カテゴリ:MotoGP
今回は大波乱のレースでした。
MotoGPクラス優勝はV.ロッシ(ヤマハ)、2位N.ヘイデン(ホンダ)、3位K.ロバーツjr(KR)。 ロッシの横綱相撲のポールトゥウィン!ヘイデンも粘ったけど終盤じりじり引き離された。3位は前チームメイトを振りきったロバーツjrがうれしい表彰台。 玉田(ホンダ)は他者の脱落もあり7位だが見せ場を作れず…。 と、レース結果はこんな感じですが大事件はスタート直後 第1コーナー手前で中段のジベルナウ(DUCATI)が僚友のカピロッシと接触!どうやらカピロッシのブレーキレバーに接触したようで激しくジャックナイフを起こしマシンが中に舞った それに巻き込まれる形でペドロサ、バーミュレン、メランドリ、ドピュニエらがコースアウトしクラッシュ!!ほどなく赤旗中段となった。 メランドリはマシンに挟まれる形になり起き上がれず。現段階の情報では首を痛め、鎖骨を骨折。カピロッシは腹部を強打し内出血の疑い。両者はヘリコプターで病院に緊急搬送された。ジベルナウは鎖骨骨折と脳震盪。こちらは通常の救急車で搬送された(病院手前で交通事故のおまけ付き)。ジベルナウは以前も鎖骨を折っているため手術するとの事。 (トーチュウではジベルナウは鎖骨骨折、カピロッシとメランドリは骨折無しとの情報だったがMotoGP公式ページでは以上の情報) 次戦のアッセンTTは今週のため、この3者は欠場が濃厚だろう。特にメランドリの容態が気になります。DUCATIはライダー2人とも負傷の緊急事態!! ちなみに怪我はなかったがドピュニエも九死に一生!ビデオで見たら激しく宙を舞う2台のマシンの間に!奇跡的としか言いようがない。ぜひビデオで確認を。 事件はまだまだ続く。 再スタートのウォームアップラン後、グリッドでバーミュレン(スズキ)がエンジンストール。マシンを降りてマシンを端に寄せたためスタート中段。この時中野(カワサキ)のマシンがオーバーヒートし水を噴いた。中野はすぐさまピットに戻りスペアマシンに。 (ここまでの状況は地上波では放送されてません。G+では一部始終を確認できます) 再びウォームアップランでグリッドへ。しかし中野は自分の5番グリッドへ付いてしまう。本来ならばマシンを乗り換えたら最後尾に付かねばならなかったらしい。しかし中野のチームは中断の原因を作ったのがバーミュレンであったため最後尾に付かなくて良いと勘違いしたらしい。 と言うかオフィシャルが教えてあげろよって感じ。 この為レース中にライドスルーペナルティを受けたが、混戦でピットボードを確認できず、そのまま走行した結果ブラックフラッグで失格となってしまう なんとも悔しい結果に。 250ccはドビヅィオーゾ(ホンダ)が嬉しい250での初優勝!2位は終盤追い上げたロレンツォ(アプリリア)、3位はロカテリ(アプリリア)を弾き飛ばしてしまったデ・アンジェリス(アプリリア)が入った。 日本勢は青山博一(KTM)が6位、JSBマシンで鈴鹿300KMを優勝した高橋(ホンダ)は7位となった。苦手なコースとJSBからの乗換えで苦労したのかも。青山周平(ホンダ)は3周目に転倒リタイア。 250ccではレプソルホンダのS.ポルトが引退を表明。今期はホンダに乗り換えたが調子が上がらず引退を決意したとあるが、去年までの速さを考えるともったいない気が… 125ccはA.バウティスタ(アプリリア)が今季3勝目、2位にH.ファウベル(アプリリア)、3位にS.ガデア(アプリリア)と地元スペイン人選手が表彰台を独占した事に加え、MVA ASPARチームは1位から4位までを独占した。 なお、小山(マラグーティ)は予選中に追突され腕を骨折し欠場した。今年は怪我が多く残念 今回のまとめ 1.衝撃のクラッシュ!ランキング上位者が巻き込まれ結果的にロッシには追い風に・・・。 2.どうするDUCATI!!伊藤真一の出番か!? 3.中野、踏んだり蹴ったり。でも事故に巻き込まれなくて良かったと考えよう。 4.小山、早く良くなってね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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