テーマ:F1ニュース・レース(2364)
カテゴリ:F1
とうとうM.シューマッハの最後のレースが終わってしまいましたね。
それにしてもすごいレースでした。ひとりだけペースが違うし、マシントラブルがなかったらぶっちぎりで優勝していたでしょう。 それにしてもオーバーテイクはすごかったですね。フィジケラの時もすごかったけど、ライコネンを抜く時は圧巻でした。インを閉めるライコネンのさらにインを突き、しかもお互いに1台分のスペースを空けているとってもフェアで、なおかつギリギリの息を呑むレースでした 勝てなかったけど、記憶に残るレースでした。 シューマッハの凄いところは、そのドライビングテクニックはもちろんですが、人を惹き付ける魅力だったと思います。ベネトンから当時は低迷していたフェラーリに移籍した時、ベネトンから多くのスタッフが共に移籍したといいます。代表的なのが、参謀役のロス・ブラウンや、エイドリアン・ニューウェイと並ぶ空力の鬼才ロリー・バーンです。そこに、プジョーがルマン24時間耐久レースを時の監督であるジャン・トッドが加わりフェラーリ黄金時代を築いたわけです。 と、べた褒めしていますが、全面的にシューマッハファンではないので…。近年のシューマッハは好きですけど、最初のほうはそこまでファンではなかったですね。まだセナやマンセルが活躍していた頃は、確かに速くて次世代を担うドライバーだと思ってましたけど、チャンピオン争いをしていた頃、D.ヒルやJ.ビルニューブとの接触はいただけなかった…。 そういうダークサイドを持つシューマッハですが、ミカ・ハッキネンとの争いは素晴らしくフェアでレベルの高い争いでした。ロリー・バーンがデザインしグッドイヤータイヤを履くフェラーリと、エイドリアン・ニューウェイがデザインしブリヂストンタイヤを履くメルセデスエンジンのマクラーレンのマシンの差はほとんどなかったと思います。ベルギーGPのスパでの周回遅れのR・ゾンタを挟んだダブルオーバーテイクのシーンは語り草ですね。 BSのサイトより このときはもうブリヂストン。2000年かな? ちなみに当時はバリバリのライバルだった二人ですが、互いの奥さんは仲が良かったみたいです。シューマッハの奥さんはキュートな感じですが、ハッキネンの奥さんは凄く怖そうな感じだったけど(笑) 当時はもちろんハッキネンを応援してました。実力はあるのに弱小ロータスで苦労して、ホンダエンジンとセナが抜けて低迷期だったマクラーレンでまたまた苦労していたから。イケメンだけど、イケてない表彰台でのガッツポーズが懐かしい。 BSのサイトより シューマッハの最大のライバル、ミカ・ハッキネン シューマッハも最大のライバルはハッキネンだと言ってましたしね。そのハッキネンはブラジルGPにわざわざ来てましたよ。 さあ、アロンソは2連覇を果たしましたけど、シューマッハのように絶対王者となるのか?それともシューマッハの後任である真紅のフライングフィン、ライコネンがそれを阻止するのか? 来年のF1も見逃せないですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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