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2009.11.17
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ブログ移転します。楽天には5年ほどお世話になりました。実際、ず~っと移転はしたかったのだけれど、仕方が分からなかったのと時間がなかったので放置してありました。そして結局、楽天からは移転が出来ないということが分かり、やむなく今後の更新を別の場所で始めるという策をとることにしました。ではまたどこかで会いましょう。
2009.11.08
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今回激写した、8ヶ月になる姪っ子のリオンちゃんです。今回初めてあったということもあって、かなりキョドってます。また、30秒という短い時間の間に喜怒哀楽すべて表現している、とても表現力豊かな姪です。それがまたかわいい。youtubeの動画です。こちらから。
2009.10.31
2週間前、超短期で日本に帰国した。目的は高校のラグビー仲間の結婚式だったわけだが、それ以外にもいろいろサプライズがあった。まず、実家で飼っている柴犬のリリーが、老衰からなのか病気からなのか、目が見えなくなっていて、散歩に連れて行っても溝に向かってまっすぐ歩いていったり、車道と歩道の分離帯にぶつかったり。元々は3匹で元気に散歩だったのに。今は一人になってもがんばって生きているんだなと。毎朝お礼を言っておいた。ありがとうございますと。あと、5人に増えた姪っ子と甥っ子の中でも、今一番輝いてる4歳になったばかりのミレイちゃん。運動会ではちょっと恥ずかしがりやだったけど、そういうのもありでしょう。あと、東京には3泊だけ滞在することができたけど、その間もまた貴重な再会や出会いがあった。その中でも今回ヒットしたのは、占い師。夜行バスで名古屋に帰る直前に、1時間ほど暇な時間があったから、その辺にいた怪しげな占い師に手相を見てもらった。ちなみに俺はこれまでそういう占いとかやったことなかったので、「初めてなんですけど。。。」って言ったら「えぇ!?」ってびっくりしてた。占い師だったらそれぐらい察してほしいものだ。それはいいとして、30分ぐらいいろいろ話してくれて、手相も見てくれて、結局わかったのは、俺の34歳から運勢が超アップして、そのときに始めた仕事を一生続けることになるらしい。あと5年ぐらい、何をして過ごそうか。。。
2009.10.30
昨日、知り合いの女性フォトグラファーのところに、妊娠8ヶ月の嫁の写真を撮ってもらうためにスタジオに行ってきました。当初は俺も嫁もなんとなく2人の写真を記念に撮ってもらおうと思っていたんだけど、撮影前の打ち合わせで、彼女のサンプルを見せてもらうと、なんとまあ、俗にいうマタニティーヌードの写真。イメージ図俺も嫁も「えぇ!?」っていう反応しかできなかった。ただ、フォトグラファーの彼女は「あなたの撮りたい様な写真を撮るだけだから」と言ってくれたので、とりあえずお腹は見せたいがそれ以外はNGで、という旨を伝えて撮影開始。普段客観的に嫁のお腹をまじまじと見た事が無かったんだけれど、改めて見ると「大きくなったな~」と感傷に浸りながら見学していた。そうしているうちに、「上だけでも脱いでみる?」と言われ、別に抵抗は無かったので嫁も承諾。そうして撮影している間に今度は「下もどう?」と言われ、嫁も結構あっさりとokを出して、普通のマタニティーヌード撮影になってしまった。ただ、撮影の間に何回か撮られた写真をカメラの中で見せてもらったんだけど、すごく幻想的というか、綺麗な絵を撮ってもらい、嫁と2人で「思いきってやってよかったね。」と言える経験になった。そして撮影の終わり際に「一応友達にも見せれるような物も撮ってください」と頼んで撮ってもらいました。その写真はまた後日。。。ってゆうかまだもらってません。
2009.10.09
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久々の更新。昨日、来たる第一子のベビーカーを買う為に安めのアウトレットに行ってみた。Del Amoモールの地下にある、知る人ぞ知る場所。値段は安くて良かったのだけど、嫁の反応がいまいち。やっぱりデザインとかが納得いかなかったのか。30分ぐらい色々見ていたのだけれど、結局手ぶらで退却。その足でBabysrusへ。そこで嫁のお気に入りのベビーカーとカーシートを発見。一見在庫がなさそうだったので、確認する為に店員を呼びにいった。ちょっと離れた所にいた店員を捕まえて「在庫がありますか?」と聞きながらその場に歩いて向かっている時に。。。。嫁がすごく幸せそうな顔してそのベビーカーを押しているのが遠くから見えた。それを見て、すごく幸せな気分になった。その後、無事ベビーカーとカーシートを購入。さてさて、キックオフが近づいて参りました。。。
2009.10.01
以前の記事でとりあげた、タレントコンテスト。 コンテストを開始したと同時に、サイトのアクセス数が通常の3倍になりました。これから2週間、投票受付中です。 ちなみに、現在のトップは予想通り「目隠しルービックキューブ」です。これからの動向に注目です。 サイトはこちら。
2009.09.02
何か面白いことできないかな?っていう思いつきで、リトル東京のお祭りにブースを出してみました。 そして、タレントコンテストをやってみた。 その結果。。。。 子供から大人まで15人もの勇者?が参加してくれた。 特に焼き肉レストランの商品券100ドル分がかかった大人部門では、前もっての告知が無かったにもかかわらずレベルの高いタレントが集まった。ブレイクダンスやビートボックス、カラオケ、物まね、そして極めつけは「目隠しルービックキューブ」 9月の1日からMOLAウェブ上で一般投票を開始予定。1つ1つの動画を見てもらって、好きなものに投票できるというシステム。 深夜まで編集作業がつづいています。 乞うご期待。
2009.08.27
少し前に、嫁の親父から嫁宛にメールが届いた。 日本のニュースで、カリフォルニア州の政府の予算がやばいとか聞いたが大丈夫なのか?という内容だった。 俺も嫁も、「へ?」っていう反応だった。 が、やはり気になるもので、ここ2週間ぐらいニュースを見ていたら、相当やばいんだな。。。という感じが伝わってきた。 何が起こっているかというと。。。 1。裁判所お休み。月に1回、予算節約のため。まあいいんじゃねえ?っていう程度。 2。消防署閉鎖。いくつかの消防署が閉鎖され、消防車や消防器具は隣町の署へ寄付。ちょうどこのニュースが流れている頃に、北カリフォルニアでは山火事が猛威をふるっていた。皮肉だ。 3。州立大学閉鎖。UCキャンパスが幾つか閉鎖されるとかされないとか。教育の予算は昔から少しずつ削られていたrが、大学をクローズするというのは血迷っていないか? 4。とどめが昨日のニュース。刑務所に服役中の犯罪者27000人を解放。これも、彼らをとどめておくだけで年間1000億ドルの予算が必要だからとか。これはさすがに今日のディベートの目玉だった。 次はなんだろう。州の保険制度を使って子供を産む予定の俺たちには不安の日々が続く。
