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テーマ:闘病日記(4028)
カテゴリ:闘病生活
乳がんで亡くなった田中好子さん。年代的にキャンディーズで一世風靡した時代は過去の映像でしかしらないけど、女優として活躍していることは知っていました。たしか初めてTVで見たのは『家なき子』だったかな。もしかしたら、無意識のうちに2時間ドラマとかで見ていたのかもしれないが。
そんな田中さんが乳がんでなくなったと聞いてショックでした。最近多くの芸能人がなくなっているので最初はそこまで特別に意識はしていなかったんだけど、20年間の闘病生活してた事実を聞いて、20年経っても再発するんだとか思うと今まで以上に癌が怖くなりました。 そして、極めつけは昨日放送された田中さんが亡くなる約一ヶ月前に録音した肉声テープ。死を間近に察してテープにメッセージをいれる心境考えたらもう何とも。 死って、誰にも予想できず突然来ることの方が多いので辛いと思ってましたが、死期を間近に悟っているのも辛いですよね。 実は最近会社で色々ありかなり弱っていたのですが、そんな小さなことで弱ってた自分が恥ずかしくなりました。 自分自身だって昨年転移確認されなかったにも関わらず精巣腫瘍になった身だから、いつ再発してもおかしくない身であることを忘れるくらい辛い状況に最近陥ってはいたのですが。 そんな状況を忘れるくらいな状況って良い意味ならいいんですが、そんな状況になれるなんてきっと贅沢な願いなんでしょうね。 正直、病気になって無事に手術終わった後でも、当時は結婚とか考え相手を支えるためにもクヨクヨしないで前向きにならなくちゃいけないんだなって思ってましたが、自分以上に再発の可能性を相手家族が恐れることになり別れて、自分の将来が何も見えなくなった時に家族や友人に支えられ今日まで何とか生きてきました。 そんな今日までは少なくても親より先に死ぬのは親不孝だから、せめて親よりかは長生きできるようにがんばろうという気持ちだけを生きがいにして今日まで生きてきたのですが、色んな意味で現実逃避だったのかなということに最近気づいてきました。 もし、親より長生きをできたとしたら、その先どういう未来を考えていますか?という事実。今でもだいぶ支えられてギリギリな感じなのに、独りで大丈夫かなという不安。弟はいるけど、きっとその頃は弟にも家庭があるだろうしなという気持ち。 落ち着いたら書きますが、簡単に言えば先月上司に今度6年目になる人とは思えないくらい駄目駄目でこんな状況が続けば見捨てるというようなニュアンスで言われました(もちろん、実際は普通の言葉ですw)。原因の一つは将来どんな仕事をしたいかとかそういう覇気もビジョンもない、単に業務をこなしているだけの感情面も感じないロボットくらいにしか思われてないのでしょう。確かに仕事中に私情持ち込まないように淡々と仕事をしていたのは事実なのですし。上司の言うように日々業務以外でも専門の独学をしているような後輩と比べたら努力をしない駄目社員なのかもしれませんが。 病気のことで頭いっぱいだった一年間。でも、その事実に甘えていただけなことは確かだと思います。少しずつ日々論文等を読んで勉強しようとは思いますが、どうも気分がついていきません。 でも、きっと20年間闘病された田中さんの苦しみに比べたら天と地ぐらい大きいんだろうな。 田中さんの死の悲しみと同時に今の自分の駄目人間っぷりの現実を突きつけられた近況報告となってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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