わからないのでご迷惑をおかけしないように静かに閲覧。 太陰暦のデメリット。だんだん季節が合わなくなってくる。そりゃ日数が足りないので。13か月ある年とか。明治時代に太陽暦に切り替わった当時の庶民の混乱エピソードが、なるほど。 お、安倍晴明肖像画。陰陽道は学問と思うけど、まじないごともあったのでどこかスピリチュアル。いや、式神もいるなぁ。 きれいな青空。庄という言葉がなんとなくイメージできる風景。 さて、もう一か所。自分が見たかったのが、案内板にある、土御門家の天壇?いろいろな儀式をするための神聖な空間です。大地のパワーを得られるパワースポットなんだとか。 歩いていけるか・・・、な。ナビで見ると500mくらい離れてます。ちょっと時間がもったいないので、バイクで移動します。 草に埋もれた案内板。史跡なんだ。 鳥居があります。 この上に天壇。おー、いかにもー、な空間。天壇、祭壇での儀式なんて、赤壁の戦いで風を呼ぶ孔明の儀式しか浮かびませんが、畏まった場所です。 白の鳥居は白虎神。四神それぞれの鳥居。 立ち入り禁止ではないみたいですが、今回は恵方に来ていないので、立ち入りはやめておきます、って十分こんなところに来ているのでシュバルツシルトの半径内です。 まあ、こういうのが積もって午後は狐につままれた感じに?いや、ナビに騙されたんですが。 ちょっと名田庄の散策で時間を使ってしまいました。到着が遅くなるほど、西の天気は下り坂。先を急ぎます。陰陽師の里を出発しました。 その2に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.16 16:45:45
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