2009.08.20
イラク戦争が始まった時、テキサスの大学に通っていた。週末にぶらぶらとキャンパスを歩いている時に、学内新聞を発行する新聞部にインタビューをされたのを覚えている。 「この戦争はあと何年続くと思いますか?」 俺の答えは「4年ぐらいは続くんじゃないの?」だった。 「4年ぐらいで終わってくれよ」という願いも込めていたのだと思う。 今日ひょんなことで、過去3年間に渡ってアメリカ軍で働いてきた人と話をした。彼の任務は、これからイラクに行く兵士のカウンセリングと、イラクから負傷して帰ってきた兵士のカウンセリングだ。 元々、ビデオ制作の依頼で話しをしていたのだが、話しが一段落して戦争の話しになった途端、優しいトーンの彼の声が一瞬で変わったことが印象深かった。 「戦争は最低だ。俺は戦争を否定する。」そう言いきる彼の言葉には、すさまじい重みがあった。 そしてゆっくりと彼は語った。アメリカ政府がどうやって死亡した兵士の数をごまかしているか。核戦争では無いという表向きとは反して、アメリカ軍が使う爆弾に含まれる放射能のせいでイラク人や帰還したアメリカ兵達が奇形児を多く産んでいる事実。遠隔操作で爆発する爆弾に毎日おびえるアメリカ兵達の現実。 オバマに政権が変わり、表向きでは来年にアメリカ軍が全員イラクを撤退するということだが、現実では全くその通りになっていないということ。 腕や足が吹き飛ばされて戻ってくるアメリカ兵達と3年間接してきた彼の話しは、ビデオ制作の話しより100倍興味深かった。
2009.08.18
Gigazineの記事でもとりあげられている世界最大のジグソーパズル。 2万4千ピース、完成品のサイズは全長3.6メートルにもなるという。値段は350ドル程。 このパズルを購入できる店がサンタモニカにある。取材の映像はこちら。世界最大のパズルは映っていませんが。。。(笑) ちなみにうちの会社に日本からインターンとしてやってきていたT君はこれを購入した。重すぎて飛行機に乗せるとなるとおそらく超過料金をとられるだろうということで宅急便で郵送したが、それにも150ドルかかった。パズルを買った時には、店長が頼んでもいないのに特別割り引きをしてくれて、300ドルで買えたとはいえ、送料と合わせて500ドル近い費用がかかっている。 つい最近、そこのお店の店長からメールが届いた。 Did you finish the puzzle yet? 俺が把握している限りでは、T君の住む学校の寮の部屋では完成品のスペースが確保できなくて、学校を卒業して引っ越すまで押し入れに入っているということだ。 ちなみに完成したら是非Gigazineの記事の老人と同じ写真を撮ってもらう予定。 「完成したら」 だけど。
2009.08.14
ここに来て、とうとう駒が無くなってきた。 転居・ 転職・ビザの更新・妻の病院の変更。 ここ数ヶ月は、会社の命運をかけた戦いが続いてきた。心身と給料を削ってあらゆる作戦を打ってきた。が、さすがにもう。。。 後は自然に身を任せ。。。
2009.08.04
一昨日映画を見に行った時に、プレビューで紹介されてました。「崖の上のポニョ」アメリカでは8月14日公開だそうで、自分はまだ見てないから見に行こうかと。ちなみに英語版の題名は。。。。ずばり"PONYO" 後ろに座ってたおばちゃん2人は、Miyazakiの名前は知っていたらしく、プレビューの間は"Wow"っていう感じのリアクションだったんだが、最後に題名がスクリーンに映された時、「。。。。。。」ってなってた。 そりゃ読めんだろ。 そんなちょっと強引なディズニーが好きだ。
2009.07.07
10年前ぐらい、テキサスにいたころは毎週末、自転車で30分程走って映画館まで行って、3ドル程払って小さな映画館で映画を見まくっていた。今は、車もあるし、それこそ家から数ブロックの場所に巨大な映画館があるのだが、何故か滅多に足を運ばない。嫁と映画を見に行くたびに「もっと頻繁にくるべきだよね」と言いながら映画館を後にして、結局気がつけば数ヶ月という月日が経つ。先週末は独立記念日も兼ねた休みだったので、「家でごろごろしていること自体が反国民」的な風潮があったので、映画館に行った。そこで見たのはこちら。「My Sister's Keeper」先週末は先にも述べたように独立記念日の週末だったので、ボックスオフィスの商戦では「トランスフォーマー」か「アイスエイジ」か?だったらしいが、この映画を選んで良かったと今でも思う。ジャンルでいうと、ドラマ。ヒューマンドラマ。これから見る人のために少しだけ紹介すると、ある家庭の3人兄妹の真ん中の女の子が腎臓癌になり、それを治すために一番下の女の子の腎臓移植をするかしないかという話。キャメロンディアスが出演していて、彼女はお母さん役。病気の子供を持つ父親と、母親と、兄と、妹の葛藤を描いた、いい作品だ。これ以上は書かないが、はっきりいって泣ける映画だった。隣の席のアフリカンのおばちゃんは声を出して泣きながら鼻水だらだらで、そのせいで俺が映画に集中できなかった。また、とある小さな女の子が耐えきれなかったのか、泣きながら映画館から出て行ったりもした。オススメです。
2009.07.06
伊良部を見た。ってゆうか見に行った。ロングビーチのマイナーリーグでやってるとは聞いていたが、まさか生で見ることになるとは。初のマイナーリーグの試合観戦。そしておそらく最後だろう。って別に嫌いだったとかじゃないが、よほどの理由がなければマイナーリーグよりメジャーリーグに行くからだ。今回魔人イラブぅを見る事になったのも、知り合いからチケットをもらって、しかも偶然予定が空いていたと言う奇跡が起こったからだ。宇宙の超自然現象だ。何か1つ狂ったとしたら実現しなかったであろう。よく考えてみると、イラブぅの投球を生でみるのは初めてだ。初めてなんで、過去の彼の球速とかと比べる事はできない。だが、1つだけ言えることがある。それは。。。。「イラブぅはマイナーリーグだったらまだまだいける」ってことだ。はっきりいって、相手チームのバッターは彼の球威についていけてなかった。自分たちは3塁側に座ってたから、左バッターの振り遅れの球が飛んで来るのが怖かったぐらいだ。さすがは魔人。問題はイラブぅ自身がこのレベルでやること自体に満足しているのかどうかという部分だろう。
2009.07.03
