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カテゴリ:ツーリング/散歩日誌
名田庄を後に南下。美山エリアは茅葺民家の里。おー、すげー立派。これだけの材料、今でも手に入るのかな。 ちょっと予定より遅れたので、どこかショートカットルートを探そうかな、と思っていたところで綾部手前でまさかの渋滞。工事か、事故とかなのか。ノロノロと進んではいますが、距離が。3,4km進んだら自然と流れ出しました。どこにも原因らしいものは見当たらず。 綾部を過ぎて福知山方面に到着。時間があれば大江山の酒呑童子の里へ寄りたかったけどパス。ここもどうしても寄れない場所です。 見覚えのある三段池公園の案内。結婚してしばらくしてから復活させたキャンツーの記念すべき初キャンプ場でした。墓地に囲まれていて、いきなり雨の夜だった覚えがあります。 福知山からさみしい国道R9号で西進します。このころになると青空は消えました。 早めのお昼にしようと思ってたんですが、普通のお昼時間になってしまいました。R9号を通ったら使うドライブインに寄ります。 ドライブインやくのに到着。この奥に道の駅もありますが行ったことはありません。いつもドライブインで軽食です。久しぶりに寄ったのでスナックレストラン、潰れてなきゃいいけど。 お、よかった。営業してました。食券でなににしようか・・・、カレーうどんをチョイス。小さなセルフレストランなのでカウンターの奥はすぐ厨房。ふふっ、きれいなお姉さんが調理してくれました。最高のご褒美。 ひと口。うめぇ・・・。トイレが心配だけどスープまでごくり。完食。ごちそうさまでした。 ドライブインやくのを出発。これまでずーっと点いていなかったガソリン警告灯が点灯。今日は燃費いいな。いつもは260kmくらい走ると点灯するんですが、今日は約300kmで点灯です。 ここでいよいよ新しい添加剤、風雷益を試します。15リットル給油するから15cc持参したけど、燃料タンクは18リットルだから18cc持ってくるべきでした。 給油前に添加して撹拌したかったけど、セルフスタンドがなかなか出てこなかったので、後から添加です。 添加後20キロくらい走行したらだんだんフィーリングが変わってきた。 アクセル、重っ。グリップ感を得るためにタイヤの空気圧を思いっきり下げたような感じです。トルクはありそうな。R9方から離れてクネクネ県道で宍粟市方面へ。ブレーキにもすっかり慣れました。4ポッドのほうが扱いやすい気がします。 県道からR29号へ合流。鳥取へ通じるルートです。ここまで来ればキャンプ場も分岐一本。ついたも同然です。 出てきた道の駅若桜に入ります。ここも以前GSXできた時に雨宿りした道の駅です。今日も曇りです。先日、NHKの鶴瓶の家族に乾杯で放送されてました。 その放送をみたから、というわけじゃないですが若桜で休憩を決めてました。バイクいないな。このあと雨になるはずだからみんなそろそろエスケープしてるんでしょう。 ふぅ・・・、ホットコーヒーでブレイク。この近くに入浴施設があるので、本当は寄るつもりでしたが、時間が微妙。ばっちいがまあ、汗もかいてないので、お風呂はパス。雨が降らないうちにテント設営を優先です。 コーヒーを飲みながらうろうろ。お、往年の車両が展示されえているのか。若桜鉄道。え・・・、結構外装がひどいな。 塗膜が剥がれ、錆から赤い血が流れ出てます。朽ちてきてる。 休憩終了。キャンプ場を目指します。本当は鳥取砂丘のキャンプ場を目指す予定でしたが、ネットでみたらリニューアルのために閉鎖中とのことでした。 じゃあ、あそこ。 安徳の里姫路公園。壇ノ浦のあと、実は安徳天皇は落ちのびていたー、という伝承は各地にありますが、この地にも。 広々としたフリーサイト、きれいな設備、ウォシュレット完備。