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カテゴリ:ツーリング/散歩日誌
朝起きて、外の駐車場を確認。やっぱり自分の後に来たクルマが1台増えてる。サイコ野郎のクルマ。 何時出発するかちょっと微妙。9時開始のスポットに行きたいから、逆算して7時半くらいに出発すればちょうどいい感じです。朝食もレンチンですがメニューは選べず、カレー。みそ汁は付いてる。カレーにみそ汁、ライク松屋。 辛口じゃないけどカレーにみそ汁。ホットなもんばかり。それにホットコーヒー。夜は涼しくてエアコンなしで快眠。狭いコンテナだから蒸してくるのかな、と心配したけどそんなことはなくて。 周りが山で涼しいのか、そもそも気温が低いのか。あと意外にコンテナの断熱性が優秀なのか。とにかく快眠できてラッキー。エアコンつけるとすぐ効いてくれて、ホット食だけどさわやかなモーニングでした。 出がけに錠を。多分一番ベーシックな錠ですが昨日、サイコ野郎から身を守ってくれた錠に感謝。どこかの漫画で言うところの宗次郎の脇差。これがなかったら。ありがとうございます。 7時半にチェックアウト。といっても鍵をボックスに戻して去るだけです。 このクルマのオーナーやべぇやつ。覚えとこ。げ、ナンバー見ると同じ愛知からか。遠くまで来て深夜の凶行。あんな騒いでドア越しにすみませんでした、の最後の一言もないとか。なんやこいつ。 マシンは・・・、結露でびっしり!そうか、やっぱり冷え込んだんだな。日本中暑い、暑い、っていうけど、都市はやっぱり都市熱のバフもかかってるんだろうな。昨日の午後は基本的に山間部を走ってたので、見かけた最高気温は31度でした。今日は逆だからそうはいかないルート。天気予報では各地38度。厳しそうです。 雲ひとつない快晴。2日目の折り返しスタートです。 早朝のさわやかなクネクネ道を流します。が、やっぱりしばらくはGoProの画像はこんな感じ。 なかなか水滴が消えないです。かなり走って少し先が映ってきました。 今日の目的地は姫路の向こう。大きな街は抜けたくないのでひたすら県道をつないで東に進みます。 中国自動車道に沿った県道で進みます。信号もない流れのいい県道。小距離の移動なら高速不要。街区へ快調にアプローチです。 姫路に入りました。太陽公園、姫路城なんかはパス。 加西市に入って、お?お目当ての看板が出てました。飛行場跡の文字。 飛行場跡、ってのもあってか、建物なんかも少なくて視界良好。目の前に切妻屋根の大きな建物が見えてきました。 到着。なんかクルマ少ないな、もう始まってる時間だけど。と思ったら、ここは車椅子なんかの方の専用駐車場。一般のクルマはひとつ奥が駐車場でした。そっちに移動すると、開店直後だけど結構クルマがありました。 やってきたのはsoraかさいという施設。いかにも、なレシプロ機のシルエットがあります。 これを見に来た。 実物大紫電改の展示施設。これがあるって見つけて、それこそ飛んで来ました。 上には97式艦攻の実物大模型も。艦攻だから雷装のほうがいいな。思ったよりスタイリッシュな97式艦攻。引き込み脚だからかな。 尾翼の343は、やっぱり松山三四三空から?たぎるなぁ。 4丁の20mm機関砲は攻撃力十分。 コクピットも展示。なんか黒いパネルが精悍。ゼロ戦とか緑基調。 紫電改を好きになったのは学生のころに読んだ本がとてもよかったから。戦記物じゃなくて開発者の物語。もともと水上機から始まって紫電、紫電改に進化。 詳しい正確な話はYouTubeやマニアのブログに譲るにして、大事なのはおおよその世界線。これが日本人好みだと思います。川西が生み出した紫電改と松山343空の活躍はマジでアニメのようなストーリー。 劣勢が続く日本軍、起死回生を図り名司令官の元、新部隊を設立。