過去3回の更新の続きです。ラストです。長文なので、覚悟して読んでください。今思えば、ちょうど一週間前の火曜日。昼頃に空港に嫁を迎えにいった。空港は現在改装中で人があふれかえっていて、変な所で出口に背を向けて待つ羽目になった。そして待つこと15分。案の定、向こうがこっちを先に見つけて、後ろから肩を叩かれた。3週間ぶりの嫁は、髪をばっさり切って、そしてお腹が以前の倍ぐらい?に大きくなっていた。車に乗り込み、とりあえず自宅に向かう。午後12時過ぎだった。外は暑かった。自宅のアパートにつき、軽い食事をとって、そして少し休憩をしてもらった。長旅の疲れはそれぐらいじゃとれないだろうけど、「一刻も早く来院してください」という言葉が頭に残っていたので、準備をさせて出発した。病院に着いた。午後2時。受付に入って、数人の妊婦さんと一緒に名前を呼ばれるのを待った。けれど、予約を取っていないからなのか、30分、40分経っても一向に名前を呼ばれなかった。俺たちはというと、その間もずっと、「羊水検査をするべきか」を話し合っていた。俺は、はっきりいってどちらでもよかった。「どうでもよかった」では無いので誤解しないでほしい。羊水検査をしなくても問題ないと思ったし、したとしても何ら問題ないと思っていた。誰に何を言われようが、俺たちの子供は俺たちが責任を持って産むと思っていた。しかし問題は、嫁も同じ様な意見だったということだった。「それだったらお金払ってリスク背負って検査する意味ないんじゃね?」って思うのと、「でももし問題があるのならそれは事前にちゃんと知っておきたい」という思いが交錯しまくってたと思う。ただ1つ同意していたのは、「ドクターには羊水検査をするように薦められるだろうね。。。」ということだった。そして、納得できる理由を元に羊水検査を薦められるのだったら、してもいいんじゃないのか。。。」ということは「なんとなく同意」をしていた。受付に入って1時間が経つころ、受付の人がカウンターから顔を出して言った。「先生はさっきまで分娩を手伝っていたので、今こちらに向かっています」(意味が分からない人のために一応説明しておくと、アメリカでは妊娠の検診をする場所と出産をする場所は違うのが一般的です。なので、この日たまたま分娩があったので先生はオフィスにはいなかったということです。)そしてそれから数分後に名前を呼ばれ、個室に通された。しばらく待つが、先生は来ない。2人とも全然頭の中が整理できてなくて、また「羊水検査をするか」という話を持ち出して、わいわい言い合っていた。そこにドクター登場。実は、過去に2回検診に来たが、ドクターには会ったことはなかった。簡単な検診や超音波はナースの方々で問題ないだからだろう。ドクターはとても気さくな感じで、俺たち2人ともとても安心した。が、向こうもこっちの気持ちを察してか、早速本題に。先生:「血液検査のことなんだけど。。。」俺たち:「・・・・・・はい。」先生:「実はね、血液検査をした病院の人が妊娠周期の数字を打ち間違えてたことに今朝気づいたの。そしてすぐに電話をして、正しい妊娠周期を打ち込んでもらったら、何も異常がなかったの。良かったわね!」俺たち:「・・・・・・・へ?」先生:「これはGood Newsよ。とりあえず今日は超音波で見て本当に問題が無いかを確認するわね。」俺たち:「・・・・・・・へ?」そして半分放心状態の俺たちをよそに、超音波で頭の大きさ、体の大きさ、太ももの骨の長さとかを計って、何も異常が無いということを確認。おい、そりゃねーだろ。と突っ込みたくなるような結末だった。ただ、1つ良かったことは、俺も、嫁も、親として、人として、いろいろ考えさせられたってこと。世の中には実際に俺たちみたいに検査を受けて、異常があって、羊水検査をして、そして障害のある子供を産むという選択をしている親御さんがたくさんいると思う。もちろん、そこで産まないという選択をする人もいるだろう。前回の更新で書いた事だが、そこには正解はない。でも、人それぞれ、夜も寝れずに悩んで、頼れる人に相談して、さらに悩んで、悩んで、悩み抜いた挙げ句の結論にすがりつく。そしてそれが絶対に正しいんだと信じて生きていくんだろう。ただ、俺の中で最後まで動かなかったのは、ダウン症だからやめるとか、何か障害があるから諦めるとか、そういうのって子供を育てていく上で、子供が苦手な科目があるとか、子供が運動が苦手だとか、そういう「障害」となんら変わらないだろうって思っていた事。そういう意味では、神様が俺たちに与えてくれた試練というか、「突然妊娠して、10ヶ月ただ待って赤ちゃんが出てきたら俺たちは自然にお父さんとお母さんになる」っていう様な楽観的な考えを正してくれて、1人の人間を育てるという立場に立つ事に対する心の準備をさせてもらえた気がする。そしてもちろん、まだまだちゃんと5体満足で産まれてくるか分からない我が子だけど、もう愛しちゃってしょうがないです。そしてその日、80%の確率で女の子だということも分かりました。最後に。日本にいる間に両親に相談していた嫁は、病院から出てすぐに電話をして、問題が無かったことを報告していました。向こうの親も安心してくれてました。ちなみに俺が唯一このことを相談した相手である会社の社長には、ネットワークビジネスの商品を薦められました。
2009.06.30
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1と2の続きです。その間にメールとコメントでいろいろ書いてくださった方々、ありがとうございます。ほんとに。では続きを。次の日。土曜日。とりあえず、悩んだ結果何をしたかって。ググッた。ま、それしかないでしょ。そしたら出てくる出てくる、ありとあらゆる情報。休日を利用して半日ぐらいかけて信憑性の高い情報だけを洗い出してみた。そこで出た結論:すでに前回の更新にけ~とさんがコメントで出してくれましたが、「血液検査は絶対じゃない」ということです。しかし、「絶対じゃない」というだけなので、血液検査に引っかかって羊水検査をしたところ何も問題なかった人もいれば、羊水検査でダウン症決定したという人もいました。なので、そういう情報とセットでできるだけソフト?に嫁に報告。してみた。ただ、人の親なら誰でも「可能性がある」というだけでも充分な打撃。そりゃそうだ。人ごとじゃないからな。(こうやって書いてるとどこか人ごとに聞こえるけど、れっきとした俺の子です)ただ、その時点ではじたばたしても火曜日の到着を早めれるわけではないので、話しの焦点は「羊水検査をするかどうか」になった。簡単に言うと、「ダウン症だと分かった時に産むか産まないか?」ということだ。これは後々ドクターに診てもらった時に言われた言葉なんだが「Philosophy(哲学)」という言葉がぴったりな問いかけだ。まず、羊水検査をすることで、どちらかが分かる。分かってどうする?という話しなのだ。そしてもちろん羊水検査をすること自体にもリスクはついてくる。(羊水を採取することにリスクが伴うのは当たり前だが)例えば、リスクを負ってまで羊水検査を受けて、もしダウン症だと分かったとしても産むのだったら、何故リスクを負ってまで羊水検査をするのか?という風にぐるっと1周してくるわけだ。もちろん親として、そこはちゃんと羊水検査をして、自分の子供の状態を把握するべきだろうっていう考えもある。万が一ダウン症だったら、それなりに親として準備をするべきだろうと。ただそこに「正解」は無い。そんな正解の無い疑問に対して、すぐに答えなんかが出る訳も無く、話し合いは結論を得ず火曜日の嫁の帰宅を待つ事になった。次回(最終回)に続く。
