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カテゴリ:朝練
年末の諸事が粗方片付いた昨日30日、いつもの浜で漕ぎ納めてきた。 結構な低気温の朝。『やっぱ寝床に急速潜行すっかなぁ...。』などと弱気になる自分。年末の掃除やら、買出しやらを毎週少しずつ片付けてきた年の瀬なのだから、ゆっくり起きて、午後からは暖かい部屋で缶ビールでもチビリながらビデオ鑑賞でもしてみたとしても、苦言の一つさえ飛んではこないのだ。しかし、チンピラ親父は、そんな極楽Holidayに一別をくれてノソノソと起き出すのだった。早朝の台所でバナナと、みかんを摂取。太陽が出始めてもキンキンに冷えた空気が漂う中、舟をRoofTop。向かうは、この処御無沙汰の幕張、検見川浜である。 年の瀬も、ここまで押迫ると流石に車が少ない。快適に現着、そして馴染みの諸兄と合流。特に約束をしなくても、顔馴染の諸兄に会えるというのは、浜の良いところの一つである。「風が出る予報だねぇ...。」なんて言葉を交わしつつ、「SurfKayakは愉しいぜぇ~!」なんて勧誘も頂きつつ、ともかく暮の寒風吹きすさぶ中、楚々と仕度をして漕ぎ出した。 浜に出ると、風は予報よりも吹いている感じだった。防波堤内でも白波がチラホラしている状況、舟に乗り込む際にも波が容赦無くコクピットに入り込む。こんな時は岸でグズグズしていたら、冷たい波が、ガン!ガン!コクピットに入ってしまう。ともかく、素早く乗り込んで、風裏になっている処までダッシュ!するしかない。寒風と波に、もてあそばれつつ、水浸しのコクピットに入り込み、辛うじて中央突堤の際まで漕いだ。風裏に入り、一息つきつつスプレーとグローブを装着、前漕ぎの練習を開始。正味30分、防波堤内をグルグルと漕ぎ回る。フォームの練習はは相変わらずグズグズだったが、バランスの練習にはなったと感じている。Inuk改SSの感触は良好!横からの風や波にも、しっかりと踏ん張ってくれた。実に良く出来た舟である。好感触の漕ぎをしつつ、海上にて一服中の諸兄を撮ろうとすると、いきなりの電池切れ表示。寒風は弱まる気配もない。ここらが潮時と判断し、今年の漕ぎ納めとした。浜に上がり、撤収中に再度デジカメのスイッチを入れてみると、なんと起動。さすがは○ニーのナンチャッテ・水中デジカメである。まぁ火が吹かないだけマシか?! 帰路、この一年を振り返った。どうにかこうにか、前漕ぎの基本が見え隠れし始めた感が強い。今までは、ともかく我武者羅漕ぎだったのだが、少しは”舟を前に進めるために何をすべきか”と言う事に気を付けながら漕ぐようになってきたと自覚できた。と同時に、この間、惜しみなき御厚情、御指導を頂いた諸兄に、ひたすら感謝した。 夢のまた夢と思っていた”横浜運河Raceでの1時間30分切り”が現実のものとなった今。来年こそ、”丹沢Raceでの60分切り”を達成したいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.31 07:17:46
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