ほぼ週刊☆東雲色Surf舟便

　丹沢湖カヌーマラソンが迫ってくる。今年こそ60分を切りたいとの思いを糧に、週末の朝練である。生業やら、家事任務やらの諸事からくる疲労を跳ね返し、舟を積み、近所のドブ川へ。漕げども、漕げども、ピン！とくるものが、今一つ得られていない昨今である。それでも、先輩諸兄の御厚情を頼りに、あの手、この手で朝練を繰り返す。『ん？何か掴めそうだぞ！』って感じた翌週に限って、諸事に翻弄され、丘河童だったりする。まさにチンピラ親父的朝練は、一進一退なのだ。

　そして今回。またしても『むむむ！もしや？』って感じの感触があった。Paddleを押すイメージの漕ぎと、引くイメージの漕ぎである。以前からも、沢山の先輩方から御教授頂いている事項ではあるのだが、ようやく、ここへきて自分の漕ぎに直結して考えられそうな状況になったのである。うまく表現できないが、速度を上げるには引き漕ぎで、その速度をなるべく落とさず巡行するには押し漕ぎのようなイメージがしているのだ。諸先輩からの貴重な御言葉は、未熟者の私には、豚に真珠状態である。しかし、漕ぎながら考え、考えながら漕いでいると、『おぉぉ？！もしかしてぇ？！』って感じで解ったりする時があるのだ。

　願わくば、今週末の朝練が諸事に忙殺されない事を…。切に…。(-人-;)