2009.06.28
前回の更新のつづき産婦人科の先生との電話を切ったあと、しばらく何が起きたのか分からなかった。仕事中だったので、しばらく仕事を続けるふりをしたが、何も手につかなかった。そりゃそうだ。とりあえずその日は時間だけが過ぎていった。家に帰り、酒を飲んだ(笑)いや、飲むしか無いっしょ。どうしようかな。。。。。と嫁は日本にいるし、下手に教えて余計なストレスを感じてもらっても困る。弱ったぞ。知り合いの出産経験者からそんな話しを聞いたこともない。困った事に、とにかく基礎知識が無い。ダウン症ということ自体もよく知らない。ましてやその血液検査の結果なんて、どこから何をすればいいのか。検討がつかない。しょうがない。その日は寝てみた。寝れるかヴォケィ続く
2009.06.25
先週の金曜日のことだった。妊娠18週目を迎えるうちの嫁の、担当の産婦人科の先生から突然お電話を頂いた。「3週間前に受けた血液検査の結果、ダウン症候群の可能性があります。奥さんと一緒に一刻も早く来院してください」しかし、嫁は次の週の火曜日にならないと日本から帰ってこない。その旨を伝えると「それでは帰ってきた日に病院に来てください」と告げられた。続く
2009.06.24
atascaderoという町は、ロサンゼルスから北に350キロほど行った所にある小さな町で、用がなければ一生知る事の無い町だ。人口は25000人強で、一本のメインストリートに沿ってローカルの個人経営ショップが立ち並ぶ、なんとものんびりとした町だ。写真はcity hall(改装中)←でも4日間誰も工事してなかった1日目は夜9時半ごろに遅い夕食に出かけたのだが、何せこの町のほとんどの店が9時前に閉めてしまうので、開いているお店が無く、仕方が無くファストフードのハンバーグを持ち帰り、モーテルで食べるという、精神的ダメージの重い初日。しかも典型的な白人の町で、日本人である俺と韓国人であるディレクターは目立ちすぎて、ある意味変な目で見られる。作業としては、4日間編集室に缶詰で、朝の9時から夜の12時までランチとディナーの1時間ずつ以外は籠りっきりだった。俺もディレクターも日に日にストレスが溜まり、編集室にはレッドブルの空き缶が積まれていく。唯一の救いが、編集作業をしたオフィスの隣がペットショップだったことだ。小休憩の度に、そこで売られていたフォックステリアを眺めて、めちゃめちゃ癒された。この子、値段がたったの300ドル(注射代とか込み)だったので、自分を抑制するのに大変だった。誰か優しい飼い主が見つかるといいなぁ。。。
2009.06.20
夜まで働いて家に帰った時に「おかえり」の一言がどれだけ疲れを癒してくれるかが分かった。スーパーで安く売ってた砂肝を炒めながらふと思った。あと2週間ぐらいエンジョイします。
2009.06.10
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ここ最近、体の調子がよくなかった。これ、ほんとの話。前日の朝は吐き気で目が覚めた。これもほんと。一瞬、新型インフルエンザか?とも思った。実際。病院に行くべきか?と迷った。こともあった。そして病院に行った。昨日の夢の中で。レントゲンを撮ったが原因が分からないからというので、CTスキャンをとることになった。そして、検査が終わってから医者に呼ばれて言われた。「右肩のあたりに1万円と、左のお腹の辺りに5千円が入ってますね」そしてその後、そのお札2枚を取り出すための手術に1万5千円以上かかるのでどうしようかということに悩み続けていたら夢から覚めた。おあとがよろしいようで。
2009.06.07
店の名前というのは、とても重要だ。特にレストランにとって、客が店に入る前にそこが何料理なのか、何屋さんなのか、高いのか、安いのか、そういった想像ができる名前ほど、客に親切だし、不安やサプライズが無くて済む。そんなタイプのお店、「The Lobster」というロブスターの老舗が、サンタモニカのピアの入り口のすぐ横にある。立地条件はこれ以上無いというぐらいの場所で、ガラス張りのレストランからはサンタモニカピアに群がる人や、パノラマで広がるビーチが一望できる。そして、メインディッシュはもちろん、ロブスター。このお店には水槽が無く、毎日新鮮なロブスターが入荷されるとか。それほどロブスターの回転が早いそうです。裏話ですが、動画に出てくるロブスターをオフィスに持ち帰り試食しましたが、目ん玉飛び出るジューシーさと旨さでした。映画「Ocean's Eleven」の撮影にも使われたこのレストラン。デートにも、カジュアルなランチにも持ってこいです。動画はこちらから。「Santa Monica」内の「The Lobster」より。
2009.06.01
3月31日のブログでとりあげた、ロサンゼルスで起きた殺人事件。被害者の兄から直接コメントを頂いたが、親切にも彼の本名と携帯番号まで載せておられたので、悪用される前に丁重に削除させていただいた。その代わりに、名前と番号を伏せてペーストしておく。永遠に残るように。以下コメントありがとうございます。私が(被害者)の兄です。本当に許すことが出来ない事件でした。陪審員制についても疑問を抱きましたし、加害者側についても腹立たしかった一面がありました。日本の文化に礼節という言葉があります。やったことは仕方なかったとしても、謝る事も無く裁判の結果が出たときには、加害者側の親が私の検事と母親に向かってビッチといわれました。そのときに罪を憎んで人を恨まずということももっていたのですが、吹っ飛んでしまいました。何か情報あれば教えてください。宜しくお願いします。今日の朝、被害者のいとこに当たる人から直接お電話を頂き、つい先日判決が下ったという連絡をわざわざしていただいた。実刑禁固16年。その後に医者の診断をして、釈放か終身刑のどちらかだという。事件が起こって早4年半が経ったが、やはり被害者家族に残した爪痕の大きさは計り知れない。愛娘を殺した相手の裁判を聞くための10時間の飛行時間の間、ご家族の方々は何を思っていたのだろう?そしてはるばるやってきた彼らに対しての加害者側の傷口に塩を塗り込むような態度。ただただ言葉を失う。4年半もの歳月を経てそんな態度しかとれない者に、16年という歳月はいったい何を意味するのだろうか。
2009.05.31
これまで、メガバーガーとかテラバーガーとか、いろいろネットで見た事はあった。(見た事無い人は勝手にググってくれ)そしてつい先日、とうとう「モンスターバーガー」なるものに実際に出会ってしまった。「メガ」や「テラ」ではとにかく上に大きくなっていくが、流石カリフォルニア、上にはいっさいいかず、横に広がる!注文すると、ウェイターがホイッスルを吹きながら運んでくるので、頼んでもいない注目を浴びる事にもなる、このメニュー。大人3人でやっと食べきれる程のサイズ。「せっかくアメリカに来たんだから、アメリカンサイズのバーガー食べてえ」っていう人には是非オススメ。動画はこちら。
