昨日のお泊り会で、きもだめしのお手伝いをした時、どうも私、「見た」みたいなんです。
そのときは別になにも感じなかったのですが、あとから考えるとどうにもおかしなことがあったんです。
うちの学校はとても古く、校舎が継ぎ足し継ぎ足しで増築しているため広くて複雑な構造になっています。
きもだめしは校舎の一部を使ってやるため、子供達がコースを外れないように見回るのが私の担当でした。
3階の教室がスタートで1階の体育館がゴールです。
私は1階で他のお母さんと様子を見ていたのですが、なかなかみんな回ってこないので、途中でつまっているのかどうかスタート地点まで様子を見に行くことになりました。
スタート地点までいくと、YくんとKくんともう一人の男の子に
「Nちゃんのお母さん~、怖いから一緒にまわって~!」と頼まれました。
私は「いいよ~」と言って、一緒に回ることに。
そのときは何も不審には思いませんでしたが、YくんとKくんの間にはさまれるようにしてその男の子は確かにいたんです。
Yくんはよく知っていたのですが、Kくんのことはあまり知らなかった私は、その男の子がてっきりKくんだと思っていました。
Yくんは、私がKくんだと思っていたその男の子に向かってKくんの名を呼んでいたかのように見えました。
じゃあ、本当のKくんって誰だろうとはそのときちょっと違和感は感じました。
今になって思えば、2人でしか会話していないんです。
どちらかの子はいないかのように。
その男の子はみんなとはちょっと違った格好をしていました。
スポーツウエアの子がほとんどの中、Tシャツの上にチェックのシャツを着てベージュのハーフパンツという、この辺の子にしては都会的な格好をして、髪が長く後ろの髪を縛っていました。
「イマドキ」の子かなぁと思っていましたが、娘に翌日聞いてみると...
「そんな子はうちのクラスにはいないよ」
と言われまして...。
それに必ず2人一組で回ることになっているはずだと。
3人ということはありえないと...。
え...じゃあ、その子はいったい...
誰...?!