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カテゴリ:ツーリング/散歩日誌
昨日バッテリーを交換したので恵方参りを兼ねてツーリングに出てみます。12月だけど日中は20℃近くまで気温は上がる予報。オーバーパンツはなしにしました。最低気温はバッテリーの始動性を確認するにはちょうどよく、6℃。 エンジン始動。セルを回すとあっけなく始動しました。さすが新品、駆です。 幸い真冬の最高気温くらいはあるので?いつも通り早朝の早出です。あと早出をしたわけは、正午前くらいから黄砂が降ってきそうなので。その前には黄砂が降りそうなエリアからこっちに帰ってきていたいです。4時半スタート。 バッテリーを換えたせいか、加速がなめらか。よく回ります。なんだ、着火力に影響していたのかな。今日の行き先は北西。滋賀県湖東エリアを目指します。大きくは関ヶ原、米原方面に向かいます。 桑名あたりから北上したいですが、名四でいくか、R1でいくか・・・。加速がいいので名四をチョイスです。 さすがに12月の早朝。暖かい朝でもまだ夜に近い。交通量は少なめで快走。交通量が少ないからできる、右折専用レーンなしの名四での右折。通常の交通量なら追突されそうな所業です。 このナビは県道をよくつないでくれるので、愛西市経由で木曽三川方面へアプローチすることが多いです。そこまで寒くないけど鼻水が垂れてきます。やっぱ寒いのかな、寒いといえばスマホのバッテリーはどうかな、今日は生きてるかな、と確認すると、うわ、今日も充電されてない。もう減り始めてます。しかも充電マークも出てないし。 今日は初めて行く場所が一か所あります。そこに着くまではバッテリー、持ってほしいです。 走っていると道の駅ふれあいの里立田がでてきたので寄ります。早朝の道の駅によると感じますが、キャンピングカーの多いこと。ここも盛況でした。 ここでUSB変換器を確認。2口あるのでスマホとGoProを入れ替えてみました。そうしたらスマホに充電マークが表示されました。ケーブルが原因ではなかったか。じゃあ、2口のうち1口死んだ?いや、GoProにも電気はきてます。スマホだけだめか。あれかな、2Aでなくなったか?USB変換器も寿命そうです。 ちゃんと充電されるようになったので、先を急ぎます。今日の本来の1回目休憩ポイント、道の駅月見の里南濃を目指します。 道の駅を目指して揖斐川を北上。対岸の灯りがきれい。画像には映ってないけど、背後の山並みのシルエットが怖ひ・・・。それにしてもハロゲンバルブ、暗いです。 まだ尿意はそれほどでもないけど、この先道の駅もないので休憩です。ここもキャンピングカーとか車中泊していそうなクルマが多いです。 駐輪して、夜空を見上げるときれいな三日月と惑星っぽい光。6時前だけど、すこーし東の空が赤みがかってきています。幻想的。さすが月見の里。シーイングがいいです。 トイレをすませて、道の駅を出発。先を急ぎます。いつもの養老経由で関ヶ原方面に抜けていきます。やっと空が明るくなってきました。この辺の気温も表示板をみると7℃前後。よく、この辺りだけ寒いことがありますが、今日の冷えは厳しくありません。ただ、路面は夜露のせいか。ところどころウェットが続きます。 この気温の高さの影響か、米原から濃霧でした。これが結構濃い。米原ではゲリラなんちゃらによく遭う印象なので、てっきり霧も米原エリアだけかと思ってたんですが、ずーっと、ずーっと濃霧です。晴れてくる気配がありません。 これ、どこまで続くんだろう。 彦根市内を通過。市内は少しだけ霧は薄かったけど、郊外に出たらまた濃霧。ナビをみると目的地まで10キロないくらいです。その10キロのうちで霧が晴れてきてくれるといいけど。 せっかくのお参りなので、すっきり晴れてくれていたほうが気持ちいいです。 あと4キロくらい、さすがにダメか、と諦めたら視界の先は明るいです。霧はなさそう。どうだ、目的地は霧の外か中か。 目的地に到着。 いきなりハイキー気味でピンボケ写真。 今日のカメラは発掘したトイカメラです。この小ささ。 場所は、よかった、ちゃんと写ってた。ちょくちょく来る、胡宮神社です。前からたまに来てたんですが、歴史ミステリー番組で平清盛出生の秘密が書かれた古文書がここにある、と知ってからランキング上位に浮上です。 