前線からエースパイロットの生き残りを集め来る決戦の日に備え日夜訓練。 配備された機体は新開発された2000馬力級の重戦。それでも最新鋭機の紫電改は温存され、訓練は主に紫電で実施。 米機動部隊艦上機を迎撃した初陣で日本最後の華々しい大戦果をあげるという、だいたいそんな鉄板ストーリーだったと思います。 開発秘話も面白くて、自動空戦フラップの開発秘話、製造工程の大幅短縮の試行なんか、ものづくりのマインドも読み応えありです。引っ越しで捨てちゃったけど、また古本屋で探そうかな。 奥には特攻隊員の記録展示なんかもあって、そっちは撮影禁止です。 施設の外の向こうに平地が続きますが、ここが鶉野飛行場の滑走路跡なんだそうです。確かに航空基地っぽいな。 今日の目的はクリア。少し滑走路跡と並走してsoraかさいを後にしました。 ここからは神戸、大阪エリアをさけてデカンショ街道を進みます。 だんだん気温も上がってきました。ただ、雲が多いので太陽が隠れます。そうするとちょっとマシ。曇りのうちに進みたいですが、やっと東経135度のモニュメント。日本地図を思い出すと、まだ東に進めてない気がしてテンションが下がります。 源平古戦場付近を通過。ここもいつも天気が悪い印象。今日は快晴です。 いつもと印象が違うといえば篠山付近も。とっくにそのエリアに入ってるんですが、イメージが違います。あれかな、いつもと逆アプローチだから見える風景が違うのかな。 茅葺の家が出始めたので、これは丹波エリアっぽい。だけど、この先から街区になってくるので、本日の快走区間はそろそろ終わりです。 ここで休んでおきます。いつものガレリアかめおか。 ここの駐輪場は好きじゃないです。台数も少ないし。だけど今日は1台だけ。ラッキーです。 ここで水分補給。お、コカ・コーラ。昨日入れたアプリでポイントゲット。ちょっと時間がかかるのがネックです。 亀岡を出発します。次の目的地は大津。だから9号を走ってきたんですが、これが大失敗。想像以上に渋滞していて、ざっくり言えば、ここから30キロが灼熱地獄の渋滞区間でした・・・。 老ノ坂トンネル手前から流れが止まるような渋滞がちらほら。 京都に入ってもドはまり。ここ数年、特に渋滞もなく抜けれたのは、時期か時間かコロナ規制だったか。今回は大失敗です。いつも意味不明な2輪通行不可のアンダーパス。 渋滞も厳しいけど、ガソリンタンクが熱い!熱湯入れた湯たんぽを股で挟んでる感じ。夏場の渋滞でガソリンが減ると確かに熱く感じてたけど、今年のタンクの熱さは別格。高温、渋滞の劣悪環境。給油警告灯も点いたし、給油します。 給油キャップを開けて驚き!ガソリンの水柱。軽く吹き出ました。ガソリンはだいぶ減って液面は低いはずなのに噴出。あぶねぇ・・・。どんだけ気化してんだ。今年の猛暑を感じる事案。大鳳バリの危険状況。 ガソリンを注ぎ足したけど、まだ熱い。いやいや、量が増えれば温度上昇もゆるやかになるだろうし、到達温度も下がるだろ、って思ったけど、さらにこの先の渋滞がヘビー。碁盤目状の道路が仇。信号多すぎ。遅々として進まない。あっという間にガソリンタンクが高温湯たんぽ。 あれ、鼻の横になんか伝ってきたな。うへ、汗か。汗が垂れるのを味わうのは今年が初めてかも。キテる。 山科を抜けてもダメ。流れは悪い。このころにはiPhoneが高温異常でダウン。ブラックアウトしました。発熱対策のためか画面の輝度もおそろしく暗くて視認できないし、タッチしてもナビもスクロールしませんでした。熱暴走してたんだろうな。 いつ渋滞はなくなるんだろうと走ってたら、気づいたら大津。やば、ここから先はナビが必要。電源オフにして冷まして来たけど復活するかな。 その前に自分を復活させます。大津市内に入ったので道端休憩。これだ、今回持参してきた水筒。ホテルで一晩キンキンに冷やした冷水。 ゴクリ。うはー、生き返るわぁ。 