カテゴリ:日々思うこと
先々週、伊勢神宮に参拝したとき、息子にお守りを買っていこうか迷った。
そのとき、ちょうど試験の2日前。 学業祈願のお守りを手にして考えた。 恐らく、息子は天照大神から「勉強しろ!」と言われても 「俺はせん」これが頭をよぎった。 神様から「勉強をまじめにしたら神様にしてやる」といわれても 「どこにでもいる神様ならいやだ、最高の神なら受けてもいい」 こんなことをいつも考えている。 そこで、学業のお守りはお金をどぶに捨てるようなものなので 合格祈願は一切せずにほうとうに開運祈願のお守りを買って帰った。 開運祈願というより試験当日に病気やけがをしないで欲しい ただそれだけを願った。 ここでまでは一応、私の想像だったので 伊勢から戻ってきて、息子に聞いてみた。 「お前、天照大神から勉強しろと言われても勉強しないだろ」 息子はこう言った 「神か仏から勉強しろと言われたらするよ。しかし、人間に 言われたくらいなら俺はせん!」 これでも私には以外な答えだった。 そうか、神か仏から勉強しろと言われたらするというだけで 意識の進歩を感じた。 受験当日、息子は伊勢神宮の開運祈願のお守りと家内の母から 贈られた、湯島天神の学業祈願のお守りを身につけて行った。 こうして、最強のお守りは最低の人間のご守護をすることになった。 ほんとうに対象者が対象者だけに神様には申し訳なく思った。 ところが、「人間に言われたくらいなら俺はせん!」と豪語していた息子 私立高校の試験の2日前、インターネットばかり見て 全然、勉強していなかったところに家内(母)が雷を落とした。 すると、最後の2日間はおとなしく勉強をしていた。 (勉強するふりだけかもしれないが) 息子に勉強させることに成功した家内は 人間いや神を超えた存在なのかもしれない! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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