自販機もあって、最近華美になりすぎているキャンプ場が多い中、穴場的キャンプ場では、と思います。令和元年以来の再訪です。 前回は1回でたどり着けませんでした。ナビ任せにしてたら、すごい道に案内されて断念。鳥取砂丘に行く途中、案内板を発見。さっきの酷道とはまったく違う、整備された快走路でたどり着けました。 こんないい道があるなら、ナビも案内を間違えることはないだろう、と残りのルートを確認してなかったのが間違いのもとでした。 見覚えのある案内板を探して進んでいくと、右手の山肌が崩落。すげ、木がない。これは新しい断層か、最近の地滑りかなんかか? (前に来た時、こんな断崖、断層あったっけ?) 進めど進めど見覚えのある案内板が出てこない?交差点にあったので見落とすことはないはずですが・・・。そのうちナビが示す方向に右折。この右折箇所にローソンがあったんですが、ローソン+ポプラ!へー、ポプラってまだ名前、残ってるんだ。 そんな感慨のなか、どんどん奥へ。 んー、なんか違うな。 前は道端に、安徳の里、安徳の里、って案内が出てきたんですが、今日はまったく出てきません。このナビ、また酷道へ案内してるんだな、きっと。参った、だいぶ鳥取砂丘よりに北上してしまって、戻るにもかなり時間がかかります。 さすがに不安になって、停車。ナビでルートを確認すると・・・、 うっ、赤線ルートがこの先に。このナビの赤線はやばい、酷道以上です。というか、本来は道じゃないと思います。 5年前も赤い酷道に導かれて1回引き返しました。同じ道なのか? 当時の画像を引っ張り出すと、こんな道でした。この先が落石で埋まってました。またこの道? 問題の赤線ルートはもう目と鼻の先。現認して同じ道なら引き返そう、そう思って前進。毎回思う、こういう判断が遭難の元。 問題のエリアに到着。あれ?明らかに前回と違う。道は狭いけどバイクなら行けるか・・・。ついつい侵入してしまいました。 すぐに嫌な気配。道端の草木がのびのび。交通量、ないんだろうな。先日行った神坂峠に雰囲気が似てます。 路面が土で覆われ始めました。引き返すか、だけど、そんなスペースもないので、どんどん深みにはまります。 今度は砂利が路面に。ほんと整備されてない気配ですが、まだ表面はあれですが、道路自体はそこまで荒れてないので信じて前進。これ以上、荒れてこないでくれ・・・。祈ります。 おっと、停車。 急に路面が荒れ放題に。割れまくり、穴ぼこだらけ。大丈夫か、これ?穴ぼこがあるとラインを縛られるので自由度が減ってシビアになります。まだ、このくらいなら・・・。 あぁ・・・、もうアスファルトがほとんどない状態に。ひどい凸凹。凹に落ちると車体がぐらっと揺れます。荷物を積んでいるので、リアが凹を通過後の挙動が不安定、読めない。想像以上に大きく振られます。それがハンドルにも出て、ねらったラインから外れて、また凹に。どんどん揺れが大きくなるというか。 くー、尾根筋かな。周りは山だなぁ。こんなところで転倒したらジ・エンド。切り返すにもわだち、足場が悪くてそれも無理そう。もう限界。 詰んだ?詰むのか??早く終わってくれー。 無情にもまだまだクネクネ、つづら折りが続きます。 ま、まあ、これくらいなら遭遇したことがあるコンディションですが・・・、 げっ!初遭遇、砂利、ダートとはー。しかも深いわだち。もうわだちなりにまっすぐ進むしかないです。 その先に砂利、わだち、陥没のコラボ。中央際際にタイヤ一本のルートをトレースしてクリア。もう、ほんとGSXのページに載る画じゃない。オフ車、アドベンチャー乗りからしたら笑われるレベルですが、固い足、ラウンドタイヤ、重い車体、ネガしかないです。 しかしナビの赤線セクションもどんどん消化。お、やっとアスファルト区間に到達です。助かったぁ。 とんだ災難に。これだ、恵方以外に行くと大変な目に遭うようですが、こういうことかな。