でもそれだけじゃなくて、ここは紅葉がきれい。まだ残ってるかな、うー、まあ今年の暖冬のおかげもあって雰囲気は残っていそうです。ピークはさぞゴージャスだったんでしょう、ひとも多そうですけど。 鳥居横の紅葉。きれいじゃないの。 拝殿に向かって階段を上っていくと、常夜燈に明かりが。雰囲気いいな。最近早い時間帯に神社に着くので、7時台は常夜燈が点いていることが多いです。8時までは境内の掃き掃除なんかで巫女さんに会えることも。神社は早朝がポイント高し。 拝殿です。よーし、懇ろにお参りお参り。 ここの展望台から近江の平野を見渡すと霧があるなぁ。だめだ、トイカメラだと何が何だかわからない。 わからないけど、今まで走ってきた北方面をみると、もっと濃霧に覆われています。神社手前2キロくらいから晴れてきてくれて、ラッキー。これは歓迎されてる、いい兆候ということにしておきます。 境内に残っている紅葉たちをパチリ、パチリ、していきます。ファインダーも背面ディスプレイもないので、ちゃんとフレームに収められているか不明。取り込んでみたら、まずまずねらい通り撮れてました。だんだんこのカメラに慣れてきました。 紅葉をアップで撮ってみる。 橙色の紅葉を撮ったつもりが、なんか蛍光ピンク。苔むした幹もなんか光ってそう。変なテイストだけど、こういう予想外の出来がトイカメラの面白さなのかな。 さて、胡宮神社を後にします。竜王、栗東方面に南下開始。するとまた霧のエリアに突入です。霧のエリアの境界。不思議な光景。 ところがこの濃霧はひどかった。全く前が見えない。GoPro画像ではまだ見えてますが、肉眼では視界はこの半分くらい?交差点侵入ぎりぎりまで信号が何色か見えないくらいです。 今日の第2スポットを探してうろうろ。ナビに登録してあるのに、見つからない、たどり着けない?入り口らしきものがない、ない?ありえないと思うけど、まさかこっちかぁ?なんかあぜ道レベル。絶対違いそう。 唐突に行き止まりに。駐車場とかじゃなさそう。ゲートは鎖で閉ざされてる。公園名が書かれた石碑があるので間違いじゃなさそうだけど、裏口というか、とっても拒絶感。さっきの霧が晴れた神社とは真反対の感覚。なんか鳥肌立つな。 ちょっとしたスペースがあるので駐輪。パチリ。 すげ、水田エリアの中にいきなり丘というか、山。色づいた山に流れ込んだ白い霧のコントラストが美しいです。 着いたのは船岡山というところ。とあるものを見に来たんですが、思ったより広いな、どこにあるんだろう。よく見てるつもりが見つけられない、とりあえず右に進んでみます。その先に広場っぽいのがあるので。 小道に侵入。散策路にしては荒れてます。ひとはほとんど通ってない感じ。なんか足が重い。山の中あちことからパキペキ音が。獣?結構いるのか。 なんか気が進まないぞ。はるばるやってきたのに。お、こんな時期に花が咲いてる木を発見。 写真を撮ってみる。少しでも気分を和らげようかな。 すると、先になにかオブジェが見えてきた。あれか?炉端にもなんか小さな石が並んでる。 進んでみると、 あぁ、呼ばれてしまったんだな。怖いので引き返します。写真撮り魔の自分が撮れなかったです。 やっぱり裏口についてしまったんです。もう1回バイクを停めたところに戻ってきました。実は目の前に鳥居と階段があって、そっちにありそうな確度が高いとは感じてたんですが、右に行ってしまったのは、この鳥居もきつい。どうしても足が進まなくて。 だけどぐるっと回っても駐輪場とかなさそうだったので、行くしかない。鳥居の先には急な石階段。その先に祠。ちゃんと祀られてるんだけど、これも、おるおる、おるなー、感じるなー・・・。横を失礼して先へ。 ここの船岡山には神社があって、この祠は奥の院とかなんでしょうか。決して大きくない山ですが、止まるとぞくぞくします。なーんか気配がするってのはオカルトすぎ? 山を越えてやっと広場に下りてきました。ここが間違いない、目的地側です。 万葉の森 船岡山。 もう、自分が万葉といったら、女流歌人のスーパーヒロイン、額田王なんです。 今回、湖東方面に来るのでナビの経由地点登録のために道の駅を探してて、見つけたのが竜王かがみの里。額田王は鏡氏の出らしいので、この辺がルーツ?なら自分の知らない彼女のゆかりの地がこの辺にあるかも、と検索して見つけたのがこの公園です。 彼女の歌の中でも傑作。