なんと!運のイイ事に愚妻のサポートは10時半からって事になった。もはや何の迷いも無く、「ぢゃっ♪行ってくっからよぉ。」と言い放ち、昨日と同じ弥生橋対岸へ車を走らせるチンピラ親父であった。
現着すると、昨日同様、鯉釣師の方々が竿を出していた。本日も時間が無いので、とっとと舟を降ろし出艇準備である。タイミングよく準備が整った頃、数人いた釣師の一方が、川の水を汲みに岸辺に来られたので、「おはようございます。ちょこっと舟を出させて頂きます。」と御挨拶をすると、昨日同様、「おっ。どうぞ!どうぞ!」と好感触を得た。その後は、軽く、お決まりの会話。「何処まで行くんですか?」「重いんですか?」「随分、細いんですね。」等の質問に応え、本日も和やかな出艇となった。
予報では北西の風が強まるとの事だったが、強まるどころか、既に結構吹いていた。しかし、昨日とは反対の北風なので、往きはヨイヨイだ。調子込んで32分で下ってしまった。『へへっ!イイ感じぢゃんよぉ~♪』なんて余裕ブッコキつつ給水&回航を済ませると、世の中そうそう上手くはいかないもので、昨日よりも数段強い向い風が、容赦無く吹きつけてきたのだった。『ドッシェー!?でもまぁ、冬場の吹き降ろし程ぢゃねぇ~からなぁ…。』なんて、ここでは多少の余裕もあったのだが、漕ぎ上がるにつれ、ドピーカン高気圧特有のDown Blowが吹きつけ、吉川橋を過ぎてからは、Paddleに絡みつくほどにまで強まったのであった。タイムは復路57分…、如何ともし難しってところか…。
結構、ヘロヘロとなった朝練になった今回。しかし、これで今年になってからInukの積算漕行距離は、300kmを超えた事になる。コツコツと出来る事を積上げていくのみである。