2009.05.26
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さてさて、昨日は第一回結婚記念日ということで、仕事帰りに花屋に立ち寄って花を買った。そこでふと思ったのだが、花屋に寄ること自体、何年ぶりなんだろうと。。。よく考えたらメキシコ人の元カノと付き合ってたころは事あるごとに花を贈ってたなぁって。。。(嫁には秘密です)やはり国民性の違いですね。ということにしておこう。とりあえず花の知識は0なので、元気の出そうなオレンジ色のお花の盛り合わせ?を購入。写真撮り忘れたんで、ご想像にお任せします。あと、以前取材したバス用品屋さんで石けんも購入。そしていつもより少し早く帰宅。そりゃ~もう喜んでましたよ。お腹の赤ちゃんも一緒に喜んでたんじゃないのかな。ちなみに今週末はmemorial weekendっつって、3連休です。普通の会社は。うちは普通に2連休です。
2009.05.22
今日、インターンの子が帰国した。彼は2ヶ月前にアメリカに来て、うちの会社で汗水流して働いてくれた。彼が来る前には新型インフルエンザなんて話は無かった。その2ヶ月の間に、山火事、震度5の地震と、いろいろ経験することになったが。今日出発して、明日の夕方に到着するだろう彼は、機内の検疫をパスすることができるのだろうか?出発前に彼が言っていたこと。「もし隔離されるような事があったら2chにスレ立てます」乞うご期待。
2009.05.21
ロスに来た事がある人なら、サンタモニカの歩行者天国といえばピンとくるでしょう。ロスに来た事が無い人でもサンタモニカって聞いた事がある人は多いと思います。www.mo-la.comそんな超有名観光スポットに、「敢えて」スポットライトをあててみました。これまでの動画はどちらかというとローカルが集まる「味」なところをメインにしていたのですが、そんな流れを「敢えて」断ち切ってみました。立地条件的にどうしてもレストランの割合が増えてしまったのですが、ただ嬉しい事にどこも「超一流」レストランばかり。イタリアンからフレンチ、シーフード、そして初のジャパニーズと、とにかくここに遊びに行く前に1度はチェックしておきたいお店の取材に成功しました。動画でどうぞ。www.mo-la.com今回はプレビューのビデオです。来週からお店の動画に入ります。
2009.05.19
一言。騒ぎ過ぎじゃ。メディアも煽りすぎや。そういうことしか出来んのか?遊びに来いっちゅうねん。ロサンゼルスに。
2009.05.11
実は3月の終わりに嫁に妊娠検査薬で調べさせたら"pregnant"と出て、それ以来ハワイに行ったりしていたので時間がなくて、今日初めて病院に行ってきました。妊娠10週間ということで、超音波で赤ちゃんの心臓が動いているのとか、手とか頭とか。月並みだけど感動しました。と、いうことで、今年の10月に予定していた結婚式は延期です(笑)なので気分だけでも。。。
2009.04.28
簡単に言うと、ハワイは何回行ってもあきない。飯は旨い。海は綺麗。日本人多い。今回はいろいろな所に行った。Birth Stone, Dole Plantation, North Shore, Sunset Beach, Lanikai Beachそしてまたいろいろな物を食べた。Loco Moco, Garlic Shrimp, Oyster, 変なkorean, Cold Stone, Coco-Ichi Curryまた行きたいなと。sunset beach
2009.04.24
去年も行きましたが、ハワイ行ってきます。今回はノースショア方面に行く予定です。情報が無いのでとりあえず突撃です。去年行ったラニカイビーチ
2009.04.16
度々話しに出てきているラグビーですが、今日は先週末に撮ったチームフォトを紹介します。Men's,Women's, Under18, Youthの4つの団体からなるBelmont Shore RFCです!(今回の写真にWomen'sは入っていませんが)ウォーリーを探せ
2009.04.15
以前も話したかもしれないが、ラグナビーチという場所はアーティストの街として有名だ。だからラグナビーチに居を構えるお店の中にもお客さんにクリエイティブになれるチャンスをくれるような場所が多い。今日は2つのお店を一気に紹介。動画はこちら動画に入っている最初の2つのお店は、お風呂用品店とキャンドル屋さんで、ジャンルは別なのだが共通点がある。それが前述の「クリエイティビティー」だ。Bubbles of Lagunaでは、ローションから香水まで自分で作ることができるのだ。ローションは、好きな香りと色をブレンドして、3つ程ある大きさのコンテナーに入れて持ち帰る事ができる。また、車の中やトイレに置いておくのに最適な匂い玉も、種類が豊富だ。小さなお店にも関わらず、品数と品揃えは他店に負けないこのお店は、女の子へのプレゼントにも最適だと思う。2軒目のお店である Pure Lightは、1からキャンドルを作れるお店。落ち着いたアジアンテイストの雰囲気のお店で、ゆっくり時間を過ごしながらキャンドルを作れる。ふっと立ち寄ってオーナーのジュディさんが作ったキャンドルを見てみるだけでも面白いお店だ。ラグナビーチはロサンゼルスからフリーウェイで40~50分もかかってしまうので行きづらい場所ではあるけど、1度行くと虜になってしまうような、そんな場所です。
2009.04.08
ラグナビーチの映像の紹介が終わってなかったので引き続き。今回ご紹介するのはAnastasia Cafeといって、婦人服店とカフェが融合したユニークなお店。立地条件も、車通りの多いPCHから2ブロックほど離れた所なので、とても静かなところです。ここは朝食を食べるもよし、ランチを食べるもよしの場所ですが、どちらにいったとしても是非1度試して頂きたいのが動画の中でも紹介しているフレンチトースト。かなり分厚いトーストにはシロップがかかっているのですが、そのトーストにがぶりつくとさらに中からシロップが出てくるというサプライズつき(ここで言ってしまった時点でサプライズではありませんが。。)そのシロップも、アメリカ風の甘ったるいものでは無いので安心して食べれます。それから個人的にもう1つオススメなのがオレンジジュースとストロベリージュースを混ぜたミックスジュース。メニューには載っていないものなので、店員の人に聞いてみてください。動画はこちらからちなみにこのサイト、公開して2ヶ月が経つ訳ですが、早速第1回のリニューアルを計画しています。ナビゲーション的にかなり改良されるのでお楽しみに。。。
2009.04.01
