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のりたま猫日記

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2010.12.27
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カテゴリ:地域猫活動
今日は、「地域猫活動とボランティアの役割」について
私が思っていることを書きます。

・・・数日前のコメント欄で、
私はちょっと誤解されているのかしら?と思ったものですから。

長くなりそうなので、
地域猫に関心のない方はスルーしてください。




私は以前から、

「エサやりをしたこともないボランティアに、地域猫活動は無理!」

と主張し続けてきました。

それは、
そのボランティアが関わる全ての現場のエサやり、
管理をボランティア自身がおこなわなければいけない。
と言っているのとは全く違います。
そんなこと現実的に不可能ですし、
それをしてしまえば
「地域猫活動」ではなく、ボランティアのおこなうただの「猫活動」になってしまいます。


なら、地域猫活動においてボランティアの役割は何か?


それは、まず

・・・詳しく書くとまた長々となってしまうので、簡単に書きますが、
「その地域の住民をいい意味で洗脳し、地域をよくするためのお手伝いをおこなうこと」
だと私は思っています。(洗脳とか書くと、また誤解されるかしら?)

住民の中で先頭立ってやってくれそうな方を見極めるのも大事で、
その方をこっそりとミニボランティアに仕立て上げるのです。

そして、潜んでいるエサやりさんを救うことも忘れてはいけません。
エサやりさんは、人目を気にしながらこっそりエサをあげている人がほとんどです。
周りからは変人扱いされ沢山イヤな目にあってきており、
人間不信に陥ってることも少なくありません。
そういう方に救いの手をさしのべてあげます。
エサやりさんは救われれば、これまた立派なボランティアに育つことが多いのです。

私が主張しているのは、
エサやりをしたことない人にエサやりの苦悩を理解することは難しいし、
実際にノラ猫と接していない人にはノラ猫の生態も理解できない。
地域住民と対話の経験もないのに、
都会の動物愛護団体のマニュアルどおりの地域猫活動説明会を田舎でおこなっても、
それらは住民の心には響きはしない。

同じ苦しみを知っている人間には、人は心を開くものです。
現場を知っているものの言葉は、重たいものです。

エサやりや地域住民をミニボランティアに育てるためには、
やはりボランティア自身も小規模でいいので、現場の経験が必要だと私は思います。

実際に私は、変人で有名な誰もがさけているエサやりおばさんから
初対面の時から信頼されています。
それは、私が彼女を一切否定しなかったというのと
私自身がエサやりだということを彼女が知ったからです。
私がただの机上の理論をかざすボランティアだったら、
彼女は私の話しなど一切耳をかたむけなかったでしょう。

県民性の違い、住宅環境の違い、住民の年齢層、古くからのしきたりなどなど、
地域猫活動は、100の現場があれば100の方法があると言っていいほど
マニュアルがあてにならないものなのです。

マニュアルどおりでも、TNR(捕獲、不妊手術、リリース)までは成功します。
しかし、地域猫活動はTNRが済んで終わりではないのです。
むしろ、TNRが終わってから、地域猫活動ははじまるのです。それも長い長い道のりです。

ボランティアがズカズカとやってきて、
住民を無視したTNR活動をおこなった場合、
そこの地域は間違いなく失敗に終わります。

地域性を理解しているそこの住民が主体となり、
エサやり、TNR、住民との対話等がすすめられれば
地域猫活動は必ず成功します。



住民だけでは難しい問題が発生した場合や、
助成金申請、捕獲の難しい猫が現れた時などは
地域猫の専門家であるボランティアの手助けが必要となります。

しかし、ボランティアは世話を焼きすぎてはいけないのです。

日常の活動においては手を貸してはいけないのです。
トイレ掃除の手伝いもダメ。
エサの差し入れなどもってのほか。
トイレの設置や掃除は方法を教え、
エサを差し入れるのではなく、
 町内会費から捻出できないか?
 募金箱をおけないか?
 エサやりを増やして個々の負担を減らせないか?
など、日々のエサを確保するための方法を考えるお手伝いをしなければいけないのです。

そうしなければ、住民はボランティアに何から何まで頼ってしまい
住民主体の地域猫活動はいつまでたってもおこなわれないでしょう。



長崎市でも地域猫活動をおこなっている町は増えてきました。
しかし、ほとんどは「新興住宅街」とよばれる
きちんと区画整理された若い世代の住む地域です。
新興住宅地では、はっきり言って地域猫活動はやりやすいのです。
確実に成功するので、ボランティアも喜んで手伝います。
しかし、頭の堅い住民が多く住む古くからの住宅地で地域猫活動を成功させなければ、
長崎の地域猫活動は広まりません。


そのためにも、私たちは来年から頑張ります。








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最終更新日  2010.12.28 01:24:29
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