デザインで黄金比を使う。
名刺のサイズは横91ミリ×縦55ミリこれを横を縦で割ると91/55=1.1618033988・・・となります。実はこの比率は黄金比と呼ばれ、人の目には美しく映るレイアウトです。カード、新書版、自然界では草木の枝分かれや花の模様、オーム貝のらせん模様など黄金角としてたくさん見つけることができます。植物の葉や枝が重ならないのも茎からはえる角度が黄金角になっているためです。黄金比はミロのビーナス、ローマの凱旋門、ノートルダム寺院等の美しい建造物には利用されています。最近、テレビでモナリザの顔のパーツ、オードリーヘップバーンの顔(生まれつきですが)にもたくさん黄金比に値するところが見つかるそうです。ホームページのレイアウトもこの黄金比を利用することにより美しく、安定した感じにすることができます。ではどこで使うかというと見出しのキャッチを黄金比から割り出し配置する。ナビゲーションボタンの文字の位置 等に利用します。1.61680339となると算出が難しいです。ここで、もっと簡単に数値比率を算出するために利用するのがフィボナッチ数列です。フィボナッチ数列は確か高校で学んだと思いますが1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144・・・というように隣り合う2つの数字を足すと、次の数に等しくなるこれを前後で比を計算すると1:1=1:11:2=1:12:3=1:1.53:5=1:1.666・・・5:8=1:1.68:13=1:1.61513:21=1:1.615・・・21:34=1:1619・・・という具合に限りなく黄金比に近づいていきます。実はここに掲げる比率は全部、バランスが取れる見た目がいい比率なんです。3分割や5分割は簡単に美しいレイアウトができます。(上記の比率はバランスよく見えます。)美しい比率のホームページを作りたければまず紙と電卓を用意して、レイアウトしていくといいです。絵心がない人でもいくつかのバランス法則を知っているとデザインはそれなりにキチンと整います。ホームページ、名刺、チラシ等を作るときに少し応用してみてください。