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2007年01月03日
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カテゴリ:豊かになる
2006年大晦日のFMKITAQ「ガイアの風パート2」は
日本の童謡の歌詞とそのなかにある意味を紹介し
川井郁子さんのヴァイオリン演奏のCDを聴いていただきました。



この番組を構成して、何気なく小さなときに覚えた歌に
こんな意味、背景があったのかとびっくりしました。

そのいくつかをご紹介


赤とんぼ

夕焼け小焼けの 赤とんぼ
負(オ)われて 見たのは
いつの日か

山の畑の 桑の実を
小かごに摘んだは
まぼろしか

十五でねえやは 嫁に行き
お里の 便りも
絶え果てた

夕焼け小焼けの 赤とんぼ
とまっているよ
竿(サオ)の先


この歌詞の負われては追われた(おいけける)と
思っていましたが、これは母に背負われての意味でした。

赤とんぼの作者 三木露風にはこんな背景がありました。

露風の母が出て行ったのは、7歳の時でした。
原因は父が仕事をせずにだらしがない生活を
送っていたからだそうです。
両親は離婚し,露風は祖父の家に引き取られました。
多感な時期のこの出来事に、露風の心は深い傷を負った・・・
露風にとって、7歳で別れた「母」への想いはつのるばかりでした。
赤とんぼは、そんな露風のさびしい幼年時代を歌ったものでした。


浜辺の歌

一番
あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ しのばるる
風の音よ 雲のさまよ
よする波も かいの色も

二番
ゆうべ浜辺を もとおれば
昔の人ぞ 忍ばるる
寄する波よ かえす波よ
月の色も 星のかげも



あしたは明くる日ではなく早朝の意味
さまよえばは彷徨えばではなく、
ぶらぶらと歩くという意味

もとおればはぶらぶらとふらつくという意味

早朝もゆうべも浜辺をぶらぶら歩いていると
昔のことや人がしのばれます。という歌詞です。

最初は歌詞が三番まであったそうですが、
作詞者の林自身が気に入らず唄われなくなり、
昭和二二年七月『中等音楽(三)』からは
現在の二番までとして、
戦後の中学校教材として
採用され広まってゆきました。

七つの子

烏 なぜ啼くの
烏は山に
可愛い七つの
子があるからよ
可愛 可愛と
烏は啼くの
可愛 可愛と
啼くんだよ
山の古巣に
行つて見て御覧
丸い眼をした
いい子だよ



詩人、野口雨情の作詞です。日本の童謡の中でも、
最も広く知られた名曲のひとつである。
野口雨情がなぜ詩の題材として、
カラスという鳥を選んだのか。
黒い鳥であるカラスが鳴くと、
不吉な事が起きるという古来からの迷信があり、
そのためカラスは“不吉な鳥”として嫌われてきた。
そのカラスの鳴き声を、子煩悩な親鳥の呼び声として
表現したもので、雨情らしい暖かな視線を注いだ詩です

今回、この番組を作ってみて、なるほどと思うことが
たくさんありました。

歌詞にある背景を調べてみるといろいろなエピソードが
あるのですね。

抗議も殺到した某歌合戦放送中に北九州市ではこんなお話を
していた番組が放送されていました。

何人が耳にしたのだろう





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Last updated  2007年01月03日 23時30分49秒
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