http://webnews.asahi.co.jp/ann_i_190331022.htmlより ロサンゼルスに留学中の日本人女性が殺害された事件で、アメリカ人の夫に有罪の評決が言い渡されました。評決を聞いた夫は、法廷のテーブルに頭を打ちつけ、怒りをあらわにしました。 脚本家を目指して留学中だった草刈福子さん(当時25)は2005年12月、自宅の寝室で腹など26カ所を刺されて殺害されました。夫で俳優志望のチェイス・ブラムレイジ被告(29)が第二級殺人罪に問われていますが、「犯行時の心神喪失」を主張して無罪を求めていました。 福子さんの父・草刈保廣さん:「やっぱり娘は死んでしまったから…。向こうの親だって、(陪審員も)分かってくれていると思うんです。(陪審員も)泣いてくれましたしね」 弁護側は、控訴するかどうかを含め、「ノーコメント」としています。情報提供してくださった特定の方、とても感謝しています。ハリウッドの特定の場所を通るたびに思い出す胸くそ悪い記憶。こんなやつを自主制作の映画に出してしまったがために、映像を見るだけで反吐が出るので編集をせずにクローゼットにしまってある素材映像。そのカセットテープを見るだけで、胃に火のついたタバコを直接押し付けられたような気持ちになる。人の命と、夢と、過去も未来も全てをごっそり消し去っておいて、「怒りをあらわにする。」余裕があるとは。彼は知らないのだろう。自分の娘の葬式に出席する両親の顔を。事件が起こる前に俺と俺の知り合いの携帯に残っていた数件の留守録に刻まれた彼女の苦しみを。苦悩を。無念を。
2009.03.31
先週末の試合は、前半は6-17で負けていたが、後半の巻き返しで最終的に25-22の3点差で勝利。最後は瞬きも出来ない展開でした。裏話を1つ。自分は前半と後半10分ぐらい出場したのだけど、前半の途中で右側からかなりハードなタックルをくらった。その時に、左耳からポロっと何かが落ちたので見てみたら奥の方から出てきた耳くそだった(笑)ただ、最近かなり耳掃除はしていたので、奥の届かない部分からの遺物じゃないかと思う。スーパーリーグのタックルは耳くそをも吹き飛ばす激しさということでした。
2009.03.30
タイトルの言葉を先週末にサンフランシスコでヘッドコーチに告げられ、その通りに明日、サンディエゴへ遠征だ。スーパーリーグ戦、チームとしてはシーズン3試合目、個人的には生涯2試合目。今シーズンの戦歴はチームは1勝1分け、個人的には1勝0敗(1試合目は仕事の都合で出れなかったから。)どちらにも黒星をつけるわけにはいかない。天気はおそらく超快晴。そんな天気に負けないぐらいの笑顔で帰ってきたいところだ。
2009.03.27
寒空で風は強いが、雲一つないカリフォルニアらしい天気に恵まれた日曜日の昼。強風の中、試合開始のホイッスルが鳴り響き、初のスタメンに入ったスーパーリーグの試合が始まった。陣地は風下。試合前のウォームアップの時に試しにキックを真上に蹴ってみたらボールが遥か後ろまで飛ばされていくほどの風だった。前半の戦略は、たとえ自陣深く攻められていてもボールを蹴らずに、とにかく耐える。そして地獄の40分が始まる。戦略通り、ボールを持つ時間を出来るだけ長くとり、とにかくごりごりと攻める。地道で、ハードな時間が続く。とにかくボールを展開させずに、近場で攻め続ける。ターンオーバーも何回かあった。相手チームは向かい風と共に攻めてくる。ディフェンスラインも何回かブレイクされて、ゴールラインを背負いながら体を張ってとにかく止める。まさに体と体がぶつかりあう死闘が40分続いた。結局トライを1つもぎとったが2つとられて、ハーフタイムのスコアは5-12。負けてはいるが、集まったメンバーは誰も下を向いていなかった。風下の要素を考えただけでも、もっとやられていてもおかしくなかったからだ。そして風を背にした後半。まさに水を得た魚のように攻め込み、ペナルティーゴールとトライを重ね、最終的には25-12のスコアで勝利。ノーサイドの瞬間には全員が飛び上がって喜んだ。帰りのフライトを待っている間に空港で、空腹を満たすためにクラムチャウダーをすすっていた。すると、コーチが横に座ってきて一言。You did a great job. You'll do the same next weekend.その一言で、試合中に痛めた親指も、血がにじんだマウスピースも、価値があったんだなぁって思った。試合後の一枚
2009.03.23
昨晩、テレビをつけたらたまたまWBCの日本対韓国の試合がやっていた。1つの大会でここまで同じチームが試合するというのもどうなんだと思いながら観戦していた。そこでふと思ったことがある。「強い」ってことはどういうことなんだろう?昨日の夜は日本は韓国に勝った。でも、その前には負けた。でもそのまた前には勝った。じゃあどっちが強いんだ?って聞かれたら、どっちのチームもWBCの準決勝に進出してる訳だから、「どっちも強い」んだろう。明後日の日曜日に、サンフランシスコでラグビーの試合がある。相手チームは今アメリカのラグビー界から注目を浴びているチームだ。一応うちのチームのライバルということになっている。うちのチームはというと、今シーズンからコーチが変わったのもあるのだが、まだ地に足がついていない状態というのが本音だ。プレシーズンの試合で2試合も負けてしまい、そして先週末の本番第一戦では、どちらかというと格下の相手に終了間際に同点に追いつかれるという結果。しかも、昨日の練習で突然スタメンで出場することを告げられ、試合2日前から緊張し続けている。スーパーリーグの試合に出ている選手の多くは現ナショナルチームか、元ナショナルチームの人が多い。フィジカルにも強く、そしてメンタルにも強いアスリートが集まっている。「強さとは?」答えが見えたら面白いのでは。
2009.03.20
アメリカのドラマシリーズなどの舞台になったことで、日本でも知る人の多い場所、オレンジカウンティー。といっても広大なその土地の中でオシャレなショッピングスポットを見つけるのは至難の業だった。そんな折に、ある知り合いの人に相談した時に教えてもらったのが「Laguna Beach」というスポット。リサーチをし始めると、オレンジカウンティーのはずれにあるその場所は、山と海に挟まれた小さなエリアで、独特の魅力がたくさん詰まっている事がわかった。それから取材交渉に行くまでに時間はかからなかった。1週間もなかったと思う。ハイウェイを降りてから15分程渓谷の合間を縫って走ると、突然目の前に海が現れる。PCH沿いと、Forest ave、Ocean aveといった小さな通り沿いにずらっと並ぶギャラリーと、個人経営のユニークなお店、そして地元の人達が散歩をしているゆったりとした雰囲気に、例え日本からの観光客でもぬくもりを感じずにはいられません。夏に催されるアートフェスティバルを目当てに訪れるのもよし、週末にギャラリー巡りをするもよし。短いイントロの映像はこちらから。www.MO-LA.com
2009.03.19
