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カテゴリ:マニアック
久しぶりにツボった。最近の志向、嗜好が記憶の底から導き出した作品をレンタルで見てるんですが・・・、いい・・・、実にいい。 その作品は誰しも子供のころに触れた作品だと思います。子供のころうちにも絵本があって、絵も好きだったんですが、いい話だなぁー、と。いい意味でトラウマ作品。忘れられない鉄板ストーリー。大人になってから、アニメをやってました。ちらっとみて、その世界観が、いい、すばらしい!と感じたんですが、当時結婚してたのでおおっぴらに見るのを控えてました。本当は見たかったんですけど、大人が見るには痛いかな、と。 それからさらにしばらく。 今はYouTubeなんかで趣味嗜好のものばかり見るような時代。ミステリー、オカルト系がどうしても好きなんで、そういうチャンネルを見ていくんですが、そうやって培われてきてる知識というか、興味から新たな嗜好が生まれて。 最近好きなのが、中世ヨーロッパ?ハーメルンの笛吹男の伝説の世界とかジェヴォーダンの獣の話とか。ロック・ネス。ネス湖。ここも行ってみたい。 そんな中、この冬最後の視聴作品を探してました。ドラクエもプレイ中。ドラクエの世界もとっても中世ヨーロッパ。貴族、王様なんか出てきます。王様、女王・・・、で思い出した見たい作品が、 まさかのアンデルセン童話、雪の女王です。2話くらいみてストーリーを思い出してきました。そうだった、鏡のかけらが目に入って、優しかった少年カイの性格は一変。悪い子に。 いつもとは違う、愛想も思いやりもないゲルダへの応対。うぉっ、サディスティックな言葉攻め。ジワる・・・。 確かに絵本でもカイを探す旅に出たような。そこまでは思い出したけど、EDの画が・・・、いろいろ詰め込まれ過ぎて、ぶわっと泣ける。美しい街。後ろから見た前へ進む姿が応援したくなるというか。 歌もいいねぇ・・・。小田和正の歌声がはまる、はまる。絵も優しい。出﨑統。おにいさまへ・・・、しか思い出せない。観たことないけど。 OPには時代考証、とかも出てくるのでしっかりやられてるんでしょう。 出てくるお母さん、農婦さんの格好はミレーの落穂ひろいの感。まんま落穂ひろいのシーンも出てきて、詳しい説明をしてくれます。さすがNHK。当時は楽な生活じゃないだろうから、助け合うのが基本なのかな、描かれるそういう互助の姿もとても温かく。とにかく1話1話心ふるえるエピソードあり。 オーロラの描写も美しい。石畳の街もヨーロピアン。あんまり考えたことなかったけど、退職したら北欧行ってみたいな。いい目標になったかも。 童話をシーズンアニメにするんだから、脚本も盛り盛りだとは思います。キーマンなのかな、登場する吟遊詩人とかも、中世っぽい。中世、中世って書いてるけど、OPでは19世紀って出てきました。ギリ近代か。 もともと創作色が強そうなアンデルセン童話。いまだに読み継がれているということは万国受けする王道の鉄板ストーリー。要はゲームに近いんでしょう。 真っ先に浮かんだのがファルコムの空の軌跡2nd。ヒロインが失踪した幼馴染の少年を探す旅に出るなんて。もう良作の匂いしかしない。観終わったら、逆に絵本でTRUE STORYを確認してみようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.27 20:16:51
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