カテゴリ:MotoGP
MotoGPクラスの優勝はメランドリ(ホンダ)、2位カピロッシ(ドゥカティ)、3位ペドロサ(ホンダ)。
スタートで2番グリッドの中野(カワサキ)が出遅れ、6、7番手を追走するもジャンプスタートの判定でドライブスルーペナルティ。おそらくクラッチの切れが悪くマシンが動き出したのを止めようとして出遅れたのだろう。去年もそんなトラブルがあったような気がする。 ↑(追記)レース後のコメントを見るとクラッチトラブルはなかったみたいです。ますます不可解な判定 TVで見た限りではセーフに見えたのに。調子が良かっただけに中野選手は落胆してるだろう。 カワサキは第1シケインではらんだロッシに接触されドピュニエも転倒リタイアし散々な結果に。 レースはホプキンス(スズキ)、ペドロサ、メランドリ、カピロッシ等がトップグループを形成。そこにあれよあれよという間にロッシ(ヤマハ)が抜け出しトップに立つ。そのまま2番手のペドロサを引き離す。好調ホプキンスは痛恨のスリップダウン。ピットに戻り再スタートし最終的に15位と1ポイントをもぎ取った。 ロッシは独走体制で優勝間違いなし。やはり決勝のセットアップは決まっているようだ。が、しかし信じられない光景が マシントラブルでスローダウン!電気系のトラブルか?2戦連続でのマシントラブルにしばし呆然とするロッシ。そのままヘルメットを取ることなくモーターホームへ。でもドピュニエにぶつかったのは忘れてるんだろうな…。 これでペドロサの連勝かと思われたがペースが上がらない。どうやらロッシを追いかけるのにタイヤを酷使してしまった模様。メランドリがあっという間に追いつきトップに踊り出る。 その後にはカピロッシも迫ってくる。ラストラップでカピロッシが2位浮上。最終シケインでペドロサも意地を見せるが及ばず。大どんでん返しの結果となりました。 玉田は上位の脱落もあり7位。しかし今回は切れのある走りは見れませんでした。4位はストーナー(ホンダ)がワークスのヘイデンを押さえきった。ヘイデンの連続表彰台はストップ。中野は12位まで挽回。ペナルティが悔やまれる。 250ccは高橋裕紀(ホンダ)が初優勝 僅差の2位に僚友ドヴィヅィオーゾ、3位に兄を押さえた青山周平(ホンダ)がフル参戦1年目で初表彰台。4位に青山博一(KTM)。 レースはスタートから高橋とドヴィヅィオーゾが抜け出し3位以下を引き離す。ドヴィヅィオーゾにパスされるもぴたりと追走。3位争いは青山周平と博一兄弟が抜け出す。トップ争いと3位争いがそれぞれテールトゥノーズで展開する。 そしていよいよ最終ラップへ。終盤になり高橋がトップに!しかし最終複合コーナーでドヴィヅィオーゾがインにねじ込む。しかし高橋は冷静にクロスラインで立ち上がり勝負に。しかしきれいに立ち上がった高橋がトップでゴール!念願の初優勝を飾った。ドヴィヅィオーゾも初優勝を狙ったが惜しくも2位。しかし2人ともクリーンなバトルでチームメイト同士称え合っていた。 3位争いは、一旦は博一に交わされていた周平が最終複合コーナーで兄を交わし表彰台をゲット! 表彰台で君が代を聞きながら高橋の目にはうっすらと涙が。思えば全日本の時からワイルドカードで表彰台に上がり、鈴鹿8耐にもJSB1000クラスのシートを託されるなどホンダの期待を受けてきた高橋。しかし、ライバルの青山博一に全日本のタイトルを奪われ、世界への切符を失ってしまう。翌年は足首骨折を乗り越え全日本タイトルを手にし、去年から世界選手権フル参戦を果たした。しかし、初コースや初チームでのセッティングにてこずり、結局表彰台には立てなかった。 そんな中、青山博一は初年度で表彰台、2年目で優勝を飾り、さらに今年は新興のKTMで優勝するなどの活躍を見せ、高橋自身は調子は良いものの結果が残らず相当焦っていたのではないかと思う。そんな中での初優勝であり、こみ上げてくるものがあったのかもしれない。見ていた僕もジーンと来ちゃいました 125ccは去年のチャンピオン、ルティ(ホンダ)が優勝。ホンダにとっても今期初優勝。前戦優勝のカリオ(KTM)が2位、ライ(ホンダ)が3位。オープニングラップで多重ラッシュがあったこともあり、小山(マラグーティ)は13位に入った。ヨーロッパラウンドに入りワークスでない小山は今後も厳しい戦いが続きそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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