いろんな説がありますが、そのまま受け取ればやっぱり天智天皇、大海人皇子との三角関係はあったんだろうし、壬申の乱の遠因になったひと、というと属性がずるいです。 この歌の場所がこのあたりなんではー、ということらしいです。 だからこのレリーフがあります。そう、これを見に来たのです。 立ってるほうが多分、額田王。 額田王関連の場所はちょくちょく行ってます。もうストーカーでしょうか。その怒りの拒絶からの墓地誘導なんですかね。 東屋にはこんな旗が。 今風にアレンジ。なるほど、こんな感じか。こんな感じならいいな、なるほど。 いろいろあったけど、歴史のワンシーンを垣間見たような。脳内満足です。 そして今日のナビの最終目的地に向けて出発しました。ここも霧。昼近くにはこの付近も黄砂が降りそうなので早めに離脱したいです。 おもむろに高速に。竜王から名神に乗ります。 そしてすぐのPAに到着。 菩提寺PAです。 ここに来たのはお腹が空いたから。9時すぎ。ずーっと昔、VTRのころ、ここで朝食セットを食べておいしかった記憶が。その追憶でやってきました。 その当時は10時半まで朝食セットが食べれる、ということだったので急いでやってきました。食券販売機をみると、お、朝食セット発見。オーダー。500円です。 アルバイトかな、女の子の声がかわいいじゃないの。かわいい声に呼ばれて、出てきた、出てきた・・・。あれ?10年近く前と、 以前はこんな民宿っぽいメニューだったんです。目玉焼きが食べたかったのに、 いきなり つれぇ。TKG、食べれるけど、別に好きじゃない。気持ち悪いじゃないですか。 ツーリング中にお腹くださないといいな、と思いながらシャカシャカ完食。加減わからず入れた醤油が濃すぎ。しょっぱかったです。でも大きな豚汁はよかった。蓄熱できました。 脱脂はしたかったけど、ここでのコーヒーは我慢。先を急ぎます。 栗東で降りてまた下道に。晩秋の木立のなかを行きます。望外の陽光のなか秋を満喫。 帰りはあれです、気温も高いので大丈夫でしょう、鈴鹿スカイラインを久しぶりに抜けます。今日は名四とか単調な道が多かったので、ワインディングで少しタイヤのプロファイルを整えます。 いいぞ、いいぞ、木々に紅葉は残っていて、遅れたけど秋本番。先月、秋葉神社に行ったのが今年の紅葉ツーリングだと思ってたけど、暖冬のおかげで図らずも2回紅葉を楽しめました。 時間帯もあってか、目の前の交通量は皆無。楽しいコーナーが続くけど、ペースはぎりぎりに抑えました。前のクルマに追いついても嫌なので。 速度管理のおかげで、峠を下るまでクルマに追いつきませんでした。完全貸し切り!そして眼下にいつもの四日市エリアの平野。いつみてもいい眺めです。 そのまま道を下って、いつもの道の駅菰野に到着です。 ここでやっと我慢してたホットコーヒーを。 プシッ、ぐびり・・・、ふぅー、うめぇー。真冬のコーヒーもいいけど、暖かい屋外で飲むコーヒーもうまいのです。これ、ほんと12月?いい天気です。 道の駅菰野を11時過ぎに出発。あとは家路を急ぎます。目標は13時前。黄砂に捕まる前に圏外の愛知に戻ります。 今日は天気はいいけど、12月ってこともあってか、交通量は少なめ。快走、快走であっという間に桑名に。このギロチン工場をみると戻ってきた感じがします。 名四も特に渋滞はなくて、するするっと流れてくれました。ただ、菰野からアイドリングが急に下がりました。なんだろう。またいつかメンテです。 280キロくらいで給油警告灯が点灯。給油を済ませて無事帰宅です。 朝食からまた時間が経ったので、軽くお昼。今日は食べて帰る、って言ってたので、自分のお昼は用意されてませんでした。みつけたのがチキンラーメン。 また、生卵。卵食べすぎです。 はー・・・、お腹いっぱい。いやー、朝は寒かったけど、鈴鹿あたりは最高に気持ちよかったです。心配だったトイカメラも没写真はほとんどなくて、十分使えました。まあ、画質は難ありですが。 あと一回、走りおさめにどこかに行こうかな、と計画中。晩秋のTKGツーリング、完了できました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.11 22:06:54
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