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えりごのみ うぇぶ

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2005.01.20
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カテゴリ:イベント
のりつっこみ希望さんのところの 日記を読んでいたら思い出したことなんですがね

まだ小学校にも上がってない、随分昔にあった子供番組は、ロンパールームやピンポンパン。
今で言うところの、
おかあさんといっしょ とか にこにこぷん とか ウゴウゴルーガとか グゥチョコランタンみたいな
子供が番組に参加して、わいわい 楽しむ番組かな。

余談ですが そこで子供たちが バフンバフンと振り回したりして
遊んでいた バルーンってのがあったんす。(でっかい水ヨーヨーみたいなもんかな)
楽しそうな そういうグッズを見せられると、欲しくなるのが 子供社会の世の常。
親は 泣く泣く 財布の紐を ゆるめることになったりしたもんですわ(おまえは当時子供だろ
そんな 子供を巻き込んで儲けてやろう商戦は、今も変らず続いておると思います。
おジャ魔女どれみの衣装やら、プリキュアのグッズやら
はたまた モデルチェンジを繰り返すたびに ガンプラに 
ときめいたりしてる大人も ここに おったりするわけですがw

ある日、その子供番組を見ていたら、 
お姉さんをイスに座った ちびっ子たちに、質疑応答するコーナーをやっていました。

その日 画面の ど真ん中には やんちゃ そうな 男の子。
なんでも 勢いよく手を上げて オレが!オレが! と 鼻息も荒い状態で座ってました。
お調子もんな、うちの弟みたいな感じかな。

そして、お姉さんが 『き』 の つく ものは? と質問。

当然 その子が 手を上げます
「ハイハイハイハイハイハイハイ!!!!!!!!!!」(ハイは一回で よろしぃ!)

お姉さんも 笑顔で 言います。
「はぁい そこの 元気の良い 僕! 言ってみようか~!」
「『き』の つく ものはー なぁーーにぃ~♪」

彼は 叫びました。
「きんた●!!!!!!!!!!!!!」(下ネタで すまぬ)

番組は生放送だったのでしょう そのまま 進んでいきます。

「ぼくぅー もっと キレイなものを 言ってくれないかなぁ?」
と、困り顔のお姉さん。

「ハイハイハイハイハイハイハイ!!!!!!!!!!」
もう一度 彼を 指名する お姉さん。

彼は 答えた。
「きれいな きん●ま!!!!!!!!!!!!」

その瞬間、画面が切り替わり、
「しばらくお待ちください」と言う文字と共に フリーズ。

次に 映し出された 画面には・・・・・・
その 元気な子供の代わりに クマのぬいぐるみが座っていた。

げに テレビっちゅーところは 怖いところ。
子供ながらに 私は、 芸能界への 憧れを 捨て去ったのであった。
********************************
ついでに、友人の話。
場所は 神戸の風俗店の建ち並ぶ色街で その友人は生まれ育った。
ガキの頃 嫌いだったヤツは 「逃げ足の遅い靴を履いてくるヤツ」と 言い切る。

小学生だった頃。
近所の銭湯に行って おじさんが履いてる ぱっち(ももひき)を珍しがるガキが居た。
「おっさん 必死やな! なー おっさん 必死やな!」
※ 関西では 必死な様子を 必死のパッチという
と 何度も話し掛け、 無視されつづける。
それに飽きたガキ。 キューティーハニーの 替え歌で
「お願いぃーお願いぃー♪ パッチを はかないでぇー♪」
と 口ずさむ。
我慢できずに キレた おっちゃんに、
「わしの ぱっち が そんなにオカシイっちゅーんか!」 
と 襟首つかまれて 壁に バシーンと、叩きつけられていたという・・・・・。

そんな ノスタルジックな昭和の匂いプンプンな街では、
紙芝居の おじさんが 来たら 飴は 一人しか 買いません。
商売にならない おじさんが 逃げようとすると みんなで 取り囲み紙芝居をさせたらしい。

もちろん、見世物の ヘビとマングースの戦い にも 見向きもしません。
が、ある日 その見世物を やってる おじさんが マングースに噛まれた!
おっさん がんばれー!!!!!!!!!!!
観客は 惜しみない 拍手を 贈ったという。

公園の マンホールのような 穴に 秘密基地を作ろうぜ! と行き、
中を 覗くと、 すでに おじさんが 素敵な 秘密基地を作っていた・・・。
「おっちゃーん めっちゃ カッコエエやん その基地!」
「うるさい! あっち行け!」
そんな 会話が 繰り広げられたとか・・・。

定職にも付かず、道端で 寝転がって生活してる おっちゃんに、
栄養ドリンクとして 尿を 入れ 差し出したことがあるという。
以下 彼の 口調で。

おっさん アリガトウ 言うて ちょっと 涙ぐみながら 受け取るんよ
わしら ちょっと 罪悪感覚えながら でも ワクワクしながら見とるわけや!
で、 おっさん 口つけた 瞬間 「をえーーーーーーー!」ってなるやん?
その瞬間 みんな 猛ダッシュで逃げるねん。
でも おっさん 何も食べてへんから 体軽くて 足も速いんよ!(←この言い草)
で、逃げ遅れたツレが3人ほど電話ボックス避難してんけど、
おっさんに囲まれてもてん。 そこから ずーっと おっさんに睨まれっぱなしや。
夕方になっても 事情が事情なだけに 親にも 助け求められんでやぁ
あの時は ほんま 困ったわぁ。(その後どうなったかは聞いてない)

子供会の 催しで、「超人バロム1ショー」が あったとき、
彼の住むビル(マンション?)の屋上から、 悪役 ドルゲ魔人は現れた!
その日から そこは ドルゲビルと呼ばれることとなった。
そんな ドルゲビルに 今も 彼は住んでいる。

近所の商店街には 
朝 タクシーで来て、 昼までかけて店を出し、昼飯を食べ、しばらく経った後、
3時間くらいかけて 片づけをし、17時になったら タクシーで帰る人の店があったり、
面白い単行本を 見つけて 買って 家に 帰って 見てみたら
中身が 全部 「三毛猫ホームズ2巻」だった。という 本屋があったり、
クリスマスプレゼントだと 言って、買ってきた スペクトルマンの左腕が
なぜか、緑色の 半漁人みたいな 鱗のついた 右腕だったりする玩具を売る店がある。

そして、子供の頃住んでたという、Kさんの話。
ある お店の おっちゃんと話てると 「坊主 名前何や?」と 聞かれ答える。
「僕 コウちゃん」
「お! そうか! おっちゃんも コウちゃん言うねん!」
「まじでー?! わー コウちゃん 同士やなぁ わはははは」
そんな風に 仲良くしてもらってたそう。

大人になってから その街に 帰ってきた Kさん。
今と変らない たたずまいの その 店を見つけ 入ってみる。
そこには、懐かしい おっちゃんの 顔が!!!!!
「あー! コウちゃんやーん! 懐かしいなぁ オレオレ!!!覚えてる?」
あまりの 懐かしさに 話し掛ける Kさん。
おっちゃんは 答えた。
「しらん・・・・・」

明らかに その 親父は そのときの おっちゃんだったと言うのに。

そんな 人情味溢れた街で、
30歳も過ぎた 大人になった そんな友人が 会社帰りに、
コートだけ着た おじさんに下半身を見せられた と 話したり、
ホームレ●の人たちが寒いからっちゅーて駅の構内で焚火して地下鉄が止まりそうになった
と 話しても 私は 今は 驚かない。

ただ、私の子供が 将来出来たとしたら、 そんな町で 育ててみたい。





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Last updated  2005.01.21 14:10:20
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