子宮動脈塞栓術に至る道 その6
今日も気分はいいです。昨日は、夕方から,下腹部が痛くなりましたが,もう大丈夫。少しずつ,主婦に戻らなきゃ。来週の月曜日から、仕事にも復帰することになっている。明日は,ショートステイに行って貰っていた、義母も帰って来る.パラダイスはきょうまでだぁ~!悲しい~!!さて、至る道その6MRIを取ることになって、さて、貧血の診察の日がやってきた。唐沢寿明に似ている先生。気分が,うきうきしちゃう。貧血の値は,正常値に戻っていた.「体調はどうですか?」「はい、たまに凄く楽な日があるんですが,まだ、調子良くはないです。振り向いたときの、ふらふら感はなくなりました.」「う~ん、正常値なんだけど、まだ、体内の鉄分の蓄積が足りないんだねぇ。まだ、薬は続けた方がいいなぁ。筋腫の方はどう?」「はい、子宮動脈塞栓術を受ける方向で,MRIを撮ることにしたんですが,少し,怖くなってしまって・・。」静脈瘤や合併症のことなど、相談しました.そしたら,なんと!以外にも,唐沢似の先生は,子宮動脈塞栓術に否定的でした.それは,いろいろ良くないケースの報告を読んでいるらしいこと。新しい方法なので,信用が薄いこと。もし、体内で出血が起こってしまったら,大変だということ。それだったら,お腹を開いて,全部きれいにして,出血がないのを目で確かめて、閉じた方が確実だというんです.また、心が揺れてきてしまいました。「でも、欧米では,何万例もあって、問題になったのは,数%ってインターネットには、載っていたんですけど・・。」「うん・・。欧米は、お金のない人が多いから,仕事をあんまり休まなくてもすむ方法が、流行るんだよね。」「でも、子宮を取ったあと、どうなるのか、知識がなくて、分からないんです。そういう本とかありますかって産婦人科の先生にきいたら、僕の知っている限りではないって言われました。」先生は,神経内科の専門だけど,知っている限りの説明をしてくれました。でもでも、そうじゃないのよね。知りたいことは。生理がなくなるとか,性交は可能だとか、そうじゃないのよ!精神的にどうなるのか,女としてどうなるのか。考え方まで,変わってしまわないのか。だってさ、女は,子宮で物を考えるって言うじゃない。自分でもそう思うし。センスや好みまで,変わってしまうのか。それと,性交はできますっていうけど、それってやれば出来るってこと?それとも,変わらないって事?素人的には,変わらない訳ないと思うんだけど,先生は,膣は存在するので,出来るという説明。でもでも、それって可能ってことで、今までと同じって思えないのよね!どのお医者様に聞いても,きっと、問題ありませんって言うんだろうなあ。そんなデータがあるとは思えない。女性やパートナーが本当のことを言うとも限らないし、歳のせいとかにされそう.病院からかえり、また、スタートラインに戻った気分。心配するかなぁと思って,知らせなかった実家の母に相談してみた。そしたら,なかなかの答えだった。「そんな血管に何かを詰めるなんて事には、賛成できないねぇ。子宮を取った方がいいんじゃないの?お母さんは,子宮筋腫の時,手術して取っちゃってから、体が良くなったから,あんたもそうしなよ!」そう。私が小学生の時かなぁ。母は手術しているのだ.詳しい話はきいていないが。小学生だから,わからなかったと思うんだ.でも、大人になっても、聞きにくかった。思い切って聞いてみた。子宮筋腫は赤ちゃんの頭程もあったそうだ。多分一つだったんだろう。でも、全摘出ではなく、子宮の一部を少し残してくれたらしい。でも、その後生理は来たものの,すぐに終わったみたい。母は,そごくあっさりした人なので,「まあ、スッキリしちゃったねぇ。」っと言っていたが,ちょっと寂しそうにも聞こえた。そうか!私は,女の部分にかなりのこだわりを持っていたが,母は,私の体全体の事を心配してくれたのだ。いつも貧血気味でふらふらしていたからなぁ。続く