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カテゴリ:人生悟る?
東北関東大震災。本当言葉に出ません。当日は東京ビッグサイドにいたのでこうやってブログを更新できるのだと思います。それでは、当日のエピソードを。
3/11は出張でした。3月8~11日まで第10回国際照明総合展『ライティング・フェア2011』が開催されています。そこに自分が昨年開発した製品と現在開発中の製品が展示されているのですが、4日間中で私は11日に説明員として出張することに。今思えば、10日と11日どっちが良い?と先輩に聞かれた時に11日と言わなければこんなハラハラドキドキすることはなかったのですが。 場所は東京ビッグサイドの展示会場なので。1階の展示会場に対して6階建てくらいの高天井がある場所で照明機器メーカーが出展してました。朝から大盛況で時間が過ぎていくのも忘れるくらい忙しかったです。 目的は製品のPRもあるのですが、お客さんと名刺交換等行ってお客様の要望を得ると共に顧客情報を拡大していくのが目的で、開発職の私にとっては全てが初体験だったのですが、意外にもお客様受けして多くのお客様と名刺交換ができました。 13時半くらいになって休憩から戻ってきたら見覚えのある姿が。母でした。父が最初に展示会に興味深々だったので招待状を渡したのですが仕事の都合で来れないことが確定して、母も父が行かないならさすがに 専業主婦一人じゃいけないと行ってたので来ないと思っていたのですが。客との対応で忙しかったので構うことはできず、肩をポンとたたく程度でした。場の空気を察した母は見るもの見たら早く帰った方が良さそうねと言い、さっさと帰って行きました。 そして、14時48分頃に大きな揺れが。ただ、東京ビッグサイドは耐震性が優れているはずなので心配なく客の対応をしていました。確かに建物は耐震性に優れていたのですが・・・。 『キャー!!!』 となりのブースの支柱が倒れこんできて床がめり込みました。その奇声を聞いた瞬間に一斉に展示場隅に避難。しばらく余震は続き、会場からの退出命令が出されて駐車場を出て道路付近に脱出したものの、雨が降ってきて再び会場の隅へ。その後、展示場の立ち入りは禁止だが他の施設に入る許可は出て3、4階に上がって余震に備えて休憩していましいた。 その時、ふと嫌なことに気づきました。母は地震の30分前に帰ったので100%帰りの電車内で閉じ込められているという予測。しかも、母は携帯電話をもってないので安否の確認を取れる手段は皆無。そして、もっと恐ろしい事実があり。 母が外出しているということは祖母は一人で留守番のはずです。足腰が弱っている86歳の祖母。昭和54年に建設された15階建ての10階に住んでいます。仙台の建物が崩壊しているという情報を聞いて不吉な予感。しかも、携帯からでも公衆電話からでもつながらない。もちろん祖母は携帯なんもってない。 父の職場に電話しても誰も電話に出ない。ちなみに父も携帯をもっていない。じゅんすけ家で携帯を所持しているのは私と弟だけ。そんな弟はもしかしたら家にいるかもしれないという希望を残しで電話をしてつながったのだけど、新宿の大学にいるらしく身動きとれないらしい。 関東県内で家族5人バラバラ状態!どうする、じゅんすけ家 つづくw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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