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のんのんばあ

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2006年06月17日
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カテゴリ:日常生活の叫び!?
うちの小学校の敷地内に市のコミュニティーセンター(略してコミセン)の分館があります。
このコミセン、要するにちょっと前までの公民館なんだけど、なぜかコミセンに名称が変わりました。
さて、このコミセンで小学校の父兄対象で毎年「アカデミック」という講義があって、年間10回程度いろいろなお話が聞けたり、体験ができたりするのです。
本当はうっきーが1年生の頃から誘われていたんだけれど、幼稚園と掛け持ちの頃は幼稚園最優先!だったし、去年はりっきーの入学式の翌日にパートの面接に飛びこんでしまった関係で、小学校関係はとんとご無沙汰だったし。
授業参観なんかには、きっちり参加したけどね。
今年は、基本的に毎日家にいる訳だし、ちょっと心を入れ替えて、小学校にいっぱい出入りして子供の情報収集に励もうと思って、このアカデミックに参加することにしました。
いざ参加してみると、誰かと誘い合わせて行った訳ではないのに、半分くらいは知った顔…。
やっぱり3人も子供がいると、自然と顔が広くなるのね~~~と、ちょっと安心してしまいましたC=(^◇^ ; ホッ!
先月はその第1回で、まずは班分け&役員決めで終わり。
そして、6/15(木)・第2回は「サイコドラマー・○○さんを迎えて」だって。
「サイコドラマー」って、聞いたことあります?
σ(^_^)は、初めて耳にした言葉でした。
「サイコ」って、なんだか怖そうな響きだし、話を聞いて夜寝られなかったらどうしよう~~~?
と、ちょっと((o(б_б;)o))ドキドキして参加しました。
(だって、このアカデミック、全部出席すると「皆勤賞」に何か頂けるらしい…( ̄m ̄)グフグフ)