それなのに陰陽師の里は反作用大なのでした。でも事故らずとりあえずよかったです。 気力もなくなって、トロトロとキャンプ場に向かいます。 おー、見覚えのある光景。キャンプ場に到着。プチ紅葉がきれい。まだ雨も大丈夫そうです。 駐輪。やっと安堵。これ、もっと荷物満載だとやばかったかも。 タイヤも車体も泥まみれ。 気が付いたらグローブに貼った補修シートは剥がれてました。ダメだな、このグローブも。 2度目の安徳の里です。 駐車場目の前の橋を渡って管理棟で受付をします。2千円でした。今日は他にもうひと家族いるとのことでした。 荷物をもって、フリーサイトに。通り過ぎがてら、ファミリーにご挨拶。にぎやかだけど、マナーは良さそうな家族で安心。少し離れてテント設営です。夜から雨かもなので、ほぼ貸し切り。 あの奥の蔵が安徳天皇ゆかりの品々の資料館。前回は中を見学。耳なし芳一の絵とかビビりました。高貴な方の品っぽいのが多数。この地域に不似合いな誰かが隠棲してたのかな、と思います。 今日のお試しはレジャーシート。全然これでいい、暖かい。テント内にぴったりです。 GW時にバーナーで燃やしてしまった穴の補修箇所。これも大丈夫そうです。 テント内でひといき。さて、あの魔の区間はなんだったのか。ナビで見ると、 これ、春の桜花見ツーリングでもあったなぁ。毎度素直にたどり着けないこのキャンプ場。下賤の身なので安徳天皇はお怒りです。 さて、標高をチェック。500m未満。去年のキャンプよりは凍えないかな? あー・・・、疲れたのでひと眠り。持ってきた麻布も毛布代わりになりました。 起きてキャンドル点灯。 7時前だけど、遠くからにぎやかな声。もうひと組の家族が晩御飯を用意してワイワイやってます。いやぁ、前回は耳なし芳一の倉庫があるサイトにひとり。今日は心強いわけです。 自分も用意。といってもご飯のパックを温めるだけ。 今回はお手軽にコーンビーフ。 焼き物を減らした代わりに持ってきたのが卵。100均のエッグケース。よかった、割れてないです。 簡単に目玉焼きを。蓋があったほうが良かったです。次回の改善点として覚えておきます。 汁物の代わりに棒ラーメン。ここのキャンプ場の水はきれい。去年のキャンプ場は砂が残ったので・・・。 お腹も膨れたので食後のコーヒーです。凝りもせず、バーナーでテント内昇温です。 今のところ降雨なし。鳥取は曇りマークだったけど、現時点の雨雲レーダをチェック。ぎりぎり雨雲の外。深夜に少し雨雲がかかりそうな感じですが、もう夕食も終わったのでテントの中にいればOKです。 あとはナビに明日の経路を入力。ラジオからはSKEメンバーの放送。いいねぇ、華やか。 たまに入る全国の天気予報。音声だけだと想像が難しいけど、明け方雨になるのは関東方面。中国地方は概ね好天。ただ、北陸付近はところにより雷雨。 さてさて、今日は丹波エリアを来たので、明日は日本海沿いを若狭方面に抜ける予定ですが、そっちは雷雨かもしれないのか。まあ、基本的に雨は今晩には東に抜けるでしょう。日本海側を通ることに決定。 21時には隣のテントの家族連れの声は聞こえなくなりました。早いな、就寝。GWは隣のテントからの話声で2時には起こされたので大違い。 22時に自分も就寝。0時ころ、パツパツっとテントを叩く雨音。来たか。ひどくなるかな、と聞いているとすぐに雨音は収まりました。大雨だったらやばいな、と心配してたけど浸水もなし。明日は帰宅一本。この辺の日本海側を走ったことがないので、景色が楽しみです。 その3に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.18 18:32:19
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