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2007.03.10
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カテゴリ:朝練

 相も変わらず先が見通せない週末が続いているが、とりあえず毎週、20km漕ぎが継続している事に、安堵と感謝をしているチンピラ親父である。今週もガッツリ!書類と格闘し、自己検査にてミスを小事にて処理する事ができた。独りショムニの生業と言えども、仕事である以上は組織の中である。手前勝手な段取りで処理を進めていては、自己満足の域を脱しておらず、社会通念上、それは”仕事”と呼べないモノなのだ。事務処理能力の限界が低いチンピラ親父は、せめて仕事に対する気概だけは高見を目指していたりするのである。同業種の輩には、「本社や支社の連中は冷たいから…云々。」なんて言う者も少なくないが、そうは思わない。むしろ、今回のようにミスを自己検査にて発見し、迅速に報告すれば、親身になってバックアップ(ある意味、感謝の言葉も聞けたりする。全くもって、恐縮の行ったり来たりである。)をしてくれるのだ。考えてみれば、事務処理を統括している連中なのだから、末端で何が起こっているのかが、早くて正確に伝達される事が第一なのだ。末端が勝手な判断で、事実を隠したり、もみ消したり、報告を遅らせたりする事は御法度なのである。また統括する側は、そういう事を誘発させるような雰囲気が現場に無いか、常に目配せを怠ってはいけないのだと思う。…と、朝練の枕にしては、雑感的な内容になってしまったが、まぁ、それくらい今週は色んな処理が続いたのだ。(苦笑)

 週半ばに、ガキから週末の自転車乗りについて”御誘い”を受けていたので、またしても向こう合わせで先が見えない。金曜日の風呂では、川向こうのゲーム屋までの距離が気になって、どうやら弱気が刺して来た様だった。「どうしようかなぁ…。」との弱気を責めもせず、かといって励ましもしない。ただ事実を提供する。「日曜日は雨予報だから、行くのなら土曜日だね。明日の朝、もう一度考えたら?」

 明けて翌朝、「やっぱやめとくぅ…。」の一言にチンピラ親父の行動が決まった。『よし!漕ぐぞっ。』いつもなら起き掛け即行にて川原へ向かうのだが、ガキの意向を伺っていたので出遅れている。バタバタと舟をRoofTopし、川原で出艇態勢になったのが10時ちょぃ前だった。『20kmを漕ぐと昼過ぎかなぁ…。』するとそこへガキからの携帯電話、「ねぇ。トイザラスで買いたい物があるから、自転車で行こうと思うんだけど、何時に帰ってくるぅ?」何を思ったのか、川向こうのゲーム屋よりも近い巨大玩具商人の店舗へ自転車で行きたいと言う。まぁ何はともあれ、自転車で行くという処で合格である。昼に戻るので午後から行くという事にして電話を切った。『今日こそ20km漕ぎは無理かもぉ…。』心は半べそ状態で漕ぎ出すチンピラ親父であった。

 本日は、お日柄も良く…。なんて、風も無く順調に漕ぎ下る。時間が遅いせいもあり、場所によっては釣銀座状態。しかし中川は、通過する分には険悪な雰囲気にはならない。ここらあたりも親父漕ぎには有り難い事である。5kmを過ぎた辺りで草亀と擦違う。甲羅の大きさが20cmほどの立派な亀だった。マジ漕ぎModeの最中だったので急停止できず、それもでも引き返してみたが画像に収める事は出来なかった。残念!…と、この辺りより、御約束の風が出始めた。予報通り南よりの向かい風であるが、気にする程の強さではなかった。1時間が経過し、共和橋の手前で喉を潤す。ともかく今日は”遅出の早帰り”を約束してしまったので、ユックリと休んでもいられない。『やっぱ今日はExp鉄橋までは無理だな。ハナ公園で引き返そう。まぁ、それでもギリギリ20kmは漕げる。』そう踏んで、とっとと漕ぎ出す。10分弱でハナ公園到着。菜の花や、桃の花が盛りを向えつつあるようで、花見の人出も多く見られた。『こりゃ当分、週末の出艇は避けた方が無難か。』なんて思いつつ、即行で折り返した。

 先週とは違い、まさしく川を遡って漕いだ。途中まで追い風が吹いてくれて、これが唯一の慰めだった。今週も20kmを漕げた事は良かったが、ともかく昼には帰宅せねばならない。ヘバリつつも吉川橋の先まで一気に漕ぎあがった。時計をみると12時を少し回ったくらいだった。『よし!なんとか昼には帰れるな。』最後の力を振り絞り、弥生橋対岸まで漕いだ。






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最終更新日  2007.03.11 11:16:38
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