カテゴリ:MotoGP
オーストラリアGPはフィリップアイランドと言う島にあるサーキットで、海に近いので風が強いことで有名。南アフリカGPとブラジルGPがなくなったので唯一の南半球のレースです。ちなみに南半球は春先なので、年によっては寒い場合も。
今回の主役は中野真矢(カワサキ)! 予選で2番グリッドを獲得。オフシーズンのテストもトップタイムをだしたり好調だったので表彰台、初優勝に期待。 しかし、決勝目前のウォームアップで突然雨が。ウェットレースが宣言されました。と言うことは雨での中断はなし。レース途中でレインタイヤを履いたマシンに乗りかえることが出来るという無茶なシステムが初めて実行されるのか??? スタート時は雨は小降りでみんなスリックタイヤ。スタートで中野が会心のスタート。濡れている路面を一人だけものともせず、凄いバンク角で走っていきます。2周ぐらいであっという間に3秒以上のリードを築き上げ独走体勢! トップをひた走るライムグリーンのマシンと目玉ヘルメット!このまま雨よ止んでくれと願ったのは僕だけではないはず。 今回から集合マフラーを採用 しか~し、そうは問屋がおろさない。雨が強くなってみんなスロー走行に・・・。続々ピットインしてバイクの交換。ピットは人がごった返してこれは危ない。良く轢かれた人がいなかったもんだ・・・ それにライダー心理としてはタイムロスをするピットインはなるだけしたくないもの。ということは、ちょっと危ないと思ってもスリックタイヤで走りきろうとします。ということは転倒のリスクが非常に高くなります。現にエドワーズが転倒してしまい担架で運ばれてました。やっぱりこのシステムはいただけません レースのほうですが、2位で戻った中野はその後ペースが上がらずに後退。最終的に8位に。雨さえ降らなければ… トップに立ったのは雨が得意なジベルナウ(ドゥカティ)。しかし後ろから来たのはメランドリ(ホンダ)!ジベルナウを交わしてからは快調に走りそのままチェッカー。ジベルナウはバーミュレン(スズキ)にも交わされ、さらに最終コーナーでロッシ(ヤマハ)にも交わされ3位。バーミュレンは嬉しい初表彰台を地元で達成 ロッシは黄旗無視がテレビにもはっきり映ったにもかかわらずお咎めなしという不思議な裁定に・・・。 玉田(ホンダ)は午前の練習走行は快調だったが雨にたたられ10位。ペドロサ(ホンダ)はなんと周回遅れに。膝が万全でないので雨は辛かったのかな? 250ccはまたもやロレンツォ(アプリリア)が優勝。2位にまたしてもギリギリ届かずデ・アンジェリス(アプリリア)。3位に青山博一(KTM)が入った。 青山周平(ホンダ)は5位。高橋裕紀(ホンダ)はマシントラブルでリタイヤした。関口(アプリリア)は19位と残念ながらポイント獲得ならず。 125ccはバウティスタ(アプリリア)が優勝し年間チャンピオンを獲得した。小山は12位。マシンの差が…。 今回のまとめ 1.雨にたたられ中野残念。しかし評価はうなぎ上り。 2.マシン乗り換えでピットは大混雑。あわや接触で超危険。 3.小山のKTM入り確定か? おまけ バーミュレンの新ヘルメットが地元でお目見え。なかなかかっちょいい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.21 23:14:58
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