サイコドラマというのは、人間の心理を演じることによって理解しよう…と言うようなモノらしいのです。
(その、演じる人だから「サイコドラマー」になるわけね)
えええ?たった2時間で私たちにいきなり女優になれって言うの?って感じでした。
さて、今回のお題は自分自身の子供時代・自分の親・自分の子供…それぞれの立場を思い出して、理解しよう…という、これまたかなりの大風呂敷。
どうなる事やら…と、さして期待もせず「ふんふん」と話を聞いていましたが、まず講師の方が私たちにさせたのは、イスから立ち上がって教室にいる人、なるだけ「多くの人と」「必ず目を合わせて」「握手をする」と言うことでした。
5分くらいは、いろんな方と握手したでしょうか?
最初はぎこちなく「ののりんです。よろしくお願いします」と握手をかわしていたのが、だんだん「あなたのお名前は○○さんってお読みするんですか?珍しいですよね~~~」みたいに話がふくらんで(?)いったり…教室は一気に緊張がほぐれていきました。
その次は「生まれた場所MAP」
これは、参加者全員(30名くらい)が、どこで生まれたか順に教室の北から南に一列に並ぶというモノ。
つまり自分の周囲にいる人に「どこで生まれたんですか?」と声をかけないと、自分のポジションが決まらないので、黙ってもいられないし、じっともしていられない。
同じ出身地の人と巡り会った人は、とてもうれしそうに「○○県のどの辺ですか?」と言う会話も盛り上がってくる。
そしてその次は「誕生日MAP」
先ほどの出身地同様、誕生日順に並ぶというもの。
ここまで来ると、教室の緊張はかなり和らいできた。
ここまでは、ただ身体を動かしながら、「声を掛け合う」だけで「話」はあまりしないのだけれど、次のステップは、だんだん自分の生い立ちに目を向けていく、と言うモノ。
まずは自分の子供が何人か…ひとりっ子か2人兄弟か、3人兄弟か、はたまたそれ以上(の方はいなかったけど)か、に分かれて子育ての苦労を話し合うというモノ。
3人兄弟グループはみんな「3人目もいるとジタバタもしないので、あまり苦労はない」だったのは、ちょっとおもしろかったわ。
逆を返すと、「悩んでいるヒマはない」なのかもしれないけれど。(@^^)ゞ ポリポリ
その次は、「自分自身が何人兄弟だったか」
今度は少人数で話し合うために、2人兄弟なら「姉か妹か」3人兄弟なら「一番上か2番目か一番下か」ごとに分かれて「どんな兄弟関係だったか」について話し合い、代表の人がまとめて全員に発表するというモノ。
この辺で、兄弟の立場によって、かなり考え方、感じ方が違うことがかなりはっきりと出てくる。
そして次は、いよいよ「サイコドラマ」
ひとり、無作為に先生から「モデルをやって下さい」と頼まれて、その彼女が自分自身の親との関係と、自分の兄弟、そして自分の子供との関係を、立場を入れ替えながら演じていくのです。
まずは、それぞれの役になって貰う人を選定。
これは、自分の直感を信じて選ぶのが良いそうで、お父さん役・お母さん役・妹役・息子役・娘役の人がそれぞれ選ばれました。
さあ、演技スタートです炎
最初に自分の親が自分に対してどういうメッセージをくれたか、を再現します。
ここからが結構複雑で最初に父親役の人と自分の立ち位置を交換して、まずは自分で父親を演じます。
それを参考に、今度は父親役の人が自分に向かって演じてくれる…の繰り返しでドラマは進んでいきます。
次は母親役と自分…そうすると、父親と母親の立場・意見の違いがだんだん浮き彫りになってきて、それによって自分がどう感じているか、本当はどうなりたかったか…などが出てきます。
その関係に、今回はちょっとだけ妹役も登場しました。
(今回のモデルの人は、妹さんとの関係は結構希薄でした)
そしていよいよ、自分と子供の関係。
これが、参加者全員、結構入れ込んでしまって、思わず泣いてしまった人も多かったです。
実は、σ(^_^)も結構泣くのがマンしました…(@^^)ゞ ポリポリ
最初は、お兄ちゃんへ日頃どんなことを伝えているか。
それに対して、お兄ちゃんの反応はどうか?
それを見ている妹はどうか?
と、ドラマは進んでいきますが、今回の場合は
お兄ちゃんに「男は泣くな!大きくあれ!」というようなメッセージを母が送っているのに対し、
お兄ちゃんは「ボクは、まだまだ泣きたいよ。ママに抱っこして欲しいよ…」という反応で、
妹は「ママは私を抱っこして~」と来るので、
母はお兄ちゃんに「今は妹がいるから抱っこはちょっと待って」と返す。
すると、お兄ちゃんは納得できないので「やだやだやだやだ~~~」(>_<)
母である自分も「なんでわかんないの~~~」<`ヘ´>
と言う感じ。
これを「自分」は、母役>お兄ちゃん役>妹役…とどんどん演じているうちに、お兄ちゃんの気持ち、妹の気持ち…を理解できるようになり、ラストシーンは「本当にやったことではないし、家に帰って必ずしもやらなくても良いけれど、自分がどうしたらいいか…と感じたことを演じて下さい」という指示が出て、お母さんは「2人とも抱っこしてあげようねどきどきハート」と、演じてハッピーエンドになりました。C=(^◇^ ; ホッ!
この人が演じたところで、今回は残念ながら時間切れになってしまったので、m@_@m ののりんが女優になることはなかったのですが、最後に輪になって座って「一言感想大会」
さっきの演技に引きずられて、たまたま昨夜、お子さんとケンカしてしまったお母さんが大泣きしてしまったり…というハプニングもありましたが、この人に対しては全員が感想を言い終わった後、講師の先生が「特別延長講義」で、「今、けんかしてしまった娘に言ってあげたいこと」の演技をさせて、講義は終了しました。

なかなか、感情が揺さぶられることの多い「サイコドラマー」講義でした。
こんな心理学があるのか…と、とても興味深く感じたけれど、自分を演じきるにはまだまだ未熟なののりんです…(* ̄(エ) ̄*) ポッ





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最終更新日  2006年09月14日 08時52分46秒
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