|
カテゴリ:ある男の日記
高校の同窓会があって帰省した。それが土曜日の夕方 すると親父がカラオケのレーザーディスクをいじっていた。閉店のスナックから町内会館へ寄贈されたものをちょっと直すついでに、全部ダビングしてやろうと企ててみたけど、そう簡単にはいかなかったということらしい。「簡単にダビングできたら意味ねえよな…」と自分でも思いながらいろいろとやっていた。 親父は壊れた機械を直そうとするのが好きだ。何時間も平気でそんな作業を続行する。その日の夕方に、久しぶりに帰省した私には目もくれずに作業に夢中だった。しばらく実家にいたけれどもテレビはモニターとして使っていたので見せてもらえなかった。仕方なしに犬と遊んでいた。 同窓会は午後6時に始まるので5時ごろには母に車で送ってもらった。道中の母の話だと親父はその前日(金曜日)から作業をしていたらしく、朝8時には始めて飯も食わずに夜までやっていたらしい。息子の私は何かやり始めても腹が減ったら無理。 同窓会は日曜の午前3時半ごろに全てが終わって4時過ぎには実家に帰ってきた。すると親父殿はまだ作業の続行中だった。私は即寝た。10時間くらい飲みっぱなし。 お昼ごろに起きてみると親父はまだ作業をしていた。夜中からダビングの作業に入ったらしいが全部コピーするのに時間がかかると言っていた。親父の習性として、ダビングとか録画するまでの作業が好きで、再生してみることはあまりない。 どんな機械でも執念で直すので、町内会では大変重宝されているらしい。機械も直すまでが好きで、それを利用するのはあまり好きではないのが特徴。 日曜の夕飯で久々の親子での食事だというのに、親父殿は不眠不休の作業で食いながら寝ていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年01月11日 00時27分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[ある男の日記] カテゴリの最新記事
|