|
カテゴリ:朝練
今年最初の玉砕Raceから早一週間。相変わらず山積みとなった課題を、少しでも崩すために、大寒の朝練である。 前の晩、珍しく晩酌などしたため、風呂に入って即行で爆睡してしまい、4時過ぎに目が覚めてしまった。『二度寝はヤバイ。寝過ごすな…。』そう判断したのでムクムクと沖出し…。ん?もとい、起き出し、1時間以上もネットを閲覧し時間を潰した。窓の外が白んできた頃、家人も起き出してきたので、共に朝食を摂った。新聞を取りに外へ出た際、今日が大寒であることを実感した。 腹ごしらえも済み、布団も片付け、もはや舟を積んで行くばかりな状態なのに、どうも気が乗らない。『寒ぃ~よぉなぁ~。なんか億劫だぃなぁ~。』水滴のついた窓ガラスをコシコシしつつ、大寒の曇天を仰ぎ見ていると、「あれ?今日は行かないんですか?早く行かないと、漕ぐ時間が無くなりますよぉ~。」と洗濯物を小脇に抱えた愚妻が『ちょっと邪魔よ。』と言わんばかりに後ろに立って言い放った。「おぅ。今、行くところだょ。」チンピラ親父の朝練は、時として家人に背中を押されつつ始まったりもするのである。 出だしこそグズラ、グズラと始まるのだが、水の上に浮かんでしまうとウキウキである。まぁ、チンピラ親父的冬場の舟漕ぎは、大体そんなものなのだ。本日のメニューは、ともかく漕ぐ事。ゆっくりと、ちょびっと長めに漕ぐ事。呼吸が苦しくならない…と言うよりも、荒くならない程度に、ゆっくりと漕いでみた。漕ぎながら、今後の練習メニューを色々と考えた。それと、練習コースも…。更には景色もシゲシゲと眺めてみた。先週までは、ともかく前を向いてヒィヒィ言いながら漕いでいたので、周りの景色なぞに気を配っていなかったのだ。中川。汚いドブ川なのだが、川からの眺めは、けして悪くはないと思った。 6.8km下って八条橋で折り返した。上りは少々力を入れつつも、ペースは変えずゆっくりと漕いだ。武蔵野線の鉄橋を貨物列車が通過した。べつに鉄道マニアではないのだが、川面からの眺めって事で一枚撮ってみた。ふと、この路線が貨物専用だった事を思い出した。今でこそ旅客メインの路線となり、ディズニィーランドへ一直線というイメージが定着しているが、そもそもは物流専用だったのである。今となっては、コンテナを載せた貨車はスカスカ状態、その代わりに、さほど広くも無い川沿いの旧街道を見れば、大陸を走るようなトレーラーが何台もコンテナを運んでいた。色んな事情があるのだろうが、この国の物流状況は、まともな進化を遂げているようには思えなかった。後半は、そんなこんなの、舟漕ぎとは全く関係の無い事柄を、ツラツラと想いながら漕いで、気がつくと出艇場所の弥生橋対岸だった。相変わらず気温は低く、吐く息が白い。着替えもせず、舟をRoofTopし、脱兎の如く帰宅した。午後は当然の如く”お買い物シェルパ任務”が入っているのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.20 22:30:11
コメント(0) | コメントを書く
[朝練] カテゴリの最新記事
|