テキサス。すさんだ荒野を夕日を背負ったカウボーイが馬にまたがり走っていく。そんなイメージだけを持ってテキサスの大学に入学したのが1999年。ちょうど10年前だ。最初のルームメイトはテキサス生まれのインド人。名前はParth。何も知らない俺にクレジットカードの申請の仕方からアメリカでの車の買い方まで教えてくれたナイスガイだ。時は進んで2009年3月。テキサス州ダラスへ4日間の撮影に行った。朝の6時に起きて夜の3時に寝るという超過密スケジュール(っていうか訴えてやる!)の中、最終日前日の夜になんとか時間を作って現場を抜け出して、あのParthと再会。彼は運良くダウンタウンから数分のところに住んでいた。俺がテキサスからカリフォルニアへ移ったのが2002年で、それ以来会っていなかったのでまさに7年ぶり。テキサスに3年間いた間は、Parthはパートタイムの学生で自分で学費を払いながら学校に行っていたのでいつも極貧生活をしていた。寮でルームメイトの間は、ベジタリアンの彼は生のタマネギを部屋でむしゃむしゃ食べていた。そのおかげで部屋はいつもタマネギ臭かった。Parthは寮を出た後、家賃150ドルのぼろぼろのアパートにいたのだが、虫は出る、すきま風はひどい、さらにタマネギ臭いという見事な条件のもと、まさにサバイバルしていた。そして今回、ホテルまで迎えにきてくれて、うまいタイ料理を食べながら話に花を咲かせた。時間は飛ぶように過ぎ、俺たちは支払いを済ませて店を出た。車に乗り込むと彼は意外なことを言った。I'll take you to my houseアパートではない。確かに「house」と彼は言った。驚く俺を尻目に彼は車を走らせ、ダラスのダウンタウンから西に10分程いった所にある閑静な住宅街に入っていった。車を走らせている間に彼はその家を探すのにどれだけの時間を費やしたかなどの苦労話を聞かせてくれた。幾つかの候補から最終的に2つの家に絞り、迷いに迷った挙げ句、今の家に決めて契約書にサインをしたらしいのだが、そのサインをした次の日にダラスを嵐が襲った。暴風雨にさらされて街の木が倒されているニュースを見て、車に飛び込んだ彼は前日に自分のものになったばかりの自宅に向かった。そこにたどり着く途中に、もう1つの候補だった家の前を通過したのだが、その家の横に植えてあった巨木が見事にその家の屋根の上に倒れて、家を半壊していたのだ。血の気がひいた彼は、さらにスピードアップして、今の家に向かった。角を曲がった瞬間に巨大な木が目の前の道路を塞ぐようにして倒れていた。しかもその木は彼の家の前に生えていた木だ。が、運良く、その木は彼の家とは反対方向に倒れ、道をはさんだ反対側にある家の玄関まで達していたそうだ。そんなびっくりな話を聞いている間に、彼は一軒の家の前に車を停めた。彼の家は普通の家だった。中に入ると、床はフローリングで、壁には彼の好きなアートがいくつかかかっていた。3ベッドルームの1つは彼自身のマスターベッドとして使っていて、その他の2つのうちの1つの部屋は、巨大な映画鑑賞用の部屋になっていた。エンジニアの彼はサウンドに対するこだわりが半端無く、俺がテキサスにいる間も音響システムを構築してくれた。その他にも、広い裏庭があったり、キッチンには巨大な冷蔵庫があったりと、学生時代の彼からは全く想像がつかないものばかりだった。そしてもちろん、タマネギ臭くなかった。タマネギ臭くなかったのだ。
2009.03.17
渡米して早10年になる。ロスに来てからはすでに7年目になるわけだ。歳をとるわけだ。車でビーチまで15分程という立地に住んでいながら、サーフィンというものをやったことがない。サーファー系ショップでTシャツを買う時ぐらいが、俺にとって一番サーフィンというものに近づく瞬間だろう。別に泳げないというわけではないし、海に入るのも嫌いではないのだが、いまのところは楕円球を持って芝生の上を走り回る方が向いているということにしておこう。今住んでいる所から西に車を走らせるとRedondo Beach, Hermosa Beach, Manhattan Beachと、ビーチがずらっと並んでいる。特に有名なサーフスポットというわけでもないのだが、朝早くビーチに行くと、母親が小さな子供がサーフィンをするのを車の中から眺めている。そんな光景が見られる場所だ。仕事上で知り合う人も、3人に1人はサーファーだったりする。そんな場所なので、夏にもなるとあらゆるところでサーフィンコンテストが行われる。そしてその中には日本人のみの大会なんかもある。たまたま去年の10月にその大会の映像を撮らせて頂く事ができた。毎年行われているこの大会にはアメリカだけはなく、国外からの参加者もいる程で大盛況でした。また、大会が催される場所も、プロの大会が行われるほどの好スポットなのでサーファーにとってはこれ以上無い条件でした。動画はこちらから左段「サーフコンテスト」→「Japanese Surf Contest」でご覧ください。
2009.02.25
ここ2週間程、OCの奥地?であるLaguna Beachで撮影を行っていました。片道約1時間、距離で言うと70km。ラグナビーチは、海岸線のPCHハイウェイに沿って広がっていて、各所にVista Pointという真っ青な海と海岸線が織り成す絶景を望める場所がある。また、海岸沿いのレストランに足を踏み入れれば、カタリナ島の向こうに沈んでいく夕日を眺めながら上質のシーフードに舌鼓を打てるという、まるで絵に描いた様な場所だ。また、この町はアーティストの町としても有名で、町中を歩くと3軒に1軒はギャラリーというユニークな場所でもある。週末にはたくさんの人がアートを楽しみに州外からもやってくるという。動画は3月に入ってから更新されます。それまでは他のスポットの動画をお楽しみあれ。www.MO-LA.com
2009.02.20
朝が早いサーファーや、午前中家族連れでビーチで遊んだ後に、水着のままでも立ち寄れるような気軽なレストランのご紹介。ここのうりはなんといっても、その眺め。スケーターや自転車が走るボードウォークに隣接されたレストランの壁はすべてガラス張り。まさにビーチにいながらローカルのテイストを楽しめる場所です。立地条件的には「夕日を見ながら。。。」なんていうシチュエーションも考えられるのですが、お店の雰囲気的には上記の通り、どちらかというとファミリー向け。メニューも朝食やランチの系統が多く、値段もとてもお手軽。Scotty's on the strandの動画はこちら裏話という程ではないけれど、ここでインタビューに応じてくれたウェイトレスのジェニファーさんはハリウッドデビューを目指す女優志望というだけあって、とても綺麗な方でした。(動画を見ればわかると思うけど。。。)
2009.02.19
昔、地元にも変な雑貨屋がいくつかあった。まあ雑貨屋というもの自体、いろいろな場所から変な物を取り寄せて置いてあるようなお店だから、雑貨屋というと変なお店になってしまうのはしょうがないのか。。。そして、そういうジャンルはここアメリカに来ても変わらない。というより、加速してしまうこともある。そんなお店を取材したのでここでご紹介。www.mo-la.com左段カテゴリー内のHermosa Beach→Hermosa Beach4で動画が見れます。Hermosa General Storeというお店の名前から「なんでも屋」感が満点。店の前には麦わら帽子やらビーチチェアーやらが置いてあって、「海の家」の雰囲気満点なんだが一歩足を踏み入れると所狭しと物が置いてあって、何故かアフリカンな雰囲気が漂う。ホットソースからビーチボール、水筒付きのサンダル(誰が使うんだ?こんなもん)やアフリカのお面やオブジェまで。とにかくジャンルが広く、なんでも置いてあるので、時間つぶしにはもってこいのお店。ネタ的なグッズも多いので、「迷惑な」お土産を調達するのにももってこいではないだろうか。
