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カテゴリ:朝練
月末の集計作業から報告書の提出、更には年度末へ向けての事務処理と、今週も全力!全開!で駆け抜けた。独りショムニ的な生業は、モチベーションの維持が難しい。今日もイベント開催に際し、人手が不足との事でサービス出勤である。午前中のみの小規模なものだったのが救いであった。皆の衆は、午後から反省会と称した”打ち上げ”に向かったが、チンピラ親父は失礼させて頂いた。当然、漕ぐためである。来週の独りショムニ的生業へのモチベーションを維持してくれるのは、飲酒よりも漕ぐ事なのだ。 帰宅すると、愚妻は2名の小学生を引率し映画鑑賞へ出かけていた。『よし!行ける。』サクサクっと昼食を摂り、寝坊スケ高校GALに一喝を入れ、舟を積んで、いつもの弥生橋対岸へ車を走らせた。現着は13時過ぎ、とっとと身支度し13時24分に出艇となった。先週は強風とはいえ22kmを漕いで3時間半の時間を費やした。『今日は20km漕げないかなぁ…。』一抹の不安を抱えつつ、ドン引きで浅瀬だらけとなった中川を下り始めた。 漕ぎ出してすぐに、御約束の風が吹いてきた。先週のようなバースト気味のダウン・ブローこそ無いが、コンスタントに吹いている。『ん?向い風って、南風かぁ。先週と逆だぞぉ…。』時間の無い午後漕ぎで、ハヤル気持ちを玩ぶかのようにボーボーと吹いている。辺りの木々はソヨソヨと靡いている程度なのだが、川の上は少々強めである。やはり川は風の通り道なのだ。ともかく、20km漕ぎを諦めずに気合で漕ぐ。しかし、どうも舟が走ってくれない。『あれぇ?潮が上がってきたかぁ?』確実に川を下っているのだが、漕いでいる感触は、明らかに遡上状態であった。それでも、膝を立て、足を蹴り、上体を捻って気合を入れて漕いだ。 休まず漕ぎ続け共和橋をくぐった。時計を見ると1時間15分を回っていた。9kmちょっとに1時間以上かかっている。もはや疑う余地は無かった。上潮で川が逆流しているのだ。『上等ぢゃねぇ~かぁ!つくばExp鉄橋まで行ってやるぜぃ!』何だか俄然気合が入ったその時、「すぃませぇーん!」と岸から声が聞こえた。見ると河川敷グランドで少年野球の練習をやっている子どもと監督らしき大人がこっちを見ていた。『ははぁ~ん。ボールが落ちましたかぁ。』進路を岸へ変更し、グイグイと漕いだ。案の定、ボールが浮かんでいる。「すいませぇ~ん。」「いえいえ。はぃ!どぉ~ぞ。」「ありがとうございました。」お決まりのヤリトリである。さて、気を取り直して、さらに漕ぎだ。つくばExp鉄橋を通過し、時計を見ると出艇より1時間30分が経過していた。時刻は15時、喉を潤し、画像を数枚撮って戻ろうとすると、なんと!舟が勝手に遡上し始め、『あれれ?』って思う間に、今下って通過した鉄橋を、上がって、また通過してしまったのだ。『やっぱ上潮かぁ…。』 復路は上潮にのって、ソコソコ舟が走ってくれるのだが、往路で思いの外、体力を消耗したらしく、力が入らなくなってきていた。日は刻々と傾いてきている。少々焦る…。しかし、焦ってバタツイテも舟は走らない。ここは、ひたすら漕ぐのみである。前傾姿勢、腕を前に伸ばして、上体を捻って、足を蹴って、一つ一つを確認しつつ漕いだ。出艇より2時間が過ぎた辺りで、流石に、くたびれて『よし!5分休憩しよう。』と漕ぐ手を休めた。舟は、ゆっくりと勝手に遡上しているのだが、ともかく休憩をとった。長い5分間だった。結局、今回の20km漕ぎで、キッチリと休んだのは、この5分だけだった。あとは水分補給程度で、せいぜい2~3分程度のものが4回くらいだった。結構ヘトヘトになって無事帰着。往復で2時間52分の20km漕ぎとなった。明日は子守り任務が入っている。やる気バリ!バリ!である。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.03 23:33:12
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