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カテゴリ:のりの日記
今日、実はあたしが今まで生きてきた中で一番愛していた男性に会いに行ってきた。いや、違う。素直に白状する。今も未練がある。
というか彼以上に愛する相手など一生現れないと思う。あたしは今後誰も愛さないだろう。 あたしの顔を見るなり彼はあたしに笑顔を見せてくれた。それが何よりも嬉しかった。 彼はあたしにとても優しかった。付き合っていたあの頃の彼がそこにいた。 「ごめんね...。それが言いたくて来たの...」 あの頃のように優しく話してくれる彼にあたしは素直に「ほんのちょっと甘えていい?」と聞いた。 「まだ仕事中だからこんなとこじゃダメだよ」と優しく断られた。突き放された。距離をおかれた。 もう僕たちは終わってるんだよという彼の心の声が聞こえてしまった... 「もう帰るね...」と涙こらえた笑顔で彼に手をふった。 目の前には線路の遮断機。吸い込まれそうになって身体の力が抜けていった。 このまま線路に飛び込みたいとふぁ-とした思いにかられた... 彼を困らせたくなったとかそんなんじゃない。ただ...哀しかっただけ。 そう、哀しかったの。 抱きしめてほしかった... 本当はあたし...崩れ落ちそうな気持ちで意識は薄れ呼吸が止まりそうだった。 彼に会いに行った。 哀しさで今も苦しい... 記入日:7月5日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.07 09:00:10
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