ミラーでみると髪の毛すごいな。髪洗った直後みたいにずぶ濡れ。そりゃ汗も伝ってくるわけです。 スマホをオン。相変わらず画面は暗いけど起動。またブラックアウトする前に目的地へ。 大津の膳所駅へ。読み方絶対わからないやつ。「ぜぜ」と読むらしい。膳所の商店街か。街角であれを探す、探す・・・、ないな。 大津に入ってみかけた西武バス。 大津、西武といえばコレ。GWに読んで面白かった小説。聖地巡礼、ってほどじゃないけど、なにかそれっぽいものないかな、と大津によってみました。 ネットで見ると各所に小説に登場するスポットはあるんですが、歩きじゃないと無理。さっとバイクで通過できそうな膳所駅だけ通過することにしてました。 膳所駅通過。うーん、通過前後で聖地っぽいもの見かけなかったな。 この大津に立ち寄るために京都の灼熱地獄を抜けてきたのに無念。昨日の舞鶴といい、聖地の残り火は味わえませんでした。 ここで再びスマホダウン。なんとか迷いやすいローカルエリアは抜けたけど、ここから近江へ抜けたい。ちょっとナビなしだと不安。体力もすっかり消耗しました。聖地でMPも回復できず。 そこに緑の看板。高速ICが近そう。よし、体力も厳しいしここから高速でジャンプすることに決定。 (あと、ついでにETCもチェックしてみよう・・・。) うー、やっぱりETC死んでたか。みると懐かしの高速券が発券されてました。あー、タンクバックつけてきてよかった。 ここから高速。桑名から伊勢湾岸で名古屋をジャンプするかも、とは思ってたけど滋賀から乗るとは大誤算。身体的には楽だけどタイヤの摩耗は嫌。 ひたすらキープレフト。ペースの遅い軽自動車の後ろについていきます。80キロとかウェルカム。 もう高速乗ったら昼食は家で。水分だけ補給します。出てきたパーキングにエスケープ。全然バイクいないな。今日、あんまり見てない。夏休みといっても平日だからかな。 ダイドーで梅よろしを探すけどここにはなかったです。変なやつ見つけた。夏っぽいな。 ソーダ?ほぼ脱水状態だろうから、刺激ナッシン。瞬殺。 ここが最後の休憩になるだろうから、クレカもここに入れておこう。懐かしいな、高速券。 出発。新名神、伊勢湾岸とつなぎます。名港トリトンを抜けて内地に入った瞬間、明らかに空気が変わるのがわかりました。暖気、熱風。うわー、海上じゃないだけでこんな気温違うんだな。都市熱やべえ。 お金ももったいないので、早めに高速を下ります。久しぶりの料金所。まあ、クレカ&タンクバッグで手間なし。昔みたいに後ろに並ばれないだけ気楽です。 ここまで来れば帰ってきたも同然。いや、ほんとに2日目の京都渋滞はひどかったな、と弱った心に、ドキッとする案内。今回何度もみたけど、もう勘弁です。 無事帰宅。 事故とかはなかったし、天気も良すぎたくらいで、終わってみてばOKです。OKですが、いろいろ壊れた、トラブルあった気も。 ETC死亡、レインバッグがごみに。もしかしたらレインも?ホルガも電源が入らない感じだし。夜はサイコ野郎の襲撃も。 それはそれ。宅内でシャワーを浴びてさっぱり。かと思いきや、なんか太ももの付け根がヒリヒリ。みると真っ赤。これは、 熱いと思ったことはこれまでもあったけど、赤く腫れたのは初めて。今年はやっぱ暑かったんだな。身体も物品もダメージ、これから少しずつやり直しです。 あともう一度これも読みたい紫電改開発ドキュメンタリー。って、成瀬の続編も積読状態。休み中に読む予定が無理。まあ、それはお楽しみに。 明日は家族旅行。雨男の真骨頂。台風エリアに家族で突撃です。もう夏休みも終盤です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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