番外編日記 ~躊躇い~
お久しぶりですいつのまにかカウンタが10マン越えてましてぁりがとうございます(笑)今日は番外編日記どぇす。女の子グループのお手伝いに行った時の話。と、いきたいところなんですが女の子のグループに行った時は園長さんから職員さんに私(ボランティア)が来るということが伝わってなかったみたいで仕事が用意されてなかったんですね。だからほんとにずっと洗濯部屋で洗濯してただけ。なので子供たちとの絡み日記ではないんですけど。。それでも思うことは多々あって。女の子って男の子よりむずかしい。洗濯してる間に通りかかった何人かに声を掛けられたが「誰?」とか「何してんの?」のみ。正直、ちょっと怖かったなwwなんて言うんだろーな。わかってもらえるかわかりませんが、同姓からの目って感じでした。立場を逆転して考えてみた私が施設に入ってる子で、そこに二十歳そこそこの女がボランティアに来たとしたら。。”何いい子ぶってんの。人助けのつもり?”こう思ってしまうかもしれない。そして少なからず自分の立場を恨むだろう。考えすぎかもしれないけど、大袈裟かもしれないけど、そして私が施設という場所に慣れてないからこその思考かもしれない。それでも、私がもし少しでもそう思わせるような立場に居るんだとしたら辛すぎる。単なる自己満でしかないのかな。お手伝いに行かないほうがいいのかな。ボランティアのことを考えるといつもこの結論に達する。そんな時、一人の職員さんが話し掛けてくれた。前回来たときに会った男の子グループを担当している職員さんだ。職員「こーゆうとこのボランティア初めてなんだって?」呪美「はい」職員「何でまたここに?」正直、またこの質問か・・・と思った。(聞くのが普通なんだろうけど)私は園長さんに答えたような答えは出さなかった。正直に答えた。呪美「ぅーん、わかりません。なんででしょうね」職員「子供が好きなの?」呪美「好きですね」職員「じゃあ保育士さんになればいいんじゃない?」刺々しい言葉だがこの人からは嫌味の気配は感じられなかった。後の会話でわかったことだが、毎年この施設に年間2、30人のボランティアさんが新規で来るが残るのはわずか3分の1程度だと言う。1,2回来てそれっきりという人も少なくないらしい。このように質問されるのも無理ないですよね。にこやかに話し掛けてくる職員さん。会話を続けた。呪美「保育士さんへの夢もあったんですけどね」職員「ふ~んw」呪美「じゃあ逆に聞きますけど、なんでここの職員になったんですか?」職員「ここの子供たちが好きだからさw」期待していた答えとは少し的は外れていたがそのまま話を聞いた。職員「オレは福祉系の学校出てから障害者施設に居たんだけど、ここの部長さんに引っ張られて来たのw」どうやら、今まで一切福祉関係に関わっていなかった呪美がどうして急にと、疑問を持ったらしかった。職員「その年だったらこんなとこでボランティアしてるより友達と遊んでたほうが楽しいでしょ?」呪美「ぅーん、やりたくてやってることなんでw」職員「やりたくてやってる?・・・俺たち職員と同じ考えなんだな。」と、職員さんは驚いたような顔をして言った。どうやら納得してくれたみたいで良かったのだが、やりたくもないのにやってる人なんているのだろうかと少し疑問に思った。きっと職員さんにしかわからない何かがあるのだろう。ここの職員さんと初めてまともに会話をした。ここぞとばかりに聞きたいこと、疑問に思っていることを話した。職員さんたちから見たボランティア。子供たちから見たボランティア。ここでのボランティアの存在価値。いろいろと聞いた。聞けて良かった。職員さんが最後にこう言った「こーゆうところはボランティアさんあってのものだからw」私は邪魔じゃないんだと安心した。余計なことなど考えないで、ここの子供たちが親と一緒に暮らしてる子たちよりも笑えるように、幸せだと感じられるようにお手伝いしようと何の躊躇いもなく思えた日でした。