こそっと！のせっち　～よかろーもん！～

4月20日はMotoGPライダー、加藤大治郎選手の命日です。

今乗っている'03CBR600RRは、もちろん大ちゃんが乗っていたRC211Vのレプリカだったから買ったというのもあるし、74ステッカーも貼っています。

でも大ちゃんの存在を知ったのはかなり遅いんです。もともとバイクにはあまり興味がなかったので、WGPに興味を持ったのは就職してからでした。実家ではBS放送を見れなかったので、深夜に日テレであっていたBoon!（だったかな？）で情報を仕入れていたし、そのときゲスト出演していた時に初めて知ったぐらいでした。

ちょうど250ccで世界チャンピオンを取った年だったので、活躍を見るにつれ興味が涌き、誕生日も1日しか違わないので応援していました。

皆さんもよくご存知だと思いますが、大ちゃんのライディングフォームはとても綺麗でスムーズでした。そして何よりも、いつのレースでもとてもフェアな走りをしていました。飄々としていて、いつでも「ふつう」な感じで世界中のライダーから愛されていました。

一人暮しを始めてCATVを引いたので、ようやくMotoGPがリアルタイムで見れるようになったのがあの日本GPでした…。いろんなサイトで情報を調べて無事を祈りましたが、願いは届きませんでした。

亡くなったあと、世界中のライダーがバイクに７４ステッカーを貼っています。今でもMotoGPのマシンを良く見ると至る所に７４ステッカーを見つけることが出来ます。DUCATIに移籍したセテはもうスーツに付けるのやめたのかな？と思っていたらちゃんと肘の部分に大きくありました。アプリリアのワークスに所属するロレンツォのフロントフェンダーにもありました。所属メーカーにかかわらず今でも皆に愛されていることが分かります。イタリアのミザノにはDaijiro Katoという通りも出来ました。
ここまで愛されたライダーはいないんじゃないかと思います。

僕がバイクをここまで好きになったのは、大ちゃんのおかげでもあります。

ありがとう、大ちゃん。