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農業共済新聞より
中国餃子事件から2年が経ち、 一般紙やテレビは食の安全問題への関心を弱めている。 一方、2009年4月から12月に空港や港で発見された 輸入食品の食品衛生法違反件数は 1148件に達し 2009年度の総数が2008年度の1150件を 大きく越すのは確実となった。 年間約180万件の輸入食品の届出件数のうち 発見される違反件数は0.1%未満。 しかしその違反内容はアフラトキシン(カビ毒)の検出や 防腐剤の過量残存など、 いずれも消費者の口に入れば 健康障害が起こりかねないケースだ。 厚生労働省は毎月の違反内容(100から170件)を公表するが、 報道機関は見向きもしない。 違反の増加傾向を国民に知らせる価値は ないのだろうか? 輸入食品の検疫体制も問題である。 民主党のマニフェストは全国31の検疫所の 検査官約300人による検疫体制の拡充を提起したが 来年度の厚労省の関係予算は26億円から 23億円に減額される。 輸入食品の監視システムの改善と 輸入手続きの最適化を進めると 厚労省はいうが これで国民の食の安全は 保障されるのだろうか? そもそも実際の検査は 輸入食品件数の3から4%で、 それもサンプル調査である。 「再発防止の努力」は大事件が再び 起きない前に実行されなければならない。 薄井 寛 みなさんはどう思われるのでしょうか? 外食産業のほとんどが 輸入に頼っています。 冷凍食品も レトルト食品も。 みなさんが口にしている食品は だいじょうぶ?なのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 21, 2010 02:40:29 PM
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