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カテゴリ:地域猫活動
よく、地域猫活動の現場で、 「ノラ猫の寿命は4~5年と言われています。 一代限りの命、優しく見守ってあげましょう。」 という、セリフを聞きます。 私はこのセリフ、使いません。 なぜなら、これはあくまで平均だからです。 比較的温暖で、車の入り込めない住宅地が多い長崎は、 猫にとって非常に住みやすい環境だと言えます。 (虐待の多さや愛護精神のない市民の多さはこの際おいといて。) よって、この数字は当てはまらない場合が多いのです。 確かに、子猫の1年生存率は、15~20%ほどでしょう。 (あくまで私の経験からくる数字) 場所によってはもっと低いかもしれません。 しかし、避妊去勢手術を済ませ、 2年その土地で無事に生きることができた猫は、 その後5年以上生きることも珍しくありません。 メスになると、もっと長生きの確率があがります。 じゃあ、猫害は減らないの? いえいえ、長生きしている猫というのは 健康で、車のよけ方がうまいだけでなく、 人間との折り合いの付け方がうまくいっている場合が多いのです。 自分を助けてくれる「猫おばさん」の見つけ方もうまい。 そして、そのような賢く健康で環境のいい猫は、 その地域でもわずかしかいないのです。 よって、猫と人間はうまいこと共存ができる・・・のですね。 しかし、今年の冬の寒さは異常。 長崎でも凍死した猫、多いでしょうね。 現場は・・・、悲惨です。 お気に召しましたらポチっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.24 17:07:33
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