2009.02.16
今回は、今までの様なお店紹介という趣旨からは少しずれますが、スヌーピーファンには是非見てもらいたい動画です。Tom Everhartというアーティストなのですが、日本でも個展を開いた事があるということなので、知っている人は知っているでしょう。今回は多くを語るよりも、とにかく動画を見てもらいましょう。4分強のものなので、見応えはあります。http://mo-la.com/ページ下部の新着ビデオ内のサムネールをクリックするか、左側の「アーティスト特集」というカテゴリーをクリックすると、動画を見れます。1つだけ裏話を。彼に見せてもらったアルバムの中に、日本で個展を開いてテープカットをした時の写真がありました。季節は夏で、場所は大阪か京都だったと思います。彼は普段着のTシャツと短パンで出席したところ、周りの関係者は皆スーツを着ていたので急遽スーツを手配しなければいけなかったとか。ところが、ジャケットは手に入ったけどズボンが何故か半ズボンのものしか無くて、へんてこな格好でテープカットを行うことになったそうです。その様子をとらえた写真が、動画のかなり最初の方に出て来るのでお見逃し無く。www.MO-LA.com
2009.02.12
引き続き、ベニスビーチの近所にあるアボットキニー通り沿いの紹介。今回は誌面や雑誌、ウェブ上でも常に高い評価を受けているフレンチカフェ、Lilly'sです。ちなみにLilly'sというお店の名前はフランス人の奥さんの名前であるLiluという名前ををアメリカ風に呼んだところからきているそうです。ここのレストランは、「フレンチ」にも関わらずとてもリーズナブルなお値段。大体1人20ドル~40ドル程でおいしいデザートまで食べれちゃいます。そしてオーナーのヨンさん(韓国人ではありません)はとても気さくな方でした。撮影隊が現場に早く着きすぎて彼の到着を待っていると、なんと自転車に乗って登場し、そのまま店の奥に入っていったことが印象に残っています。また、お店が混んでくるとヨンさんは常連さん達と挨拶やハグをして忙しく動き回っていて、お店のアットホームな雰囲気がどこから来ているのかがよく分かりました。気軽なランチにも良し、ロマンティックなディナーにも良しのフレンチカフェ。動画はこちらをクリック。www.MO-LA.com
2009.02.09
Hermosa Beachというのは、サンタモニカから南へ数十キロ下ったところにあるビーチだ。かつてはサーフィンのメッカで賑わった場所も、今は古き良き時代の匂いを感じさせる、ゆったりとした雰囲気が心地よい場所だ。そんなHermosa Beachも夜になると一変する。日が暮れて間もなく、クラブやライブハウスを求めて長蛇の列ができ、その集団を目当てにレストランやバーがオープンし始める。Hermosa Beachを訪れる人は、是非夕方から夜までいてほしい。陽が高いうちはかなり閑散とした雰囲気なんだが、夜、特に週末の夜なんかは同じ町とは思えない程にぎやかになる。ライブハウスやバーでお酒を飲みながらライブミュージックを楽しみたいという方にお薦めなのが、Lighthouse Cafe と Cafe Boogaloo。運良く2つとも取材できたので、下のリンクから是非見て頂きたい。Lighthouse CafeとCafe Boogalooの映像はこちらここで裏話を1つ。Lighthouse Cafeの映像の中で紹介されているKiller Nachosは、合計4人で食べたが食べきれなかった。まるで小さい頃遊んだ「山崩し」みたいに四方から削りながら食べたが、富士山で言うと5合目に辿りつく前に力尽きた。さらに、容赦なくトッピングされているハラペーニョにも苦戦した。カクテルドリンクもそのKiller Nachosに負けず劣らずのサイズで、ストローが3本とか4本ついてくるので、大体それぐらいの人数で飲めということだろう。その反面、Cafe Boogalooの飯は質が高かった。ルイジアナを意識したサザンスタイルのものばかりで、値は少し張るが価値はあるものばかりだ。Lighthouse Cafeの様な豪快さは無く、落ち着いた店内の雰囲気とも相性がぴったりのメニューだった。www.MO-LA.com
2009.02.06
なかなか日常生活の中で自分に対して憤りを感じる事は少ないが、最近そういう思いをしたので書き連ねておく。先日日本から帰国した際のこと。とある日系航空会社を利用した訳だが、チェックインタイムを過ぎてからのチェックインだったため、飛行機の後ろの方に座る事になった。機内はそんなに混雑していなかったので、9時間程のフライトもそれほど苦ではなかった。飛行機はロサンゼルス空港に到着して、シートベルトのサインが消え、乗客が荷物を降ろして、飛行機から降りるのを待っているその時、ある事件が起きた。周りの乗客は今か今かと前方の客が動き始めるのを待っていたとき、俺は何故か斜め後ろに待機していたスッチーを見ていた。まあ、目の保養にもなるし。そしてある瞬間にちらっと振り返ったときに、スッチーはたまたま壁についている電話で誰かと話していた。その隙をみて、そのスッチーの後ろからデジカメを持ったおっさんが近づき。。。「パシャ」とスカートの中を逆さ撮りするのを目撃してしまった。それには俺も面食らった訳だが、どうしていいか分からずしばらくぼーっとしていた。そのおっさんを改めて見ると、太った白髪の中年オヤジで、まさに「いかにも」という感じがした。何故か非常に腹が立った。そのスッチーは電話を終えて、俺のすぐ後ろで待機していた。「何か言うべきだろ」と自分の中で衝動があったのだが、「何を言えばいいんだ?」とか「このおっさんに聞こえるように言うべきなのか?」とかいろいろ考えているうちに列が動き出してそのまま飛行機を降りてしまった。ちなみに俺の脳内の中でのシミュレーションはこんな感じだった俺:すいません、さっきスカートの中逆さ撮りされてましたよスッチー:え?ほんとですか?誰がそんな事を?俺:あそこにいる太ったおっさんです。スッチー:最悪よ。なんてことなの。訴えてやる!俺:それでは僕が証言者になりますので。(名刺を渡して)こちらに連絡くださいスッチー:わかりました、それでは今夜私のホテルの部屋で詳しいお話を聞かせてください俺:うはwまあそんな妄想はいいとして、入国審査~税関とずっとそのデブオヤジが許せなかった。それ以上に何も出来ない自分も許せなかった。そしてそんな見知らぬオヤジのせいで、その日1日胸くそ悪い日になってしまった。無念だ。
2009.02.05